第38講 ケッツ責めの秘訣【3】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第三講 ケッツの穴パクパク
被虐の快感に酔いしれて亡我の境をさまよっている小母さんは、唯もうケッツの穴を天井に向けてますます背中を反らせて腰をよじっています。
それを見ていると何となく、もっといじめ抜いてやりたくなるから不思議です。中年のやや身体にたるみのきかかった人妻の魅力は私ら若い男が若さの激情の趣くままに、少々手荒く扱ってもこわれたりしないしぶとさと、ねちねちと自らも快感をむさぼろうとする貪欲さ、つまり助平さにあります。
私は輪ゴムを小指にからませるとそれを引っ張ってきて拇指の根元にからませて更に引っ張って示指の爪先に先端を引っ掛け、いわゆるゴム鉄砲にすると、小母さんのケッツの谷間を狙って発射しました。
ピシュッと飛んでいった輪ゴムは見事に一つ目小僧の穴の縁に当たり、小母さんはキャッと悲鳴を上げて背中をビクンと反り返らせて立ち上がると、尻たぶをこすり合わせました。肛門の縁に当たったのが余程痛かったのです。
尻を閉じましたからつぎは左右の尻タブを狙って数発射ち、ヒイヒイ泣かせてやると、膝立ちになった小母さんは、贅肉がついてたるんだ腹をタプタプとゆすりながら痛さに悶えます。
皆さん、中年女性のたるんだ腹がタプタプ波打つ情景は大変エロチックなものですぞ。平手でその腹を思いきりしばいてやるととても気色がいいです。顔をくしゃくしゃにして「オウオウ」と泣くのを聞くと、完全に一人の女を征服し得たという満足感を味わえます。(平手で張る、つまりしばくのはいいですが、決して拳で突いたり叩いたりしてはいけません)
腹をしばき、後ろへ廻り大きな尻タブを平手でしばくのですが、尻をしばく(張り倒す)時は、四つん這いのように腰を曲げさせるより、立たせるか俯せに寝かせるかまたは膝をついて立たせるかでしばく方がいいです。或いは前にも言いました机の上に正座させてそのまま土下座するように上体を曲屈させてお尻を後ろへ思い切り突き出させた体位にさせる方がいいです。
なぜかと言うと四つん這いは屈曲により尻肉に力が入りますが、立たせたり俯せに寝させたりすると尻たぶが弛みますので、そこを思い切り叩いてやる方が音も痛みも大きく、それだけ被虐感をしっかりと味わわせてやれるからです。
机の上に土下座させた体位は肛門がよく弛みますので、これは平手打ちでわざと三本の指の先端が肛門に当たるように打ちのめしてやるといいのです、鼓を打つように。中指に相手のケッツの穴のオノノキを直に感得出来ますから……。肛門ばかり百発以上連打してやると絶叫しますが、穴を叩きのめされることで被虐の虜になるのは確実です(但し尾骶骨は絶対に叩かぬように)。
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
08.09.03更新 |
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