第42講 心の広い小父さん【2】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第二課 三人で行こう
机の上にあった小母さんのコールドクリームを瓶から一すくいして自分のチンボに塗った小父さんは、「横田君、君のケツ使わせてくれ。ね、いいだろう」と言うと私を前に押し倒し、背後から重なって来ました。
私の興味はあの反りのきついチンボです。小母さんはこんなチンボを胎内に入れられてどんな気持ちがしたのだろう、そしてこのチンボからこの家の妙子、正家、和男が生まれたのだと思うと、自分の直腸でこのチンボの刺激を受けてみるのもいい勉強になると思ったので小父さんが入れやすいように背中を反らせて、お尻をかかげて開いてやりました。
小父さんは十何年振りの挿入にかなり気があせっていて、チョンチョンあちこちあらぬ方向を突ついています(それに反りがきつくて入れにくいようです)。
やっと入りました。うん中々いい感じです。やはりピンと硬いのがいいです。小父さんはせかせかと腰を使って、「うんやはりこれはいい。わしが見込んだとおりだ。女のよりよく締まるよ。おうこの締めつけはどうだ」と感激の声をあげています。
小父さんのチンボを入れさせてやって分かったことは、反りのきついチンボは大きな抽送には向かず小刻みに限定されるということです。大きく動くとすぐ外れますから。
そうかやっぱり私のようにピンと真っ直ぐな方がダイナミックなピストン責めには有利なのです。恥骨をぶつけるようにブスッと一杯に突っ込んでやれますし、抜くのもズボンと抜き、抜けたのが又真っ直ぐ突っ込めますから。
だが反りのきついチンボの小技もいい気持ちです。小父さんのチンボは私の直腸の中でくらげに食べられた鰯のようにあがいています。若い頃あの長身の小母さんに乗って行って三人の子供を作った小父さんは、今もう私のケッツの穴の虜になっているのです。
子供の頃から父に剣道で仕込まれた私の身体の筋肉はしなやかで強靭です。意識してキュッキュと締めつけてやると小父さんは絶叫します。耐えがたいと悶えるのです。
何のことはない、チンボを突っ込んだのは確かに小父さんの方ですが、私の強靭な活約筋に食い締められて立場はたちまち逆転し、小父さんのチンボは完全に私のケッツの穴の捕虜になったのです。感極まった小父さんの射精はビビッビビッ、ビビッビッと私の直腸に確かに当たるのが分かりました。小母さんもこうして受精したのかと思うと感無量です。小母さんが急に肉親のように近く感じられようになりました。
それよりお尻の穴を使ってキュッキュッと思い切り締めていると、それに合わせて私のチンボが又起立して臍を叩き始めました。
それを見つけた小母さんは私の下に潜り込み、私のチンボを握るももどかしく、自分の口に押し込み、一所懸命吸い込もうとするのです。小振りなトマトのような私の亀は小母さんの口の中一杯で、小母さんは玉子を一個入れたようなものです。小父さんが後ろから私のケッツを突くのでそれに押されてズンズンと私の亀(亀頭)は小母さんの口の奥のノドチンコをノックします。亀の先がねばりのある柔らかいノドチンコに当たると、小母さんはゲーゲー言って苦しそうに腹を大きく波打たせますが、喉の奥にも確かに性感帯はあります。それに個人差はありますが……。神経感覚は磨けば鋭敏になるものです。
こうやって夫婦に前と後から挟まれて連なっているのはよく見ると何とも不思議な光景です。
前で四つん這いでチンボを咥えている小母さんの白い背中とよく張った大きな二つの尻の丘は、何とも嗜虐心をそそります。
タプタプゆれるその中年の肥り始めた腹の皮も凄くエロチックで、後ろからへばり付いている小父さんの方は姿こそ見えませんが私が意識してキュッキュッとお尻の筋肉を締めてやるとピクピク脈動が伝わって来て、こうなるとこの夫婦は二人共私の玩具的存在です。
そうやって小父さんは三回目の射精を果たしました。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
08.11.19更新 |
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