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毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
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↑彼がその昔“幕末塾"というアイドルグループのトップメンバーだったことを覚えている人は、一体何人いるんでしょうか。グルメ番組で「食のIT革命や〜!」とか言ってる姿は、もはや織田無道にしか見えません……。ああ、仕事って厳しいものなのね。
ちなみに私が今一番心配しているのは、『シルシルミシル』に出てる新人AD堀くんです。見るたび膨れてる。
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『夜明け前 Before Dawn』
歌=幕末塾 ASIN:B00005MT17 定価:2920円 発売:1989年7月5日 レーベル:NECアベニュー |
↑こちらが“幕末塾"時代のCDジャケット。さあ、彦摩呂先生はどれ? みんなで探してみよう!
親戚の三回忌で年の離れた従姉妹と15年ぶりに会ったら、見違えるように立派なおなべに成長していてびっくり。(実話)
あぐらをかいてちらし寿司食べてる姿は、どこから見ても彦摩呂でした。オナニーマエストロ遠藤です。
ちなみに下着はブリーフ派、おっぱいはDカップだそうです。(俺より大きい……彦摩呂なのに……)
若干のショックを受けつつ、淫語AVサイト管理人・淫語魔さんインタビュー、第二回目でございますす。
――いやあ、淫語魔さんて私が思ってたよりも普通の人ですね。いや、普通っていうと変なんですけど、なんかこう「淫語AVマニュアル」を見た感じだと、恐ろしいくらいのこだわりがあるのかと。淫語マニアの人って案外淡白なのかしら。
淫語魔「こだわりはありますよ。インターネットを始める前はエロに対する姿勢って“自分対エロ"でしかなくて、他の人の性嗜好なんてわからなかったけど、情報を求めて2ちゃんねるの淫語スレを見るようになって、いろんな譲れない部分があるっていうのを実感しましたね。そこには“チンポ"じゃないとダメって人も、“おちんちん"じゃないと絶対興奮しないって人もいる。そればかりかチンポ派とおちんちん派が大真面目に争ってたりするんですよ」
――ははははは。(←大喜び)
淫語魔「普通だったら、こいつらなんでおちんちんかチンポかで喧嘩までしてんだろうって思うでしょ。自分の人生とか人格まで否定されるようなことじゃない。でも、なんかわかる気もするんですよね。僕はその論争については冷静でいられるけど、もしオマンコがオマンコじゃなかったらたぶん嫌ですしね。まあ、そうは言っても“チンポ"か“おチンポ"かで喧嘩してたりするの見るとびっくりしますけどね。“お"が付いてるか付いてないかだけなのに!」
――丁寧に言うか言わないかだけですよね。
淫語魔「あと、“お"がついてると子供っぽいからダメだっていう意見もある(笑)。でもこれは別に淫語だけの問題じゃなくて、AV好きの人って結構そういうことで喧嘩してますよ。たとえばレズビアンの方に聞いたんですけど、レズも“お道具派"と“生指派"に分かれてたりするんですって。あと“着衣派"と“脱衣派"とかね。好みの問題だって割り切ればいいんだけど、必ず喧嘩になる。性の問題っていうのは余程自分の人格形成にかかわってるんだなあと思いますよ」
――うーん、でもエロとか食べ物とかの好みはムキになりますね。本能に直結したことだからかなあ。どうしても「えっ、こっちのほうが旨いじゃん!」ってなっちゃう。
淫語魔「でも、傍から見ると松屋が旨いか吉野家が旨いかで大喧嘩してるのって、わけわかんないですよ」
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↑何を隠そうマエストロは松屋派です。牛丼じゃないものがいろいろあって好き。
――そりゃそうだ。ちなみに淫語魔さんは“チンポ"と“おちんちん"だと、どっち派なんですか?
淫語魔「いや、僕は男性器は興味ないんで!(きっぱり)マンコの言い方でどれが好きっていうのも特にないですねえ……。当時2ちゃんで“マンコ"の対抗馬として頑張ってたのは“オメコ"なんですけど」
――へえ。でも“オメコ"って方言じゃないですか。
淫語魔「ええ。“オメコ"は標準語じゃないからメイン舞台に出てこれないんじゃないかって思うんですけど、関西人からの人気は根強いんですよ。『やっぱりオメコじゃないとね!』って人は確実にいる」
――えー、でもやっぱり同じ基準で争うのはどうかなあ。純粋に性的な好みっていうよりも生まれつきの環境で好き嫌いが決まっちゃうわけでしょう。
淫語魔「でもねえ、アクセス解析で検索ワード調べてみると、そういう人って“オメコ 画像"とかで検索して僕のサイトに来てるんですよ。ちょっと考えれば標準語の“オマンコ"のほうが絶対に確実にヒットするってわかりそうなもんだし、探してるのは画像なんだからオマンコでもオメコでも呼び方の好みなんて関係ないんだけど、やっぱりオメコなの。そこは譲れない(笑)」
――関西の人にとっては、『オメコはオメコ以外の何者でもない!』んでしょうかね。
淫語魔「そう思いますよ。っていうか、どうやら現在ではそれもドーナツ化現象が起こってるらしくてですね……あ、そうだ。ちょっと資料持って来たんですけど、出してもいいですか。神戸たろう監督のデビュー作と言われている……」
(ガサゴソとDVDを取り出す)
――おお、『淫語しまっせ』だ!! なつかしい〜。
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↑神戸たろう監督『淫語しまっせ』。この時期のSODって本番ナシのゆるエロAVがいっぱい出てて、正直マエストロは「こんなの誰が観るんだろう」と思ってたんですが、淫語魔さんが観ていたのですね。
淫語魔「これ、大阪編と京都編が出てるんですよね。見てるとわかるんだけど大阪の子はあんまり“オメコ"って言わなくなってる。“オマンコ"のほうが多いくらいなんですよ。特に梅田とかなんばとか中心部に行けば行くほど標準語に近くなってて、『オメコって何?』って聞いてたりするの」
――ええ〜! それはオメコ派にはショックですね。
淫語魔「でも、京都編のほうにはまだ“オメコ"文化が残ってる。たぶん同じ関西でも田舎に住んでる子のほうが“オメコ"率が高いんですよね。デキる監督さんだとそのへんまで研究して、普段は“オマンコ"って言ってる関西娘がついつい“オメコ"って口走っちゃうみたいな設定をつけたりもしてるんです。で、そういう作品ってやっぱりオメコ派の人からは評判が高い。でも、関西出身じゃない女優さんに無理矢理“オメコ"って言わせてるようなのには文句がつくの。『アクセントが違うっ!』とか」
――こだわりだなあ(笑)。すごいなー、同じ関西でも聞き分けられるんだ。淫語マニア恐るべし! 淫語魔さんが淫語好きになったのって、もともと言葉に興味があったからっていうのもあるんですかね。
淫語魔「遠藤さんって、子供の頃深夜放送聞いてました?」
――超聞いてました。オールナイトニッポン! 笑福亭鶴光でおま!
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『笑福亭鶴光のオールナイトニッポンDELUXE 鶴光でおまっ! 』
出演=笑福亭鶴光、みうらじゅん ASIN:B001NOQD12 定価:5000円 発売:2009年2月25日 販売元:ビクターエンタテインメント |
↑エロカマキリこと笑福亭鶴光。いやあ、やはり深夜放送といえばコレですよ! (っていうか、実は当時長野にはAM局が一局しかなかったので、これしか聞けなかったんですけどね……)
淫語魔「おお、同志! 以前淫語のチャットで同世代の方と話した時にも『どうやら僕らは鶴光の呪縛にかかってるらしい』って話になったんですよ。あれはねえ、淫語好きになる一つの要因としてあるんじゃないかと」
――鶴光のオールナイトって、夜中に「おめこ〜」とかいうんですよね。「乳頭の色は〜?」とか。あれって当時中学生が普通に入手できるエロの最たるものだったなあ。たまに五月みどり呼んでエロドラマとかやってて、今考えると豪華だった(笑)。
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↑アラフォー世代のセックスシンボル、五月みどり。そういえば以前花津ハナヨ先生も「初エロビデオは五月みどり」って言ってたなあ。
淫語魔「そうそう〜(←満足そう)。五月みどりとか『後ろから前から』の畑中葉子とかね。あと鶴光に本番中“マンコ"って言わされて謹慎になっちゃった松本明子とか!(※にわかに四十路トーク炸裂中)アイドルにも淫語を言わせてたんですよ」
――わざわざ「イク」って言葉にエコーかけたりしてね。今考えると羞恥プレイだ。
淫語魔「それでちゃんとオナニーしてましたからね。今あのテープが残ってたらヤフオクで高く売れるんじゃないかなあ(笑)。当時はそれくらい大事な素材でしたね」
――穿った見方をすると、エロが耳から入ってきた世代だっていうのもあるのかもしれない。そういえば、エロテープって昔ありましたよね。アンアンいってる喘ぎ声を録音しただけのやつとか。私は昔新宿二丁目のゲイショップで三社祭のエロテープ買ったことある(笑)。なんであんなの買ったんだろう。屈強な男の声で「そいやそいや!」「兄貴ィ!」とか入ってるの。これもエロなんだ……と思った記憶がありますねえ。
淫語魔さんのサイトを見ると、このビデオはオマンコって何回言っててオメコは何回で……なんて表が載ってたりして、私みたいな凡人には理解不能なマニアックな話なのかと思ってたんですが、そうでもないのかも……。
鶴光のオールナイトニッポンを毎週エアチェックしていた私も、もしかしたらふとしたきっかけで淫語マニアになっていたかもしれない。そう考えると嬉しいような困ったような。
懐かしい話に嬉しくなって、思わずyoutubeで『おもろない音頭』を検索してしまったマエストロでありました。というわけで、以下次号。
(続く)
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淫語魔 自称、日本一淫語AVを見ているAVユーザー。淫語AVをさらに普及させるべく、淫語AVレビューサイトを主催する。それ以来AVを見てはチンポ、マンコ等の発言回数をカウントし、気に入った台詞を一語一句、正確に抜き出す日々が続く。それらの苦労をブログにてボヤキ始めたところ、なぜか業界の一部で評判となり監督たちとも交流を持つようになる。AVを見て哲学する40代のオヤジ。歴史、民俗、宗教関係も好き。
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(C)花津ハナヨ
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛する三十路独身女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。
遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」
10.03.27更新 |
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