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マスターズ博士の研究が素晴らしく意味深いものであることは前回お話しした通りです。しかし、日本でも博士の発案した「マックス君」に劣らぬ性具が誕生していたのです。その開発者が博士の報告書を知らないとしたら、我が国も捨てたものではありませんね。先に日本の各地の神社には、男根型の石棒(石剣)が御神体として肥られている所が多くあることをお話ししましたが、民俗行事としても男根を作って肥る行事が、日本中に沢山(今も)残っています。
その中の一例に、奈良県の室生郡(女人高野といわれる室生寺のある所で三重県の名張の隣)のある部落の年中行事(祭礼)ですが、一つの部落ではミサイルのような巨大な男根を藁で作り、隣のもう一つの部落では、畳二枚くらいもある巨大な女陰を、これも藁で作りお互いの部落の若者が夫々その部落のそれ(神様)を担いで部落の境界へ進軍し、境界で両者が勢いよくぶつかる行事があります。
数メートルもあるような図太い男根が斜めに上向いて起立し、片方は畳二枚を合わせたくらいの巨大なキャッチャーミットのような女陰がワーッと担がれて走ってゆき、それがぷつかるということは、男根が女陰にグサリと刺さることで、つまり陰陽の合体を表わすのです。
ぶつかって一発で見事に合体出来ると、その年は豊年になりますので青年たちは必死です。見事に合体出来るまで何度もぶつかり合うこともあるのです(テレビで昔、宮田輝アナウンサーの『故里の歌祭』の時に紹介されたかと思います)。
巨大な男根と巨大な女陰は、天地自然を支配し部落に幸福をもたらして下さる偉大なる男神と女神なのです。そしてその両性器の合体は、子産み即ち生成増殖を表わしているのです。今なお行なわれているこの神聖なる儀式は、計り知れない太古から脈々と云えられた古尤人の息吹と精神を伝える宇宙的規模の壮大な儀式なのです。
第五課 太古への回帰
これでよく分かるでしょう、男根はやはり太古から人間の、男の偉大なる象徴であり、それはより大きく、長く、ピンと吠え立っていてこそ存在価値があるのです。
そのような逞しい男根のみが、母なる大地の象徴たる偉大なる女陰に受け容れられる資格をもつのです(立たない貧弱なチンボは過って前に付いた尻尾にすぎません)。
今混迷の海に漂う人類に光明があるとすれば、それは遠い祖(おや)たちの太古に還り、男根と女陰の神聖さに目覚めること以外にありません(チンボもオメコも神様なのです。崇敬の念を持って護持すべきです)。
(続く)
13.11.13更新 |
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