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前々々講から、神田古書店の好色夫婦を例にイボ魔羅の栄枯盛衰について語っていますが、最終章を語る前に、私がイボ魔羅と同時期に知った素晴らしいチンボ責めをお教えします。これは唯一無二ともいえる快美を伴うもので、我ら肛学派にとっても真に必修の知識ですぞ。奥さんの説明によると、男の尿道を責めるのには、何といってもこのブージー棹が正攻法とのことです。
若い男は裸に剥かれてこの奥さんにチンボを握られ、三~四回軽くしごかれると、もうチンボがピンピンになり、射精してしまいますので味見する間もなく、余りにだらしないので、ブージーで尿道を拡張する治療をして、性感を野太く鍛え直すのです。
ブージーで尿道を拡げるのは元は早漏男性の治療のためによく行なわれていた何でもない医療行為ですが、男性器への責めとか、男性器の訓練や生育促進の器具として、サディストが使うにはもって来いの器具です。
奥さんは、初め若い男のチンボを責めるのに、エボナイトの棒や、ゴムのカテーテルを使っていたのですが、エボナイトは昔の万年筆によく使われていたもので、セルロイドやプラスチックのように硬くて、大体真っ直ぐな形であり、中々好みのカーブに出来ないので不便であり、ゴムカテーテルは、赤鉛筆くらいの太さの物が、男のチンボの尿道に押し込むと、一杯になる太さでとても面白いものですが、これは一回使用したら次に使う時に、よく消毒しないと尿道炎や膀胱炎になり、大変なことになるので、処理が面倒なのです。
ゴムカテーテルの消毒は、消毒液(アルコール・エタノール)で拭くくらいでは駄目で、度毎に熱湯で煮沸する必要があるのです。
ところが、煮沸したゴム管は、弱くなりますので、チンボの奥まで押し込んで引っ張ると、プツンと切れてしまう事故がとても多いのです。
尿道の奥で切れ残ったゴム管を取り出すのは、大変な難工事で、先ずは大量の水を飲んで、大量の排尿をしてみることですが、それでは中々出て来ませんので、そうなったらもう泌尿器科の医師の所に出頭して、診察台の上で仰臥で股を開いて、チンボの先から、鶴の嘴みたいに細くて長い、男性用の尿道鏡をグッと一杯に突っ込まれて、それをパッタリ開かれて、尿道を眼一杯拡げられて、他の挟む器具を挿入されて、引きずり出されるのです。
ゴム管がそれで出て来ればいいのですが、さらに奥の膀胱内に入ってしまえば、より取り出すのが困難になります(性学の権威、故・高橋鐵先生の御著書の写真には、女性がオナニーに使った体温計やヘヤーピンや、様々な異形の物が膀胱内に留まったままのレントゲン写真があります)。
女性の尿道は短いからまだ楽ですが、男性の尿道は、チンボの中を通っていますから長く、しかも膀胱の入り口で曲がっていますから、停留異物の摘出は女性の場合よりはるかに困難で、苦しまなければならない宿命にあるのです。
だが諸君、先号に紹介した『奇譚クラブ』投稿者のマゾヒスト、澤瀉(おもだか)しの女史が主張するように、苦痛の中に快美に至る入り口のドアがあるのです。
この私も奥さんに自ら志願して、ブージーでチンボをズコズコ擦って、尿道を鍛えてもらうことを何度も体験しました。それは本当に、半端でない物凄い激痛をともないますし、脂汗が一杯出ますが、精液を放出することなどより、はるかに強烈な快感で、これに並ぶ快感といえば、女の人にケッツの穴から手を押し入れられ、握った拳骨を、連続で出し入れされる、アナル・フィストファックだけです。
皆さんも早く、ケッツのお勉強に励んで、修練を績み、女の人に、ケッツから拳骨で串刺しにしてもらえるようになりましょう。そうすれば誰もが確実に、人生観が一八〇度変わるはずです。
(この話続く)
14.03.19更新 |
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