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神田古書店の好色夫婦とその主人のイボマラ盛衰について語っているここ数講ですが、彼らは、ある意味、現代アナル求道者にとっては先人とも呼べる技能を持っていたのです。素尻に施していた痔の荒療治は独特で、効果的で、とてもエロチックなやり方でした。いかに鉄パイプに固縛されていようが、上に跨られて押さえ付けられていようが、ケッツの穴が長時間、火事として燃えているのですから、凄まじい唸り声が出て、海老のようにピンピンと跳ねて逃れようとする本能は、超人的な威力を発揮し、押さえている主人ですら、跨って押さえている奥さんですら、振り落とされがちです。
そんな時よく効くのが、キンタマを強く握って捻ることです。やっぱり「キンタマは男の手綱」であったことを納得させられます。
奥さんは、前にも言いましたが、「ピンク映画の山本富士子」の称号で、当時(東京オリンピックのあった頃)全国男性の女神として崇拝された「松井康子」に瓜二つの妖艶な女性です。その奥さんの白魚のような指でしつかり捕らえられ、掴んで捻られ、締め上げられれば、男なら、自分のほうから股間を差し出す気になってしまう......そうさせる魔魅の妖を備えた奥さんなのですから。
殺されると分かっている激苦を前に、この人になら潰されても本望......と思わせる魔の力を、この奥さんは備えています。だから男は皆、自分から「食べられるために」奥さんのほうへ腰をせり出させるのです。それは信仰深き人の「殉教」と同じ心境です。
「サンタ・マリヤ」と叫びながら、銃弾の雨、槍の穂の林の中に、自らの肉体を弾丸として投げ出していった、かっての島原の乱の農民たちのように、男は皆、奥さんに潰されたくて自発的にキンタマを差し出してパライソを見るのです(パライソとは、島原・天草の乱当時のキリシタンの渇望した天国のこと)。キンタマを潰されることも、男にとって至福の時でもあり得るのです。憧れの人に掴まれるのなら......(この話続く)。
14.05.21更新 |
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