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マスターズ博士の研究が素晴らしく意味深いものであることは前回お話しした通りです。しかし、日本でも博士の発案した「マックス君」に劣らぬ性具が誕生していたのです。その開発者が博士の報告書を知らないとしたら、我が国も捨てたものではありませんね。チンポを切られても生き残れる、0.1パーセントの望みとは、どのようなものでしょう。
それはチンボを切断されても、失血がどうにか防げて、傷口が塞がる場合です。
一般に、切断個所からの失血を防ぐには、切断されて残った切り口の末端部をきつく縛って止血すれば良いのですが、手や足と違ってチンボはそう簡単にはゆきません。それは尿道があり、排尿せねばならないからです。
チンボの切り口を引き出してギュウと縛っていても膀胱が一杯になったら尿を出さないと大変なことになります。尿を我慢していると、尿毒が全身に廻って尿毒症になりますが、それより、尿が余り一杯溜まりすぎると、膀胱が破裂してしまいます。
皆さんは御存じないでしょうが、昭和三十年代(私の学生時代)に、アメリカで次のような事件がありました。
或る有名映画女優が、パーティで泥酔して、深夜そのままそのホテルの自分の部屋のベッドに倒れ込んだ時、パーティに同席していた或る黒人映画男優が、その部屋に押し入り、彼女の上から襲いかかっていったのですが、 パーティで多量のアルコールの入っていた彼女は、膀胱が満タンになっていたので、そこへ巨漢の彼にのしかかられて、膀胱が破裂して苦悶死したのです。
今は医学が発達していますから膀胱破裂でも処置が早ければ助かるようですが、少し昔でも助からなかったのです。
そのような訳で、尿道が邪魔して縛れませんし、それより、本当に根元(恥骨の際)から引っ張って切られたのでは、縛る所もありませんから処置なしです。
さてそれなら、傷口の止血には、もう一つ方法が有るではないかという人がいるでしょう。確かに有ります。それは真っ赤に焼いた鉄の棒で、切り口を焼くことです。大変手荒いことですが、こうすれば切断面は焼けて塞がり、もう出血は止まります。
だがここに矢張り問題なのは尿道です。焼けば尿道も塞がってしまうのです。だから焼くことも出来ません。チンボを切られたらもう死ぬしかないのです。だから羅切は刑罰として、公開の場で行なわれたのです。
衆人環視の中で全裸にされて引き出され、罪状を読み上げられ、ついにチンボを切断され、股間から血を吹き出しながら解放され、自分の手でその血を押さえて止めながら転げ廻って苦しみ、徐々に息絶えていく、これはその種のマゾにとっては理想的な死に方であり、他の普通の男性にとっては非常に恐怖感の強い死に方ですから「見せしめ」としての効果は大きかったのです。
さて、このような処刑を無数に執行している民族は、やはりその結果凄い技術を開発するものです。それが漢民族による去勢の技術です。
チンボをプツンとちょん切られた場合、手で押さえて止血しながら、尿道に嵌まる直径のある鉄か銅のパイプを探して来て、切られた尿道の口からそのパイプを数センチも中へ挿入して、穴を確保(尿道の口の塞がるのを防止)しておいて、チンボの残ったほうの周囲を固く縛り上げて止血しつつ、傷口を焼いてしまえば、傷口は塞がりますし、皮が張ってくれば、切断された血管も海綿体も塞がってしまいますから命は助かりますが、これは、切られてもチンボの残った分に、縛るだけの部分が残されている場合だけで、しかも誰か、助けようとして、真剣に協力してくれる知人の居る場合のみです。だから助かる望みは0.1パーセントか、といったのです。
焼いて止血するのに、尿道口が塞がってしまわないようにするには金属の硬くて燃えないパイプで穴を確保することが必要です。軟らかい物や燃える物ではどんなにぴったりの管があってもいけないのです。チンボの止血のためにきつく縛った時に、尿道口に挿したパイプも潰れてしまったり、傷口を焼く時、一緒に燃えてしまってはいけません。
そうやってパイプを入れて焼いて止血と尿道口の確保に戒功しても、傷口からの細菌の侵入やら敗血症やとかて、完全に助かることはなお稀有なのです。ですから助かる確率は0.1パーセントなのか、0.01パーセントなのか、奇跡に等しいということです。
(続く)
13.11.27更新 |
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