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性行為に関する病原菌感染について、私がここまで強調することには理由があります。いいですか、皆さん。健康であることがすべてにおいて最も優先すべきことなのです。我ら肛門党の楽しみも健康な体があってこそ。長く楽しみたいのなら、なおさらです。先日(平戒十四年三月)NHKテレビで二回連続で「エイズ今......」という報告の番組がありました。
その中で、エイズの感染源について、「それは人間(感染者、いわゆるキャリア)の体液によってうつる」と言っていました。それは私が先講で言ったのと同じことですが、「体液」とは何か......の説明の中で、血液と精液との二つは私も言いましたが、この外に「女性の膣内分泌液」も挙げていました。
私の先の講義では、膣内分泌液のことを言い忘れましたので、ここに追加させていただきます。
皆さんの周囲に自分の性技の巧みさを自慢する男は居ませんか。それが危ないのです。
よく、「彼女の秘部に手をやると、私のテクニックに感じて反応充分といった証拠に、そこはもうベトベトにラブジュースがあふれ......」とか、「私の舌技の巧妙さに彼女は悶え叫び、その秘所からは歓喜の泉が湧き出し内股を伝わって......」とか、「すでに彼女はバンティをベットリ濡らし......」とか言っている(書いてある)のをよく見ますが、それはことによると、上述のクラミジアやヘルペスによって、オメコから病気の汁がにじみ出ているのを、己のテクニックで女が感じまくっていると勘違いしていることが多いからです。
クラミジアやヘルペスで汁(浸潤液)が出ているのを、オルガスムス(アクメ)の絶頂液だと思って舐めまくり吸いまくるのは悲劇というべきか喜劇と言うべきか......。
オメコに付いている菌が口に移り、変なところに育ったら大変です。変なところに転移した病気はこじれて大変なことになります。
クラミジアやヘルペスの罹患者は、淋病や梅毒にも複合感染している例が多いそうで、このように粘膜が爛れている状態(それも慢性化して)では、当然エイズや肝炎に侵される危険性も大きいのです。
第三課 変なところにうつったら
私の青春時代(昭和四十年代)には、肛門梅毒とか肛門淋病という症例が週刊誌によく載るようになった頃です。淑やかなお嬢さん風の女子大生やOLが、肛門梅毒や肛門淋病で医院にやって来る例がちらほら見られるようになり、医師は若い女性の間に肛門を使用した性交がかなり広く行なわれているらしいと言い、しかも不特定多数の相手との乱文状態が窺えると言っていました。
医師のところに来る彼女らは、どの女性も甲し合わせたように「銭湯でうつったのです」と言うそうですが、医師が言うに、淋病や梅毒の菌は風呂で感染はしないのだそうです。
下水道から海へ流れて行ってもまだ元気一杯の大腸菌とは違って、淋病、梅毒、エイズなどの菌やウイルスは、人間の体から外へ出ると、短い間しか生きてゆけず、しかも熱めの風呂の湯程度の熱にも死ぬという弱さをもっているので、風呂や電車の吊り革などからは絶対感染しないのです。
これらが感染するのは、身体と身体の接触(性交や傷口や粘膜と感染者の体液との接触)だけなのです。
真面目そうでおとなしそうな淑女然たる女性が、自分のケッツの穴に男を入れさせて悶えている姿、人生は本当に奥が深いですね。そういえば、東京・渋谷の宇田川町のホテルで殺されたコール・ガールのお姉さんは、電力会社に勤めるキャリャ・ウーマンで、昼間は淑女で夜は毎夜娼婦という荒淫生活の末に殺されたのでしたね。
(続く)
12.07.25更新 |
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