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数ある浣腸器の中で皆さんは一体何をお使いになっているのでしょうか。今月はイルリガートルの便利な使い方、そして温泉浣腸の極意の中に、神田古書店夫婦の躾が絶対的なものであることが見てとれるでしょう。皆さんが用いる浣腸器は、ガラスの筒をピストン(ポンプ)のようにして中の液を押-出して用いる「ガラスシリンダー式浣腸器」と、高い所に掛けて気圧の高低差を利用して、太いガラス筒の中の液を低いほうへ、流下させて使用する、いわゆる「イルリガートル」と称する「高圧式浣腸器」と、もうひとつはゴム製で前(出口)と後ろ(入り口)とに各数十センチの長さの太めのカテーテルのような管が付き、その真ん中にテニスのボールをやや小振りにして、しかもそれを正円ではなく、ラグビーボールのような玉子型にして、その球に仕込まれた弁の力で入り口のほうから人ってきて、出口のほうへ一方通行する「エネマシリンジ」という、浣腸器の三つに大別されます。
このエネマシリンジは初め、鼻の中に水を注入して洗う器具として考案されたものとのことです。その他には縁日や夜店で風船や水ヨーヨーに空気を入れる器具としてもよく使われ、それが「ケッツの穴に興味のある助平な人たち」によって浣腸器として使うととっても便利だと分かつて、それから普及していったものです。
「エネマシリンジ」も「ガラスシリンダー浣腸器(ポンプ)」もなかなか優れものです。これらの二つは「液体」のみならず「気体」をも被術者の体内に入れることができるのですから、優れものです。
だが、これら二者は入れる時充分に熟達した者が慎重にしないで、強引にグイッと押し込んで、液や空気を膀胱に入れすぎると大変なことになります。
前にも言いましたように、パンパンに尿で満タンになった膀胱へと、さらに力まかせに強く中へ押し込むと、膀胱が破裂してしまいます。
ゆっくり上手に押し込めば、人間の膀胱は、驚くほど伸びて薄く大きく拡がりますが、それにも限度があり、無理に入れすぎると、パチンと破裂してしまい、苦しみ転げ廻って、死なねばならなくなります。
私の高校・大学時代の東京オリンピックの頃までは、それで人が死ぬことか多くあったものです(今は処置法がよくて助かるようになりましたが......)。
ガラスシリンダー式浣腸器やエネマシリンジで膀胱を責めるのに空気を注入するのは、とっても面白いものです。
チンボやオメコから、プープーと屁をこかせるという珍奇なるプレイのやり方は、それはそれは面白い責めですが、とても危険で誰にでもできることではありませんから、初心者は、技が進んで、玄人になってから行なうべきです。
そこで膀胱責めの一番面白い器具とは残る高圧式のイルリガートルということになります。
被術者の膀胱をゆっくり、ねちねちといたぶる器具はイルリガートルです。
先端にセットしたカテーテルを、はじめはゆっくりと、術者が気の付かぬうちに、ジワジワと膀胱を満たし、気が付いた時はすでに、膀胱内にある程度尿が溜まっているという状態にしてしまうのです。
春の海で潮干狩りするときに、満ちてくる潮は、知らぬ間に満ちてきて、深くなるものです。あれが極意なのです。
(続く)
15.07.01更新 |
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