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時間をかけて神田古書店主人のイボマラ盛衰について語っている最中でしたが、彼らの行状の中には、肛学派の諸君にとって、真に参考とすべき行為も多々ありました。ですから、この稀有な夫婦については、じっくりと、丁寧に語ってゆくことにします。今この議義で肛学を志す諸君は、実に残念だ。それは往時のエメロンの効力を、もう私の若かったあの頃のように、味わうことが出来なくなったことです。
エメロン・シャンプーは現在も存在しますが、今のエメロンは往時のような物凄く強烈なあの刺激を与える製品ではなくなったのです。同じ名前でも今の物ははるかに効力が温和(マイルド)です。
昔のエメロンは今のより小型で薄い縦長の瓶に入っていて、使いきったその空瓶に水を入れてゆすいで、それを浣腸液にしても物凄く強烈な効き目です。
入れられたら直ぐに、ケッツの穴がカーッと熱くなってきて、あわててケッツの穴を締めようとしても、熱いラーメンを食べた後に額から汗がタラーッと垂れるように、ケッツの穴から勝手に、入れられた液が洩れ落ちるのです。
そうかと思ったら、湯飲み茶碗をひっくり返したように、ダダーッと液が全部外へ出てしまって、ケッツの穴が「ホーッ」と発音した時の口のように開いてしまう、そんな凄い物だったのです。
ですから、液がまだ使わず一杯人っているエメロンだったら言わなくても、分かりますね。入れられたとたんに、直腸内がカッと火照ってきて、火の玉がハラワタの中を走り下りるように、「アーン」とケッツが開いてしまって、中からは、悪酔いして反吐を吐くように、一方的にハラワタが外へ外へ押し出されるような動きになるのです。
深呼吸するように、大きく吐いて、次は大きく吸うという反動がないのです。一方的に「アーン」と全開したケッツから外へ、くしゃくしゃに圧縮した長い布をグイグイ押し出すように、腸が全力で反転露出しようとするのです。
こんなエメロンで何度もケッツの穴を訓練すれば、かなり括約筋が柔軟になり、ストレッチ効果絶大で、大物でも飲み込めるええケッツになる筈です。ですから往時は、『奇譚クラブ』愛読のアナルマニアたちの間では、エメロン浣腸と呼ばれて盛んに愛好されたものです。
肛門が完全に全開するものですから、往時は、アナル処女を貫く時には、エメロン浣腸後にやれば成功することはよく知られていたことです。
昭和三十~四十年代は、この激しいエメロンの全盛期で、実にいい時代でした。
第五課 エメロンの兄弟姉妹は
実はこの往時のエメロンにはお姉さんがいたのです。それは重症の便秘患者用に用いられた本物の浣腸薬「ドナン」です。
ドナンは武田薬品の製品で、これは水で薄めずに原液のまま用いるもので、普通五〇〇cc入りのガラス瓶に入って売られており、これをそのまま一〇〇ccか二〇〇ccケッツから注入して暫く我慢させるとバラワタの中が火のように燃えてきて、猛烈な勢いで糞が弾丸のような速さで飛び出して来て、ケッツの穴を内側からこじ開けるという凄い薬液でした。
ですから、エメロンにしろドナンにしろケッツの穴から入れたら、すかさず掌でケッツの穴を塞がないと、穴が勝手に痺れて開いてしまうので、手の指西本全部揃えて自分のケッツの穴に蓋をするのです。
すると穴が開くので、やがて全部の指が穴の中に吸い込まれてしまう、そんなに物凄いのが昔のエメロンやドナンなのですが、共に今はもう手に入りません。
(続く)
14.04.30更新 |
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