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さあ、今回も、かつて神田に存在した古書店夫婦の恐るべき偉業について講義を続けます。若い男を捕らえた奥さんが、彼らのキンタマを厳しく躾けたのには深遠な理由が存在します。が、そのことを語る前に、そもそも、キンタマが誰の物なのかを明確にしておきましょう。肛門括約筋は人間にとって一番大切な筋です。それは男にとっても女にとっても......。
その肛門括約筋鍛錬の有力な方法の一つが、鞭による尻の打ち鞣しです。
先号でお話ししましたが、男の尻は、鞭による強連打の刺激で、一番強烈な締め付けを示しますし、その刺激はチンボにも連動して、直ぐにピンコ立ちの反応を示します。チンボにいささかも手を触れずとも、ケッツを鞭打つだけでチンボが吠え立つのです。
そうされると若い男は直ぐ射精しますが、止めずさらに連打を与えてやると、仕舞には精が出なくなってもチンボが硬く生の竿のようにむくれてゴリゴリになって立ちっ放しになるのです。
精をすべて噴出させた男のチンボは、ケッツの穴から指入れて前立腺を掻き掻きしてやると、もう出るのがないので、ペニスの亀頭の鈴口(尿道口)が、金魚のように弱々しくパクパク開閉して、それでも筒は硬くゴリゴリのままになります。
快感でチンボが立つのは短い一時のことですが、耐え得られない激痛や恐怖に直面した男のチンボは、杉の大木が股間に生えたように、ピンとそこに根付くもののようです。
それは性的刺激による興奮(エレクト)とは、一見別のようですが、否、否、それは表層のみによる薄見です。極限の恐怖や苦痛は、実は深層の地下水脈で、しっかり快美感の泉と繋がっているのです。
ピンコ立ちしたチンボはもう縮みませんし垂れたりしません。こんなになった男は、仰向けに寝かせれば、何百人の女だって上に乗せて馳せる馬なのです。
男のチンボは、自らの欲望を射出して解決するために有ると思うのは、とんでもない思い違いです。それは何十人、何百人の女性に快感を得てもらうために存在すると見るのが正しいのです。だから若い男はそのままでは何とも仕様がないのです。競馬に出場させる競走馬のように、手慣れた調教師が育て上げてこそ、初めて一人前に乗りこなせる男になるのです。
古書店の奥さんはそれ故に厳しく訓練するのです。若い男はどれもこれもまだ半人前なのです。間に合わない役立たずばかりなのです。
(続く)
14.08.06更新 |
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