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最近、世間は健康ブームの流れで、腸洗滌は良いことずくめだという風潮があります。しかし、完全なる腸洗滌を志す我らケッツ派の輩にとって、その理論は通用しません。腸洗滌時、我々はその目的の崇高さゆえに失う重要なものを補う必要があるのです。ビヒズス菌の有用性はすでに広く世に知られており、病弱な人のために薬品として服用する物が色々存在しますが、ここに一つ問題があるのです。それは、薬品として口から飲む物は、胃に至ると、強烈な胃酸に侵されて破壊されるので、腸まで無事に届かないということです。
ヨーグルトやヤクルトや、様々な乳酸菌の飲料や薬品も、胃酸という難関を通過しなければならないので、そこで大部分がやられてしまうのです。今ではこのために、胃酸に溶かされずに腸までこの菌を無事に運んでくれるカプセルなど、色々研究されていますが、それでも口から入れた物がすべて腸まで全部生きてたどり着く訳ではないのです。
だから皆さん、腸の洗滌の後では、ヨーグルトや他の色々な乳酸菌をしっかり摂取して、ビヒズス菌を少しでも多く補いましょう。
よく女性週刊紙やSM誌で、大腸の洗滌は、美容と健康のために一番理想的だとか、ダイアナ元英国皇太子妃がやっていた最新の美容法だ、などと言っている人がいますが、徹底した腸洗滌は、徹底する程、腸内常住菌を流出させ、腸内の生態系を壊してしまうものだということを心得、ビヒズス菌の経口服用を日頃から怠ってはなりません。それも、胃で沢山戦死して、腸まで行き着くのはごく一部というのですから、どんどん多く、毎日飲むくらいにしたほうがいいのです。
※大腸全体が空になる程の徹底した洗滌の場合は腸内常住菌は流出してしまうでしょうが、直腸やS字状結腸から一部下行結腸まで洗滌液が侵入するくらいの、1リットルや1.5リットルくらいの不完全な洗滌なら、便を洗い出す程度で、常住菌の流失にまでは至りませんから、心配は無用でしょうが、本当のアヌス・エネママニヤなら、もっと完全な洗滌を望むでしょうから、そうなれば、ビヒズス菌の補給は必須どなります。
(続く)
12.08.15更新 |
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