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onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
ここのところ、バイトやら内職やら家族サービスやらが一気に立て込んできて、あまりの忙しさにやさぐれまくっていた私(←10年近くニート生活をしていたので打たれ弱い)。
「やばい……このままでは鬱になる!」と危機感を覚えたため、ストレス発散しようと突発的に“京都・大阪食いだおれツアー”に行って来ました。
一泊二日、滞在時間は24時間という弾丸スケジュールだったので、あまりいろんな場所は回れないだろうと、厳選して訪れたのは清水寺と西成地区。
せっかく京都に来たんだからとりあえず一箇所くらいはお寺参りをして、その後大阪で串カツや焼肉を食べまくろうという魂胆だったんですが、帰ってきてから思い返してみると、中国人観光客とワンカップ片手にぶつぶつ言ってる酔っ払いのおじさんにしか会ってないような……。
吉本芸人は……舞妓さんは……あれー?
でもいいの、超楽しかったから。
ジャンジャン横丁・八重勝の串揚げだったら20本は軽くいける! オナニーマエストロ遠藤です。
しかし、ほんとにイイなあ〜、関西。
特に西成地区のまったりどんより具合には心底癒されました。
だって、立ち飲み屋にモーニングサービスがあるんですよ。なんだそれ(生ビールに塩昆布とゆで卵がついて350円)。
ああ、年をとって年金暮らしできるようになったら、ジャンジャン横丁に引っ越したい。ぽわーん……。
まあ、そんな感じで存分にリフレッシュしたマエストロ。
正直、肝臓の疲れは倍増したけど気にしない気にしない。新たな気持ちで潮吹きオナニーに臨む所存であります。今の世の中、オナニストといえども潮吹きくらいできなくては、ギャルどもにバカにされてしまう!
とはいえ、実際にどうすれば潮が吹けるかというと、よくわからないというのが現状なんですよね……。
だって、私にとって潮吹きというのはAVの中だけの現象なわけですよ。ブラウン管を通してなら毎日のように遭遇してるけど、実物は一度も見たことがない。まあ、言ってみれば人面魚みたいなもん(ちょっと違う。しかも古い……)。
とにかく同じ女とはいえ、自分が画面の中の女優さんのように、水芸のごとくマンコからピューピュー液体を吹き出せるなんて想像できません。
まあ、現時点で私にある潮吹き知識といえば、
■AV女優は大抵吹いている。
■マンコの中に指を入れて、Gスポットのあたりをほじくり返すと出るらしい(出典・加藤鷹)。
の2つくらいでしょうか。どう考えたってこれじゃダメだろ。
というわけで、実際に潮吹きオナニーにチャレンジする前に「女はいかにして潮を吹くか」をリサーチすることにしました。
まずは、AVに出てくる潮吹きシーンをじっくり観察してみることに。
家にあるエロ箱をひっくりかえしてみたら、幸いにもなかなか強力な潮吹きAVが見つかったので、すかさず再生。あらよっと。
うーん。セックスじゃなくオナニーでの潮吹きだし、カメラに向かってやってくれてるんで非常にわかりやすいんですけど、これを観た感じだと「Gスポットのあたりをほじる」っていうんじゃないですね。電マ当てたら途端にピュー!って感じ。ほとんどの子は指さえ挿れてません。
おかしいなあ。なんかで加藤鷹が「膣の上側のコリッとしたところを掻き出すように」って言ってたんだけど。人によって違うのかしらん。
よし、もう一本観てみよう。
タートル今田監督と2人っきりのハメ撮りだし、これなら撮影用じゃない素顔の潮吹き(?)が見られるかも。
……と、思ったんですが甘かった。
「潮吹きとか疲れちゃったからしたくない」なんて言いながらも、感じてくると簡単にピューピュー吹いちゃう大塚さん。しかもやっぱり彼女クラスになると、指を挿れるまでもなく潮吹きできるんですよね。こう、表面のビラビラを(下品ですみません)シュシュシュシュって擦ってるだけでスプリンクラーみたいにプシュー!!
ああ、だめだ……これでは参考にならない。泳げない人にイアン・ソープの魚雷クロール見せて「さあ泳げ!」って言ってるようなもんですよ。
でも、この作品では一つ耳寄りな情報がゲットできました。
大塚さん曰く「潮吹きの撮影が続くときは、毎日水を10リットルくらい飲んでる」とか。
なるほど、「潮を吹きたかったら水分を摂れ!」か。潮はオシッコが体内で水になる前のものだっていう説もあるくらいですから、それはうなずけます。
【潮吹き・明日のために――その(1)水分をたくさん摂るべし】
でも、これだけじゃあダメだよなあ。オシッコが近くなっただけで終わりそう。
やっぱり、実際に潮を吹かせたことのある人の情報が一番有効か……。
というわけで、マエストロの知り合いの中で一番そういうことに詳しそうな二村ヒトシ監督に聞いてみたところ、やっぱり「水をたくさん飲む」「Gスポットの奥を掻きだす」というのがポイントのよう。
「でもねえ。僕が思うに、潮を吹く女性って乳首が感じる男性と同じなんですよ」
――へ? どういうことですか?
「乳首が感じる男って少ないと思われてるけど、それって多分『乳首いじられてアンアン言うなんて男らしくない』って深層心理で思ってるからなの。同じように潮を吹かない女性は、心のどこかで吹いちゃいけないって思ってるから吹かないんじゃないのかなあ」
あー、なるほど。気持ちの問題は確かにありますわな。
「オムツしてるからお漏らししてもいいよ」って言われても、普通の人はなかなかトイレ以外のところでオシッコできないもの。潮吹きだって普通にセックスやオナニーしてる場合はそりゃストッパーかかるでしょう。
「AV女優は、撮影現場では吹いていいってわかってるし、吹けば喜ばれるから心置きなく吹けるんじゃないの」
ふむふむ。納得することしきりです。
実際にチャレンジするときは汚れないように布団の上にバスタオル敷くとか、お風呂の中でするとか工夫が必要ですね。あと、吹きたくなったら我慢しないこと。
【潮吹き・明日のために――(2)心のストッパーを外すべし】
うわー、でもこれはけっこう難しそうだなあ。
自慢じゃないですけど、マエストロは2歳のときにオムツがとれてから一度たりともおねしょをしたことがないという、とっても尻癖のいい少女でした。老母にもよく「遊佐ちゃんはおりこうさんで助かるわー」と褒められていたものです。
それを今さら「吹いていいよ」と言われても……ああ。
でも、とりあえず少しずつ情報は集まってきたような。
あとは、実際に潮を吹いたことのある人に聞いてみればなんとかなりそう。
ということで、潮吹きギャルとして槍玉に上げられたのは、友達の漫画家・H津Hナヨさん(心持ち伏字にしてみました)。
以前、このコラムでオナニー話を聞かせてもらったときに、よく潮を吹くって話が出たのを思い出して、起き抜けにいきなりメールしてみました。
すると、しばらくして返信が。
「うまく説明できないんだけど、Gスポットのあたりを刺激すると、熱くなってオシッコが出そうになる感覚があって、それでもやめずにさらに刺激し続けると『ふあぁ〜』ってなって出るよ!」
おお、やはりGスポットか。そしてオシッコ感が重要、と。
【潮吹き・明日のために――(3) ポイントはオシッコ感。出そうになっても手を止めぬべし】
こうして聞いてみると、AV女優の触ればピューって出る潮吹きは特殊技能みたいですね。
私のような初心者は、地道にGスポットを掻き出しまくるしかなさそうです。でも、なんか「できないことないんじゃないか」って気がしてきた……!
よし、かくなる上はいよいよ実践。中指と人差指の関節を加藤鷹ばりにクイクイ動かしながら次回に続きます。
(続く)
10.11.20更新 |
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