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赤い首輪 
第1章 教え子・まる【6】

著者=
小林電人


全ての国民は2年間、国に全てを捧げて奉仕する義務がある――。日本によく似た、しかし異なる某国で「奉仕者」の立場に転落した少女が辿る、絶対服従の日々。飼育・調教が法律によって認められた世界で繰り広げられる、 異色エロティックロマン!
 
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第1章 教え子・まる【6】


小林が授業中、何気なく言った冗談が国の政策を批判しているのではないかと親に告げ口した生徒がいて、それが妙な伝わり方をして教育委員会に呼び出される事件にまでに発展してしまった。

執拗な思想検査まで行なわれ、小林はぐったりと疲れてしまった。自分が国家への反発心など全くないのだと証明するのは難しいものだ。小林は何度も国家への忠誠を誓わされた。

とりあえず嫌疑は晴れたものの、これで小林のデータに汚点がついてしまったことは間違いない。この時代に学校の教師などという仕事をやるのはデメリットばかりだと、つくづく思う。

こんな結構な制度を作ってくれた国家に、感謝すれど、批判的になんてなれるはずがないのに……。小林は自宅で待っているであろうまるの姿を思い浮かべて、疲れ切った体にムチを入れる。よろよろと歩を進める。

いつもの時刻を大幅に過ぎての帰宅。ドアを開けると全裸に首輪をつけたまるが土下座をして小林を迎える。

「お帰りなさいませ、ご主人様」

まるは、小林の通勤カバンを受け取り、上着を脱がす。

「今日は遅かったのですね。心配しました」
「ああ、ちょっと色々あって疲れた」
「お疲れ様でした、ご主人様」

まるは全裸のように見えるが、乳首と股間の割れ目だけを絆創膏を貼って隠している。恥ずかしい部分こそ隠れているものの、全裸以上に卑猥な姿だ。ある時、小林がふざけてこの格好をさせてみたら、よく似合っていたので、それ以来、まるはずっとこの絆創膏下着をつけさせられている。割れ目自体も陰唇も小ぶりなまるの性器は絆創膏一枚で綺麗に隠れてしまうのだ。

「ご主人様、お食事は?」
「済ませてきた」

小林は教育委員会で出された安っぽい弁当を思い出す。いかにも極限までコストを切り詰めましたという質の悪い材料を、できるだけ雑に調理したかのような寂しい弁当だった。こんなもので腹を膨らませて、まるの作った夕食を食べれなくなるのは残念だったが、出された弁当を断って下手に忠誠心を疑われるのも面倒くさい。小林は黙って不味い弁当を口にしたのだ。

「お前も食べていないんだろう? さきに食事をしてもいいぞ」

小林が言うと、まるは首を横に振った。

「私は大丈夫です。それよりご主人様の疲れをとって差し上げたいのですけど」

小林はまるの顔をみる。心配そうに見上げる表情。そのいじらしさに、小林の固くなった心が一気に安らいでいく。

「こちらにお座り下さい」

小林はソファにどっかと座り込む。まるはその前にしゃがみ込み、小林の足先を自分の腿の上に乗せ、靴下を脱がす。

「失礼します、ご主人様」

靴下を丁寧に畳むと今度は腰のベルトを緩めて、スルスルとスラックスを脱がしていく。こうやってまるに服を脱がされていると、固くこわばって全身を覆っていたストレスの鎧が一枚一枚剥がれ落ちていくようだ。

Yシャツのボタンを外す時、まるは自然に胸を押しつけるように接近してくる。大きくはないが柔らかな感触が伝わってくる。少女の甘い体臭が鼻腔をくすぐる。小林は自分の下半身にムクムクと力がみなぎっていくのを感じた。

トランクスを押し上げるその固くて熱い肉塊に気づいたまるは、そっとそれに指を這わせる。

「すごい……。よかった。ご主人様がお元気で……」

恥じらうようなその笑顔に、小林のペニスはさらに硬度を増す。

「疲れマラという奴さ。男は疲れても、ここだけは元気になったりするんだ」

小林は、照れ隠しにそんなことを言う。

「あ、そうなんですか。すみません。じゃあ、ご主人様は座ったまま動かないで下さいね。まるが全部しますから」

まるは、手際よく小林をトランクス一枚の姿にしてしまい、脱がした衣類は畳んで傍らに置いた。

「ご主人様、キスさせていただいていいですか?」

小林が頷くと、まるは抱きついて、唇を合わせてくる。柔らかく湿った唇の感触。そしてヌメヌメと舌先が小林の唇の上を撫でる。さらに中へと侵入して来たまるの舌は、小林の舌を絡め取るように蠢く。その動きは艶めかしく、小林の官能をひたすら高めていく。

長い長いディープキスの後、まるの舌は唇を離れ、耳や首筋を這い回る。

「汗びっしょりだからな。臭いだろ、まる」
「ご主人様の汗の匂い、大好きです」

まるはうっとりした表情で、小林の体中の汗を舐め取るように舌を動かす。

小林は目をとじて、全裸の(乳首と局部だけ絆創膏を貼っているが……)少女に全身を舐められる快感に身をゆだねる。まるは、足の指の一本一本まで、丁寧に舐める。そうして小林の体の汚れを洗い落としていく。

「失礼します、ご主人様」

そう言って、まるは小林のトランクスを脱がした。下半身だけは、まだ舐め残しているのだ。天を向いて屹立しているペニスがひっかかって、なかなかトランクスが脱がしにくいようだった。

「すごい……。疲れマラで、こんなになってるんですか、ご主人様」

あどけない少女の口から出てくるのには、ふさわしくないマラという言葉に、小林は思わず苦笑する。

「いや、まるの舐め方が上手だからだよ」
「本当ですか。嬉しいです、ご主人様」

まるは、心の底から嬉しそうな表情になり、そして小林の股間に顔を埋める。ペニスの付け根から玉袋の方へと舌を蠢かせる。もっとも体臭の強い場所だが、まるは全く気にせずに、じっくりと舐め上げる。

舌は根元から上のほうへと動いていき、すでに透明な液がにじんでいる先端に到達する。チロチロと小刻みに動くまるの舌先が、尿道口を刺激する。快感が脳天まで突き抜ける。

それから、まるはペニス全体をくわえ込む。口の中で舌をねっとりと動かし、ペニスにからませてくる。

まるの奴隷生活は一年間を数えていた。処女であり、もちろんフェラチオも経験なく、舌もロクに動かせなかった少女は、今や高級ソープ嬢並のテクニックを身につけていた。

10年も前に競馬で大穴を当てた友人が、いやがる小林を無理矢理に高級ソープへ連れて行ったことがあった。金のために一日に何人も相手にするという風俗は、どこか女性に対してロマンチックな思い入れを捨てきれない小林には性があわなかった。

ただし、その時の高級ソープで受けたサービスには感動した。女性がここまで徹底して奉仕してくれるというのは、小林にとっては衝撃ですらあった。さすが総額10万円という値段だけのことはあると思った。

その時に受けたサービスの記憶を元に、小林はまるに奉仕のやり方を叩き込んだ。奴隷としての立場を受け入れ、すぐに従順になったまるは、そのテクニックを徐々に吸収していった。

そういえばまるは、小学校時代に小林が教えていた時も、物覚えのいい真面目な生徒だった。

半年も経たずに、まるはどこに出しても恥ずかしくない奴隷になっていた。小林の調教が上手かったせいもあるし、まるの奴隷としての素養が優れていたこともある。

もはや、小林にとって、まるの存在はなくてはならないものになっていた。まるなしでは一日も過ごせない。

あと一年と迫った。まるとの奴隷契約が終わる日のことを考えると怖くなる。おれはまるが去った後、一人で生きていけるのだろうか……。

じっくりねっとりとしたフェラチオを終えたまるが、小林を見上げて言う。

「ご主人様のお尻の穴も舐めさせていただいてよろしいでしょうか?」

まるを調教する過程で、一番最後まで抵抗したのが、小林の肛門を舐めさせる行為だった。それはそうだろう。中年男の最も汚らしい部分を舐めるというのは、15歳の少女にとってはあまりにも酷な命令だ。

また、まるは自分の肛門を責められることにも強い抵抗を見せていた。初めて舐められて絶頂に達してしまったほど、敏感な肛門の持ち主でありながら、精神的なガードが堅固だった。そこは体の中で最も汚いところであり、人に見せる場所ではなく、ましてや触られたり、舐められたりして快感を得るなど、もってのほか。頑なに、そう思っていただけに、肛門性感の喜びを徹底して教え込むと、一気に考えが変わってしまった。

今でも体の中で一番恥ずかしい場所であるという認識は変わらないものの、同時に最も気持ちいい場所であることも知っている。

「ああ、たっぷりと舐めてくれ」

小林はそう言うと、脚を左右に大きく開き、腰を突き出した。

「失礼します」

まるは小林の尻肉を指で開くと、剥き出しになった肛門へと、そっと舌を伸ばした。チロチロと舌先を小刻みに動かす。たっぷりの唾液をまとった少女の瑞々しい舌が小林の敏感な窄まりに、たまらない快感をもたらす。

「う……」

小林はあまりの快感に思わず声を漏らしてしまう。それを知って、まるはうれしそうに、さらに舌を動かしていく。

皺の一本一本をなぞるように。外側から中心へと円を描くように。微妙な強弱をつけつつ、丁寧に舐め上げる。その間も指は休むことなく、玉袋やペニスを刺激している。

あれほど抵抗していた肛門舐めだが、肛門が立派な性感帯であることを自分の身をもって思い知ると、率先して舐めたがるようになっていた。すでに、まるは奴隷として小林に積極的に奉仕したいという気持ちになるように洗脳されていた。

自分が舐められて、あんなに気持ちがよいのだから、ご主人様にも気持ちよくなってもらいたい。まるはそう考えるようになっていた。もはや今のように、シャワーを浴びていない状態でも、嬉しそうに小林の肛門に舌を伸ばすのだ。

ぴちゃぴちゃと、猫がミルクを飲むような音を立てて、まるは懸命に小林の肛門を舐めていた。自分が小林に舐められる時のテクニックをコピーするようにして、その動きのバリエーションも豊富になっている。

いくら気持ちがよくても、あまり声を出すのはご主人様としては恥ずかしい、小林はそう考えてしまうタイプだ。だから、どんなに気持ちがよくても、歯を食いしばって必死に耐える。それでも、時々は思わず声が漏れてしまったり、体がヒクヒクと動いてしまう。

そしてまるは、ご主人様のそうした我慢している反応を見逃さない。自分の愛撫で、ご主人様が快感にひたっているという事実に喜びを感じるのだ。

「ご主人様のお尻の穴、おいしいです」

そんなことまで言う。

「気持ちいいぞ、まる。上手だ」

小林にそんな褒め言葉をもらうと、まるはうれしくて仕方がない。

「もっといっぱい舐めてもいいですか。ご主人様。まるは、ご主人様のお尻の穴を舐めさせていただくのが大好きです」
「ああ、いっぱい舐めてくれ。あとでおれも、まるのお尻の穴をたっぷり舐めてやるからな」

言われて、自分の肛門を小林に舐められることを想像し、まるは興奮してしまう。しかし、今日はそれではだめなのだ。

「だめです。今日はまるが全部します。ご主人様は何もしないで下さい」
「ははは、そうだったな。でも、お前を気持ちよくさせることで、おれも気持ちよくなれるんだからな。あとでおれの目の前に、おまんことお尻の穴を広げて見せるんだ。そうしたら、たっぷりと舐めてやるからな」
「ああ……ありがとうございます、ご主人様」

まるは、その快感を思い浮かべてうっとりとした表情となり、そしてさらに気持ちを入れて舌を動かし、小林の肛門に奉仕した。

(続く)


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09.08.17更新 | WEBスナイパー  >  赤い首輪
文=小林電人 |