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これが教科書だ!肛門講座の決定版、復刻連載!
性行為に関する病原菌感染について、私がここまで強調することには理由があります。いいですか、皆さん。健康であることがすべてにおいて最も優先すべきことなのです。我ら肛門党の楽しみも健康な体があってこそ。長く楽しみたいのなら、なおさらです。さて、先のNHKテレビの放送で、エイズの現状について、現在ではエイズに感染しても、薬が発達しているので、ちゃんと医者にかかっていれば、発病は遅らせることが出来るのですが、それには大変な根気が要るとのことです。
それは毎日、一日に二回、医師の指定の薬をきちんと服用してウイルスの状態を見ながら薬の量を決めてゆくのですが、一カ月のうち一日、二日その薬を飲むのを怠ったら大変なことになるのだそうです。
それは、一回薬を止めるとウイルスがその薬より強くなってしまうので、二日、三日飲まないと、薬に耐性の出来た強いウイルスが出来てしまって、治療は水泡に帰すとのことです。
ちゃんと医師にかかっている感染者は、このような厳しい自己規制によってウイルスの激化を抑えて、早くエイズ・ウイルスを完全に退治出来る薬がどこかで発見されるのを待っている状態なのです。
だが、一番恐ろしいのは医師にかかっていない野放しの感染者で、それは我が国でも確実に若者層に広がっているとのことです。
昔、男子は満二十歳になると兵隊検査(徴兵検査)があって、一人一人素っ裸にされてチンボとキンタマとケッツの穴を調べられるのが規則でしたから、今のように性病が蔓延することは有りませんでした。
売春も公認で、そのため遊廊の女郎は週一回の性病検査があり、安全性が保たれていましたが、今はほとんどそのような検査はされていません。
だがこのような性病の蔓延する現状を見る時、これはいよいよ全国民一人残らず一年に一回、徹底的な性病検査をし、病気の見付かった者は強制的に隔離入院させて、完治しなければ再び一般社会には出さぬようにするという厳しい時代が来るでしょう。
第五課 男から女に、女から男に
アメリカでエイズが問題になった頃は、エイズはホモ特有の病気だと思われていました。それはエイズ・ウイルスの感染者が能動者として肛門性交を行ない、受動者の直腸内に射精することにより、精液の中にあるエイズ・ウイルスが受動者の直腸粘膜から吸収されて感染する、そのような方式で感染が広まっていったからです。
だがエイズ・ウイルスを吸収するのは別に直腸に限りません。女性の膣も直腸とほとんど同じような粘膜ですから、男女間性交によって感染しますし、男女間の肛門性交でも感染します。
そうやって女性が感染者になったら、今度はその女性が、健康な男性と性交して、女性がオルガスムスに至り歓喜の汁を膣内ににじませたら、その膣内分秘液(即ち体液)の中にはエイズ・ウイルスかいますから、そんな汁でグチャグチャとチンボの亀(亀頭・グランスとも言う)を擦れば、亀頭部は立派な粘膜ですから、そこからウイルスは吸収され、男のほうが感染するのです。そうやって今度は女が男にうつしまくるのです。
皆さん、お尻の穴のエクスタシイを長く楽しみたいと思うなら、エイズやその他の性病にはくれぐれも御用心して下さい。一度しかない人生ですから......。
(続く)
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横田猛雄 1990年3月号より『S&Mスナイパー』にて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そして『WEBスナイパー』にて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です!
12.08.01更新 |
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