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WEB SNIPERspecial Report!! 
2012年6月21日 「新宿ロフトプラスワンにて開催
時代とメーカーを越えた奇跡のコンピレーションAVシリーズ「AV30」! その第一期リリース終了記念として開催されたビッグイベント「アダルトビデオ30周年記念[AV30]感謝祭」。豪華ゲストがズラリと並んだ気になる会場の様子を、オナニーマエストロ・遠藤遊佐さんにレポートしてもらいます!!
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この世にアダルトビデオというものが誕生して30年。それを記念して立ちあげられたのが、時代とメーカーを超えた奇跡のコンピレーションシリーズ「AV30」だ。
AVファンならもちろんチェック済みだと思うが、実はこれ、テーマ別に編集された厳選ズリネタや、今では入手困難な初期の名作がたっぷり詰まったオムニバスAV(2枚組8時間)が、2980円で見られるという夢のようなプロジェクトなのだ。
そんなAV30が、第一期リリース終了を記念してイベントを開催するという。これは黙っちゃいられないと取材がてら見物に行ってきた。

まず、会場に一歩入って驚いた!
いつもはあるテーブル席がなく、一人でも多く入れるように椅子がびっしり。ロフトプラスワンでのAVイベントにはよく行くけど、こんな満員御礼を見たのは初めてかも......。
なんでもチケットは前売りで完売、当日券はなし。私も会場に入ろうとしたら、出遅れてチケットを入手できなかったらしいAVファンに「チケット譲ってもらえませんか」と声をかけられてしまった。
というのも、このイベントとにかくメンツが豪華なのだ。
全作品を監修したWEBスナイパーでもおなじみのエロ系ライター安田理央に、ライナーノーツを書いたベテランAVライターの沢木毅彦、大坪ケムタ両氏。AV30で唯一監督ベストをリリースしたカンパニー松尾。そして、『メーカー横断8時間ベスト』をリリースした麻美ゆま、つぼみ、小室友里の綺麗どころお三方!!
いやあ、やっぱり新旧のトップ女優3人が一同に介するとプレミア感が違う。進行役の安田さんも若干緊張気味に見えましたね。


(C)オールアダルトジャパン



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イベントは、AVを引退した現在もライター等で活躍する小室友里をアシスタントに、つぼみ、カンパニー松尾、麻美ゆまの3人を順番に呼んでトークを繰り広げていくという形式。
まず1人目のゲストは、永遠のロリータ少女・つぼみちゃん。
AV30では"あなたが選ぶオールタイムベスト女優"と銘打って、この30年間でAVに出演した2万人(!)の女優の中からベスト100を選ぶ人気投票を行なっていたのだが、実は、麻美ゆま、吉沢明歩、Rioといった地上波にも顔を見せるアイドルを押さえて見事一位を獲得したのが彼女なのだ。
AVファンならご存知だろうが、つぼみの人気というのはある意味特殊である。
2006年にデビューしてから6年間で出演したタイトルはなんと800本。本人が「毎日覚えてないくらい撮影があった」というくらいAVに出まくり、今回の『メーカー横断8時間ベスト』でも収録タイトル24本は全部違うメーカーのものだという。これだけAVに出まくればスレまくりそうなもんだが、驚くのは全然そんな感じがしないこと。
それどころか、AV女優であるにもかかわらずファンの間では「つぼみ処女説」が流れ、「処女じゃないけど処女、いわば名誉処女だ」などとわけのわからんことを言いだす輩も出てくる始末だ。
しかし、こうして目の前で生つぼみを見るとそれも納得してしまう。
安田さんも「ロリ系の子って会うと中身はサバサバしてる場合が多いんだけど、つぼみちゃんってビデオのイメージのままなんだよね」と言っていたが、本当にビデオのイメージそのままなのだ。
ニコニコほんわか笑顔で質問に答え、「お酒は飲めないので......」とカルピスを注文するという完璧なロリっぷりに客席はニヤニヤ。コーナー後に撮影タイムがあったのだが、そのときの客席総カメラ小僧化は見事なくらいだった!
トップアイドル然としたところはなく、企画単体的な仕事っぷり。なのに支持率がものすごい。こういうタイプの女の子が一位になるというのは、ファンもよく見てるなという気がする。


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2人目のゲストは、ハメ撮り監督・カンパニー松尾。
「AVは女優が主役なんですよ」とは言うものの、今回AV30で監督ベストをリリースしているのは彼一人。水道橋博士や松尾スズキ、大根仁といった今をときめくクリエイターたちも彼の作品のファンだという。
『カンパニー松尾8時間』は10本入りで、編集も松尾自身。1作品をじっくり観ることができ、ベストといいながらも一つの作品になっている必見の一本だ。
「ヒッチハイク物の元祖は俺なんですよ。電波少年で猿岩石がヒッチハイク始める5年前に『Tバックヒッチハイカー』って作品を出してたし」
「今の新人女優はセックスがうまい。スマホでAV観てるから」
などと客席を沸かせながらも、ライター陣とともに90年代のAVエピソードや熱いAV談義を聞かせてくれた。
個人的に心に残ったのは 「AV監督の仕事っていうのは松屋の店長みたいなもの。料理を作るよりも店をまわす段取りや衛生管理が仕事だったりするけど、やっぱりうまい一皿を作ることに力を注ぎたい」という話。女優さん目当てで来たらしいファンもうなずいていた。
つい先日撮影した由愛可奈とのハメ撮り作品は自信作だそうなので、ファンは要チェック。また、往年のAVアイドルで今年AV復帰した松本まりなを撮る予定もあるらしいので、こちらも期待したいところだ。


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最後に登場したのは、泣く子も黙るトップ女優・麻美ゆま。
S級アイドル女優を多数擁するトップメーカー"S1"とAV黎明期からの老舗"アリスJAPAN"の二社と専属契約を結び、月に2本のペースで7年間AV業界の先頭を走ってきたゆまちんは、つぼみとは逆のタイプのAVアイドルだ。ほんわかマイペースでぽつりぽつりと話してくれたつぼみちゃんに対して、天真爛漫、トークもハキハキ。華があるっていうのはこういう人のことを言うんだろう。
「バラエティやドラマに出してもらえるのもAVやってるからこそ」「がんばってAV女優を目指してる女の子の見本になりたい」なんて言葉は、しっかりしていてびっくりしてしまった。
でも、やっぱりこの手のイベントのキモはエロトーク。「AVで恥ずかしかったことは?」という客席からの質問に「お尻の穴」って言葉を連発し(セル系の作品はアナルが見えてしまう)、夢は無重力でのセックスだというゆまちん。そんな彼女に「ゆまちゃんは鉄マンなの?」「エアおっぱいしていい?」などセクハラを連発するオヤジたち。オヤジたちを笑顔でいなすゆまちんには後光が......。いやあ、彼女を見ていると、今のAV女優のレベルの高さをつくづく思い知らされる。
話は昔のAVと最近のAVの違いから、最近めきめきと増えている初期AVアイドルの復帰へと移り、もし小室友里がAV復帰するとしたら......なんて話題も出て盛り上がりを見せていた。
そして最後には、80年代末に爆乳女優として活躍し今は熟女女優としてがんばっている加山なつこが乱入。「AV誕生30周年」の名にふさわしいキャストが揃った盛りだくさんな一夜となった。


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しっかりヌキながらAV30年の歴史を見渡せる、AVファンにはたまらないプロジェクト"AV30"。
今回のイベントに登場した女優さんたちを間近に観て感じたのは、新旧問わずみんな自然体で楽しそうだということ。沢木毅彦の言った「長く活躍してる人って、すり減ってないんですよ」という言葉が心に残った。

文=遠藤遊佐

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遠藤遊佐(C)花津ハナヨ
(C)花津ハナヨ
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛するアラフォー女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(15歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。
遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」
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12.06.25更新 | WEBスナイパー  >  イベントレポート
文=遠藤遊佐 |