ヴァニラ画廊 異端のグループ展「女犬夢図鑑」開催!!

架空の生き物「女犬」。背徳的で許され難い、しかし妄想の中にありありと存在する上、ファンたちの胸の内で確固たる世界すら形作られているその特異な一ジャンル。40年以上に亘って「女犬」を描き続けてきた絵師・室井亜砂二氏、写真家・サイモン=ベンソン師の作品を中心に、ヴァニラ画廊に数多の作家が制作した「女犬」が集結します。この秋、貴方を見つめるまっすぐな瞳に触れ、思いがけず自分自身と向き合ってみる......そんな体験をしてみるのはいかがでしょうか？
楽園を追放された人類が、神がつくった野性の狼を飼い慣らして獲物でも敵でもない獣、「飼い犬」という畸形の生き物を作った時、人は「飼い主」という畸形の生き物になった。そうして自問をはじめた。
「自分はなぜ人になり、犬は犬になったのか？」
人と犬との関係は自己と異種との関係についての基本的な命題になる。

文化は倒錯する。ペットに可愛い洋服を着せて擬人化し、自分の子供のように可愛がる飼い主があらわれる。「異性を飼い犬のように愛玩調教したいと夢見る人」や「飼い犬になって所有され、安らぎを得たいと思う人」もあらわれる。
飼い犬が一心に飼い主を見上げる時の眼差しを思うと胸が痛くなる。あなたは今まで、あれほど思いのこもった眼で異性にみつめられたことがあっただろうか？ そんな飼い犬のように自分を慕ってくれる女性がいたとしら、どれほど愛おしいことだろう。

人と異種とを越境し、禁断のイメージに憑かれた作家達の夢の欠片をならべました。



■出品作家
室井亜砂二/サイモン・ベンソン

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ヴァニラ画廊　「女犬夢図鑑」


開催日時=10月22日（月）～11月3日（土）
平日12：00～19：00
土曜12：00～17：00

※入場料500円
※18才未満はご入場頂けません

会場・問い合わせ先=
東京・銀座 『ヴァニラ画廊』
〒104-0061
中央区銀座6-10-10 第二蒲田ビル4階
電話 03-5568-1233

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