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フランス人ジャーナリストのエロティック比較文化論
気鋭の女性フランス人カウンターカルチャー専門ジャーナリスト、アニエス・ジアールが、「奇妙で豊穣な性文化」について日本の様々な文化的側面から掘り下げていくユニークな比較文化論。第ニ回では日本が誇るエロスの殿堂「秘宝館」の魅力とその源流を探っていきます。
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秘宝館(隠された宝物の家)は一種の「性のディズニーランド」。私が知る限り、日本は「秘宝館」と銘打たれたものがある世界で唯一の国だ。
ではなぜ、日本には秘宝館があるのだろう?
そしてなぜ、日本人はセックスと聞くと笑うのだろう?

最初の説明は文化的なものになる。
日本人にとって、セックスは常に旅とエンターテインメントに関係がある。
明治時代以前、日本のあちこちの道に沿って、特に交差点には道祖神が置かれていた。
道祖神は古くから旅人を護り、現在の標識のように行くべき方向を指し示す役割を果たしていた。現在はその多くが壊されてしまっているが、それは悲しいことと言える。

私が思うに、それは日本文化の美しい比喩なのだ。つまり、日本では道に迷ってしまった時、あなたは生殖器を見なければならない。生殖器はあなたが行かなければならない方向を示してくれる。すなわち喜びと楽しさを基準にして前へ進めばいいということだ。
日本文化において、セックスはある意味で一つの旅であり、道そのものなのだ。





二つ目の説明は歴史的なものになる。
秘宝館が作られたのは、日本で観光旅行が一般的になった1970年代のことだった。
ここに秘宝館を美しくを撮った写真家・ユルゲン・シュペヒトからの引用がある。
「1971年4月、奥志麻・安房に、秘宝館という日本最初のエロティックな博物館が出来た。それまでの性的な展示は何世紀もの間、神社で見受けられたような修正された男性器と女性器の祭壇的象徴に限られていたが、1971年10月、三重県伊勢に『元祖国際秘宝館』が出来きると、年の後半には「秘宝館」という名称が日本で一般に知られるようになっていた。『元祖国際秘宝館』の創始者であり、起業家の松野正人氏は「性の教授」としてたちまち有名人になり、数多くのテレビやラジオの番組に出演した。1982年、彼は自身の性的グッズ収集への執着を著した『秘宝館―日本が生んだ世界性風俗の殿堂』(吐夢書房)という書を発行した」
1968年から69年の革命後に秘宝館が造られたことは大変興味深い。
世界中の民主主義国家で、68年から69年は様々なタブーからの解放が行なわれた年だ。
ポルノ映画が登場した。
フェミニズムが台頭した。
女性は中絶やピル使用の権利を求めるようになった。
セックスは快楽となり、妊娠が避けられ、人々はフリーセックスを楽しみたいと考えるようになった。
これらが秘宝館が「楽しいセックス」の博物館として大成功した所以(ゆえん)だ。

けれど、秘宝館はフランスやアメリカでは誕生しなかった。
秘宝館は日本にしかない。
なぜなのか?





3つ目の説明が必要だろう。
そこには宗教が関わっている。日本独自の宗教は神道で、その草創期について記された日本神話には次のような記述がある。

天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に隠れて世界が暗闇になったとき、アメノウズメが岩戸の前で膣と乳房を露にした上、伏せた槽(うけ 特殊な桶)をドラムのように踏み鳴らし、笹葉を振りながら踊り始めた。
その踊りは芽や根のような冬の間地中で眠っている生命力を呼び起こすようなエネルギーに満ちていた。
この一風変わった「ストリップショー」は森羅万象を笑いで包み込んだ。
八百万(やおよろず)の神々がこのショーに喝采を送り囃し立てたため、何だろうと思った天照大神はこれを見ようとしてついに岩戸から顔を覗かせた。
その時、天照大神は差し出された鏡で光り輝く自分自身の姿を目にして不思議に思い、いよいよ大きく身を乗り出したとこを岩戸から引き出され、世界に太陽が戻ってくることになる。

この話を要約すれば、皆が性器を見たことで世界が救われたことになる。

秘宝館はおそらく、日本の真の精神、すなわち幸福の精神=遊びの精神を祝福する新たな方法なのではないだろうか。
暗闇や寒さや冬と闘う唯一の方法、それは遊び、セックス、笑いだ。笑いは恐怖と死からの解放なのだとジョルジュ・バタイユは語っている。
おそらくこれが、このフランス人哲学者が日本で広く支持されている所以だろう。

私は11月25日に別府秘宝館を訪れた。ここにその楽しい博物館の写真をいくつか掲載しておこことにする。

文=アニエス・ジアール
翻訳=栗田直紀

HIHOKAN

As far as I know, Japan is the only country in the world with hihokan.
Hihokan (“House of Hidden Treasures”) is a kind of "sex Disneyland".
Why do Japanese people have hihokan ?
Why do they laugh about sex ?

The first explanation is cultural.
For Japanese people, sex is always related to travelling and entertaining.
Since old times, dosojin protect the travellers.
Before Meiji jidai, along the roads and specially at the crossroads, there used to be dosojin everywhere in Japan. Now, they have been destroyed. It’s very sad.
Dosojin used to indicate the good way, like a traffic signal.
It’s a beautiful metaphor of japanese culture, I think : in Japan, when you are lost, you just have to look at sex organs. They show you where you mustgo : just folllow the path of sex organs. Go in the direction of pleasureand enjoyement.
In japanese culture, sex is another way to travel. It’s a michi.

The second explanation is historical
Hihokan were created in the 70’s, when tourism became widespread in Japan.
Here is a quote from the photographer Juergen Specht, who made beautiful photos of Hihokan : "In April 1971 Japan’s first Erotic Museum called a Hihokan opened its doors in Awa, Okushima. However, the exhibits were limited to phallic/vulvic altar symbols as you can see since centuries in Shinto shrines.
Later in the same year when the “Original International House of HiddenTreasures” opened its doors in October 1971 in Ise, Mie, the term Hihokan entered the Japanese mainstream.
Masato Matsuno, entrepreneur and the founder of the Original International House of Hidden Treasures became an instant celebrity as “Professor Sex” and appeared in various TV and Radio shows. In 1982 he published a book“The Hihokan” (Tomu Shobo) where he described his obsession with collecting all things related to sex."

It's very interesting to learn that Hihokan were created after therevolution of 68-69.
All around the world (in democratic countries), the years 68-69 were the years of liberation from taboos.
Pornographic movies appeared.
Feminism became powerful.
Women asked for the right to abort and to use contraceptive pills.
Sex became related to pleasure, and no more to pregnancy.
People wanted to enjoy free sex.
This is why hihokan became so successful, as "fun sex" museums.

But, hihokan did not appear in France or in USA.
Hihokan only appeared in Japan.
Why ?

Maybe there is a third explanation : religious explanation.
Japanese original religion is shinto.
In old shinto, when Amaterasu went into the cavern, Ame-no-Uzume started started to dance in front of the cavern, showing her vagina and breast and making noises of joy with uzu and sasa (noises related to the idea of sweet laugh). Ame-no-Uzume also hit a reverse basket with her feet, like a drum, in order to wake up the energies of life who are sleeping underground during winter, like germs and roots.
This strange kind of "strip-tease" made the universe laugh. 8 millions kami started enjoying the show so much, that Amaterasu, attracted by this sound of happiness, went out of the cavern to have a look.
She saw herself in the mirror. And then the world was saved.
The sun came back, because people laughed looking at sex organs.

Maybe hihokan is a new way to celebrate the real spirit of Japan, the spirit of happiness? The spirit of asobi ?
There is only one way to fight against winter, against cold, against darkness : asobi, sex, laugh. Laugh is liberation from fear and death.

Georges Bataille talks about it. Maybe this is why this french philosopher
has so much success in Japan.

I visited the Beppu Hihokan in november 25, here are some pictures of this funny museum.

text=AGNES GIARD

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アニエス・ジアール - AGNES GIARD - 1969年生まれ。仏リベラシオン紙のジャーナリストであり、主にカウンターカルチャーや性に関する記事の専門家。日本のエロティシズムについて言及した著作 『エロティック・ジャポン』(仮)、『図解 ビザール・セックス全書』(仮)がそれぞれ河出書房新社と作品社より近日刊行予定。現在は京都の関西日仏交流会館ヴィラ九条山に滞在しており、日本における様々な恋愛物語についての本を準備中。
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