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今月も、かつて東京で古書店経営をしながら、性の奥義を究めんとしていたあの夫婦について、講義を先に進めてゆきましょう。彼らと、若き私と、彼らの店や近隣の商店で万引きをした若者たち、皆が同じ方向を向き、ひとつの偉大なゴールに向かって邁進していた、あの日のことを......。お姉さんに見られ握られたらほとんどの男は轟沈です(轟沈とは大東亜戦争でよく使われた言葉で、海戦で敵艦に砲弾を命中させて一分以内に沈めるのをいいます)。お姉さんが魅力的すぎるのです。
こうやって二回干摺り掻かされると誰でももう萎縮してしまって、チンボが立たなくなってしまいます。
「何や、もう立たんのか。情けないものやわ、ほんならこれから仕込んだろ。一から躾せなあかんのやな」
姉さんがこう言うと、夫は獲物の男の若い尻を大きな掌でバシバシ叩いて、「訓練されとらんチンボは何の役にも立たん。やっぱり男も女も一から教育するのやったら、ケッツから仕込んだらなあかんわ。横田よよう見とれよ、俺がこいつの尻を真珠マラで貫いたると、こいつのチンボ、今までより桁外れに大きいなるからな」と言い、いきなり背後から串刺しにします。
すると、本当にトコロテンを突いたように、若者のチンボはピンと立つのです。ケッツを犯されると男のシンボルは最高の猛りを示すのです。
主人が何回か射精した後、私にも何回かそのケッツの穴を貫かせて鞣(なめ)させます。チンボの立ったままの若者は、両手を上に萬歳させられ、そこへお姉さんが銀色の針金を持ってきます。お姉さんは、そのチンボをまるで鰻を掴むように捕らえて、光るその針金を、チンボの亀頭の割れ目の尿道口からゆっくりと押し込んでゆくのです。
前にもお話ししましたが、これは医療器具で、名を"ブージー氏悍(かん)"とか"ブージー氏消息子(悍)"といい、略して"ブージー"というものです(ブージー氏が発明したからこう呼ぶ)。よく見るとこれは唯の針金ではなく、先端に編み物の針のような小さい丸い玉が付いていて、人間の体内の小穴に入れられるように出来ています。
高校の頃、軍隊経験のある体育教師が、徴兵検査のことを話していたのを憶えていますが、結核性の痔である痔瘻を患っている人は、尻の穴の周辺に幾つも小さい穴が開いていて、そこから四六時中しゅくしゅくと膿が出ていて、その穴に針金を入れてやると、どこまでも深く深く入ってゆくとのことで、彼が針金と言っていたのがこのブージー悍なのです。
消息子とか消息子悍という名は、穴の中がどんなふうになっているかを、挿し込んで調べる棒状の物という意味です。
(続く)
14.12.31更新 |
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