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海外には、玉を手綱にして男を犯す男たちがいることは前講でお教えしました通りですが、この手法は、男性を自在に操りたいと願う世の女性たちも知っておいたほうが良い知識です。その説明として、キンタマを操る分野においては天才的な女性の存在をお教えしましょう。離婚した律子さんは神戸に出ました。彼女は昼間は知人の洋装店で働き、夜になるともう一つ、重要な仕事をすることになりました。
かっての夫と、その教え子の、男の急所の睾丸を責めた時の快感が、病み付きになってしまったのです。普段は偉そうにしている男が、睾丸を本当に潰されると気が付いた時、全く無力になりおびえる姿が、見て気色が良くてたまらなく、そしてその玉を踏み潰す時、足に全体重を掛けて乗ってやると、ブツッとかパチンとかいう音がするのがとても征服感を満足させるのだそうです。
お店の仕事が終わった夕方、街に立つと彼女には何人もの男が声を掛けて来ます。それは彼女が当時としては長身の、170センチの髪の長い美人だからです。そして一見、婚期の遅れたインテリのハイミスといった感じで、男を待っているように装っているからなのです。
ホテルに入った彼女は、淡々と全裸になり男を待つと、男のほうは「余程この女、男が欲しいようだ」と、立ったまま抱き付いてくるのがほとんどで、彼女が手を伸ばして陰嚢をまさぐるのを、最初は「これは余程好色な女だ」と思って喜んでいるようですが、彼女の手が意外に力が強く、しっかりと、万力のように締まって二つの玉を捕捉し、ジワジワと締め付けてくる頃になって、初めて異様さに気付き、あわてるのだそうです。
必死に彼女の両手を外そうとしても、男並みの筋力で外れないと分かると、男は向かい合った彼女の乳房に爪を立てて刃向かうことを試みるそうですが、男の玉は捕捉されたら弱いものです。潰れる恐怖にそのうち抵抗する気力も失せて、唯彼女のイケニエとしてされるままで、ゲエゲエ叫んで苦悶にのたうち廻るだけです。
普通の女性なら体力的に男性には劣るでしょうが、律子さんは長身で筋力も優れています。それは彼女の家は旧紀州藩の郷士の家柄で、紀州徳川家の御留流の関口流を伝承する家で、彼女も幼時から祖父にその手ほどきを受けている特殊な人だからです。
御留流とは、その藩独特の流儀として、他国の人には絶対教えない、その藩指定の武道のことです。
関口流というのは、江戸時代に成立した柔術の流儀で、柔術の他に抜刀術(居合術)を併伝しています。
そんな律子さんですから、普通の男は三人くらい掛かって行ってもとてもかないませんし、それだけではありません。奥の手があるのです。
これは関口流だけではありませんが、江戸時代の武家の女性が密かに使用する護身具に「キン潰し」というものがあります。
キン潰しは鉄で作られた指輪のようなもので、それも唯の指輪ではなく、掌側に(内側に)ネズミの歯のような小さな突起が三つ四つ付いているもので、栂指、示指、薬指に嵌めます。そして栂指に嵌めるのはもっと凄く、後世(明治以降一船具屋が船の帆(セール、洋式帆)を縫う時に使用するセールパームと呼ぶ、太い針の尻を押す金具のような形をした物です。つまり栂指輪を指に嵌めると、掌中に平たい円形の鉄板が固定され、その鉄板にも小さな突起が植えてあり、このキン潰しを両手に嵌めた手で、睾丸を捕捉されて握り締められると、猫に噛まれたように小さな鉄の歯が喰い込むので、逃げられないし、刃(突起)が喰い込むと、女性の弱い力でも玉が潰せるという恐ろしい隠し武器なのですからたまりません。
玉に与えられる激痛に戦意を失ってのたうち廻る男に、柔術の技を使って腕を逆に取り、素早く手錠を掛けてしまうことは律子さんには朝飯前のことです(手錠はこの頃から、大人の玩具店で手に入るようになりました。東京で大学生が自ら両手錠をして、一見脱獄囚のように装って大通りを歩いてニュースになったのはこの頃のことです)。
いくら快感があるからといって、キンタマを潰すまでやるのはやり過ぎで、それは傷害罪で、否、睾丸が潰れた場合、処置が遅れると出血性ショックにより死に至るのが普通です。
夫の睾丸を踏み潰した時は、初めてのこととて無我夢中でやってしまったのですが、もともと理知的な彼女ですから、そこは冷静に、よく心得て、握る力に細かい注意を払って、極限の一歩手前で止めるコツを会得して、猛獣が捕らえた獲物をいたぶるように、掌の力の強弱の微妙な調節を加えて、長時間いたぶり尽くす時、最高の快感があるのだそうです。
(続く)
13.04.03更新 |
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