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前講で、皆さんも過多な腸洗滌が直腸内善玉菌の喪失に繋がることは理解しましたね。今回は、かつての日本に起きたビデ論争を交えながら、腸内洗滌についてお話しします。大和撫子にビデは必要か否か。しかし、ビデは女性だけのものでもないのですが......。ビデについて、私の学生時代、当時は『実話特報』とか『夫婦生活』とか、今では神話になってしまった、性の教科書的な雑誌がありました。私ら学生は、古本屋でそれを買って帰って、読みながらセンズリを掻きまくったものです。
そんな雑誌に載っていた欧州航路の船員の性遊譚に、ビデが登場しました。
フランスのマルセイユで一夜を共にした女の家で、翌朝眼がさめて、大便がしたくなり、便所に行くと、何だか一寸変わった便器があったが、気にせずにその上に股かり、大糞を垂れて、水を流した。ところが、流れてゆかない。ふと脇を見ると、女が毎朝使う歯磨きのブラシがあったので、詰まっている棚をそれで突ついてやっと全部流して、衣服を着、女に金を払ってバイバイしたら、女はまだ眠そうな顔してベッドで手を振っていたとのこと。
その人は、それからよく考えて、あれはどうも大便器ではなく、女性が使うビデらしいと分かったとのことです。それで、俺の糞を突ついた歯ブラシで、今頃彼女が歯を磨いているだろうと思うと、痛快であったと言っていました。
私はこの記事で昭和三十六年頃、初めて「ビデ」のことを知ったのですが、本物のビデにお眼に掛かったのは昭和五十年代の東京のホテルでです。
それは便器と共に並んでいました。
白い陶磁製の円い盤状の台の中央に、丁度公園や駅のホームにある水飲みのように、先頭がプツクリと丸くなって、温水が出るようになっていたので、「ハハア、これがビデだな、この台の上に股がると、水の出る所の上にオメコが来るから、コックをひねると水がジャアジャア出て、オメコをザブザブ洗える訳か......」とすぐ分かりましたが、あの学生時代のエロ本で読んだ船員の話を思い出して、なるほど、ここへ糞垂れたら詰まるわのう、ということもよく分かりました。
それより、私もケッツ党です。唯では済みません。
先に便器のほうで排便を済ませた私は、ビデに股がり、自らのケッツの穴に唾液を塗ると、その中心の丸い噴出口の上に尻を覆せ、そのまま座って自らの直腸を串刺しにし、コックを捻りました。
温い水はビュウと流入してきます。それを洩らすまいと括約筋を締めると、水は下からせり上がって臍を押し上げるように圧力を加えてきます。
そうして、直腸が一杯になったら、今度はウンと息んで腹圧を掛け、ケッツをアーンと一杯に開口をすると、コップを逆さにしたように、入った水は流れ落ち、さらに、新しい水はドボドボ侵入し、ジャアジャア折り返して外へ流れ落ち、そうやってケッツの穴の紐を数回締めたり弛めたりすると、直腸の中が完全に洗われ、さっぱりとした気持ちになります。
皆さん、ビデは女性だけのものにしてはいけません、男もケッツをビデで洗うと気色いいですぞ。
(続く)
12.10.03更新 |
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