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最近の講義ではケッツから離れ、チンのお話をしきましたが、そろそろキンタマにも触れておきましょう。昔から大きな玉袋を持つ者は性交時の特殊能力により重宝されてきました。現代人も、収斂によって大陰嚢を得ることが可能です。努力あるのみですぞ。旧軍隊での占参兵による新兵の「M検」即ちチンボ検査と、それから発展した「しごき」の一方法として、先講では「蝉」について説きましたが、この「蝉の責め」と並んで有名なのが、「自転車」と称するしごきです。
自転車の責めは机が二つあれば出来ます。
二つの机を、その間に人が一人立っていられるだけの間をあけて並べ、そこへフリチンにさせた新兵を連れて来て立たせ、両手の掌を左右それぞれの机の上にピッタリとついて立たせ、そのまま両足を縮めさせ、つまり、両掌で全体重を支えさせて、突っ張らせるのです。そうして曲げた両足は、自転車のペダルを漕ぐようにグルグル廻らされるのです。
そうしておいて、責め手の古参兵はその脇で、竹刀を手に立っていて、時々大声で、「おう登り坂だ、急な坂だ」と言います。さぁ急坂です、フリチンの新兵は必死にペダルを漕がねばなりません。もし足の動きが鈍ったりしたら竹刀でビシバシ叩き伸されます。
古参兵は新兵の弱り具合を見て、時々「おう、やっと下り坂だ」と言います。下り坂は漕がなくて良いので少々楽にはなりますが、それでも両足は床に着けることは許されませんので、膝を曲げたままで耐え抜かねばなりません。「おうまたまたけわしい登り坂だ」と言われたら、何が何でも両足をグルグル必死になってペダル踏みが続くのです。
自転車責めは多くの場合、一人が責められるのではなく、新兵全員が揃ってやられるのです。そうやって責めて、早く落伍した者はさらに次の責めに遭い、長くまで耐え得た者は許されるのです。早く伸びてしまった者は、暫く休んだ後、又この自転車責めにされるのですが、今度は少しオマケが付くのです。
昔、「南京袋」と言った、ドンゴロス(粗い麻の袋)に砂を詰めた重しを、チンコとキンタマの袋をひとまとめに縛った紐で吊り下げられ、その上でペタル漕ぎをさせられるのです。思えば何と悲惨なことでしょう。
この責めも現在まで、各大学の体育会系クラブ活動の中に、旧軍の伝統として見事に受け継がれてきています。空手部の道場などでは、態(わざ)と外を通る女子学生に見えるように、窓や扉を全部開放して、大きな掛け声で気合いを入れてやっていたものです。
(続く)
13.01.23更新 |
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