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昨今では幼少のうちから子供に様々な習い事などを受けさせたがる親御さんが多いようですね。しかし睾丸こそが真に幼児教育を必要としているという事実は、まだ知られていないようです。それでは正しき英才教育のあり方、その効能と詳細な方法を学習することにいたしましょうか。素睾とは訓練をされていない野育ちの、つまり無教育・無教養の睾丸のことを言います。
多少他人より大きいからといって、一度も訓練されたことのない野良睾(きん)は全く役に立たないということを身に染みて知るべきで、そして知ったならば、一刻も早く睾丸を立派なお道具に育てる努力をすべきです。
立派にするための第一番にすることは、まず、睾丸の袋がすぐに縮み上がろうとするのを訓練によって縮まなくすることです。睾丸は冬の寒い空気に先ずキュウッと縮み上がって、酷い時には袋が深い黒っぽい皺になって、時にはその深い皺が玉を二つとも腹腔の中へ押し上げて、いわゆる睾丸が縮み上がる状態を作り上げます。
縮むのは気温が寒いときだけではありません。温度の寒暖の別にかかわらず、恐怖によって縮み上かることのほうが深刻な問題です。二つの玉は二つともに縮み上かって腹の皮に潜ってしまうこともあり、とちらかひとつが早く潜り、後のほうのが逃げ遅れて外で縮んで小さくなっていることもあります。
皐玉はまだ母の胎内にあった時、体(腹)の中にあり、それが出産の前後に外へ下りてきて袋に納まるのですが、稀には生まれる頃まだ下りてこす遅れて下りてくる例があるのです。
それでも生まれた後、ちゃんと下りてくればよいのですが、中には「停留睾丸(ていりゅうこうがん)」といって、外へ下りずに残ってしまうこともあり、そんなのは女の子と間違われることが多く、またそんな腹の中に残っていては発育が悪く、精子を造る能力もなくなりますので、新生児のうちに外へ出さなければならないのです。
皆さん、男の睾丸はただ単に二つの玉がぶらぶらしているだけで、誰かにそこを不意に叩かれたり蹴られたりしたら、死ぬほど痛い急所で弱点だと思うのは浅はかな考えです。睾丸はとっても大切な男のシンボルで生まれて股間に出てぶらりと下がった時から活動を始める、心臓や脳と同じく大切な器官なのです。
だから一番望ましい、理想的なのは、その器官が一個の生命としての活動を始めた時からいち早く訓練し、育てるのが正しいのです。
といってもまだ生まれたばかりでは筋肉も骨も弱いですから、四~五歳くらいから、徐々に訓練すべきです。これを本当の英才教育というのです。
(続く)
15.11.25更新 |
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