毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
ああ、なんてことでしょう。毎回楽しみに読んでいた新世紀抱き枕系コラム『すあまにあ倶楽部』が、突然の連載終了……。
全世界とまでは言いませんが、マエストロ界には確実に激震が走りました。そして思わず涙。
愛する人のために、抱き枕ともう一人の自分を潔く捨てたすあまさん。切ないけど、いい話。でもやっぱりちょっと切ない。
もしも最愛のダーリンに「僕とオナニー、どっちを選ぶの?!」と言われたら、一体私はどうするのかしら……なんてことを一瞬真剣に考え込んでしまった、オナニーマエストロ遠藤です。
でも、女性の立場から見ればこれ以上の深い愛はないと思います。
すあまさん、幸せになってくださいね。わ、私の分まで!
とまあ、そんな感じで同志の幸せに胸をジンワリさせつつ、今日も元気にリア充とは程遠いオナニートークを続けるマエストロ。
エロエロ体験漫画家・ドルショック竹下先生に聞く肉食系女子のオナニー、第5回目です。インタビューは好きなんだけどまとめるのが異様にヘタな私……。なんだか話がどんどん長くなっていきますが、もう少しお付き合いくださいまし。
――ドルさんが肉食系である根幹には「ヤッたらどうなるか知りたい」っていう好奇心が強くあるみたいですけど、「これはムリ!」っていう時はないの?
ドルショック「濃い顔の人とかダメですよ~。元々九州の家系なんで、親戚一同顔が濃いんですよね。だから濃厚顔の人だと近親相姦してる気分になっちゃう(笑)。この間取材で外人とヤラなくちゃならない時があったんですけど……」
遠藤・Iさん「すごい仕事ですね!」
ドルショック「ある雑誌の逆ナン取材で、アラブの富豪をゲットしたんですよ。普通のイケメンじゃなくてあえてアラブを捕まえちゃうってバカで面白いなーと思ったんですけど、これはさすがに濃かったです」
――そりゃ濃いでしょう。世界一濃いよ!(笑)で、その濃いのとヤッたの?
ドルショック「ちょうど生理になっちゃったんで、残念ながら……。あと場所がベンツの中だったんですよ。高級車のシート汚すの嫌なのでお口で済ませました。いいチンコしてたんですけどねえ」
――ははは、怒られるの嫌いなんだもんね。でも、あんまりデカくて固いと怖くない? 生理的に。
ドルショック「確かにちょっと怖いかも。でも『こわーい、けどヤッてみたーい♪』みたいな感じで(笑)」
――私は逆に、まったく知らない人とセックスするくらいだったら親とヤッたほうがマシみたいなのがある。
ドルショック「えぇー! “知らない人とするんだったら、仲がいいけど恋愛対象じゃない異性としたほうがいい"っていうならわかるけど……。私は全然知らない人のほうがいいですねえ。よく知ってる人だと笑っちゃいそう」
――だって気心の知れた相手だったら、何か粗相したとても「あー、ごめん。あれナシってことにして」って言えるじゃん。
ドルショック「それだったらゆきずりのほうがいいんじゃないですか。何かあっても二度と連絡とらなきゃいいだけだし」
――……あ、そうか。
ドルショック「親しい人にセックスの秘密を握られてるっていうのは嫌かも。『こいつでアンアン言っちゃったのか』と思うと恥ずかしいっていうのもありますね」
ああ、気を抜いて話してると、どうしてもセックス話になってしまう……。アラブの富豪を逆ナンとか面白すぎるだろ、ドル先生!。・゚・(ノД`)・゚・
このままでは“遠藤遊佐のオナニー平和主義"ではなく“ドルショック竹下のセックス爆笑主義"になりかねませんよ。なんとかオナニーの地位を回復しなくては。
――あのう、ドル先生、ちょっと聞いてもらえます? 最初(対談する前に)考えてたのはですね、セックスよりはオナニー推しでいきたいってことだったんですよ。私はオナニー好きなので、オナニーをするとみんなが幸せになるっていうことを訴えたいんです!
ドルショック「ふむふむ」
――一般的に今の世の中では「オナニーはセックスできないかわいそうな子が仕方なくするもの」みたいなイメージがある気がするんですよ。でも、実際はそういうものでもないですよね。男の場合で考えれば、ヤリチンがオナニーするのって全然普通じゃないですか。
ドルショック「そうですよね。女子にももちろん性欲はあるし、オナニーする人は自分で自分の性欲を面倒みれるんだからいいことですよね」
――そうやって考えると、肉食女子という“セックスが足りてる人のオナニー観"ってどんなもんなのかなって思ったんですよね。あの、セックスとオナニー、どっちがいいかなんて決められませんよね?
ドルショック「どっちが上とかはないですよね。セックスをよくする人間としては(笑)、オナニーを頻繁にして自分の快感についてしっかりわかってたほうがセックスも楽しめると思いますよ。私は女性誌の取材受けた時なんかによく言うんですけど、セックスしたいんだったら鏡で自分のマンコも見れないようじゃダメだろと。自分が見てないものを男に見せるってどうなんだと」
――ああ、確かに!「見たことないですぅ」とかいう女の子いるけど、自分で舐めたことないものを男の人に舐めさせるって考えようによっちゃスゴイことだよなあ。
ドルショック「いや、セルフクンニはちょっと難しそうですけども(笑)。どんな形なのかとかどこが感じるかとか、わかってないものを差し出すほうが恥ずかしいですよ」
――処女よりもソープのお姉さんのほうがよっぽどマンコが清潔だとか、よく言いません?
ドルショック「ヤリマンのほうがマンケア(※マンコのケアのことらしい)してると思いますよ。ちなみに私は今パイパンです(笑)」
――おお、マンケア。さすが肉食系だ! でもね、遠藤のリサーチだとヤリマンにも二種類あるの。一つは普段からエロいパンツとかはいてヤル気満々の叶姉妹みたいなヤリマン、もう一つは逆に3枚1000円みたいな毛玉のついたパンツ穿いてるヤリマン。叶姉妹系ヤリマンは、セックスじゃなくて何か別のものを求めてるような気もしてわかりやすいんだけど、安売りパンツ系のヤリマンはすごいですよ。そんなふうに見えないのに案外ものすごい数こなしてたりして、グッとくる。
ドルショック「ああ、わかる! そっちのほうがドキドキするな。安売りパンツ系のほうが女の業を感じますよね」
――セックスにもつれこみそうな時には勝負下着つけるとかっていう信仰があるじゃないですか。でも、実は勝負下着のことなんて考えたことなくて常に上下の柄が揃ってない女子のほうが、ガンガンヤッてる気がする。逆に勝負下着つけるようなタイプは、誘われても「ちっ、今日はダサいパンツだからやめとこう」ってなりそう。
ドルショック「叶姉妹みたいな自分を作り込むタイプのヤリマンは、男になりたいんじゃないかって思いますよ。チンコが欲しいっていうか、逆に男っぽいと思う」
――ええっ、なんで?
ドルショック「そういうタイプって男をよく知ってるから、自分を使って男の夢を具現化したい願望があるのかなとか」
――なるほど、クジャクもオスのほうが綺麗ですしね。……ってそれは違うか(笑)。でも、男尊女卑っていうのともちょっと違うんだけど、自然界では美しさにおいても男のほうが上だったりするよね。
ドルショック「本来、動物界での女っていうのは選ぶ側じゃないですか。子供を産めるのは女のほうだから、マンコ開いてればとりあえずオスが寄ってくる。だからオスのほうに美しさっていう武器が備わってるわけですよね。でもそれが逆転して、叶姉妹みたいに選ばれることに快感を感じるタイプは、むしろ男性的な気が」
――言われてみればそうかも。面白いなあ。
ドルショック「私は『勝負下着でキメたい』っていうのと『3枚1000円でもまあいいか。ヤッちゃえ!』っていうのと両方持ってる感じかも。普段は全然気を使わずにゲイみたいなパンツ(?)履いてるんだけど、そういう時に限って飲み会の席でテンション上って脱がされちゃったりするんですよねえ……」
――ははは。それ、シラフでやるからすごいよね~(笑)。
ドルショック「写真にバッチリ残された後で『しまった!』って思いましたよ。勝負下着で行けばよかった、って」
――そっちかよ!
ううむ。オナニー界と肉食女子界を代表するインテリ同志がぶつかり合うだけあって、なんとなくアカデミックな話題になってきました。でもオナニー話は一体どこへ……??(泣)
「次こそ……次こそはちゃんとまとめるから!」と涙目になりながら、次回に続きます。
あ、ちなみにマエストロは主にユニクロのパンツを着用しております。聞いてないですかそうですか……。
(続く)
10.02.20更新 |
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