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青山正明の世界 第43回


ホラー/カルト映画における青山正明(6)

取材・構成・文=ばるぼら

21世紀を迎えてはや幾年、はたして僕たちは旧世紀よりも未来への準備が整っているだろうか。乱脈と積み上げられる情報の波を乗り切るために、かつてないほどの敬愛をもって著者が書き下ろす21世紀の青山正明アーカイヴス!
『月光』19号
1987年12月30日発行/東京デカド社
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ホラー/カルト映画における青山正明(6)

引き続き青山正明が関わっているカルト/ホラー映画関連の文献を見ていく。1984年10月発行の『季刊SFイズム』12号では、「ホラーの仕掛人 SFXアーティスト総チェック」として、メイクアップ・アーティストの名前を9名+アルファ挙げている。定番のディック・スミス、ロブ・ボッティン、リック・ベイカー、トム・サビーニ……などをはじめ、今後注目として『ゴーストバスター』のスティーブ・ジョンソンの名前なども。この雑誌自体は新井素子や谷山浩子、たがみよしひさや大原まり子の別冊を出したり、ゴジラなど古典的映画や、SF小説・マンガを紹介するSFファンマガジン的なもの。

『季刊SFイズム』12号
1984年10月発行/みき書房
『月光』12号
1986年8月20日発行/東京デカド社
『月光』(東京デカド社)の「死後の世界」特集の12号(1986年8月20日発行)では「境界線上の往還者たち 恐怖映画における死後の世界」と題した6ページの論考が掲載。「とまれ、死後の世界が如何なるものであろうとも、どうせ死ねば分るのだから、“それを覗き見る”楽しみは、臨終の時まで大事にとっておこうと思う」という言葉が意味深である。同誌19号(1987年12月30日発行)では「ビデオ放談 峠の茶屋(番外編)フリークスビデオ」というインタビュー記事にビデオ評論家として登場し、畸形から幻覚まで横断したフリークス映画史について話している。

左上『宝島』1987年3月号

右上『宝島』1987年10月号

左下『宝島』1989年2月号
発行/JICC出版局
80年代を代表するサブカルチャー誌『宝島』でも青山は断続的に映画紹介を行なっており、1987年3月号の「エル・トポ」、同年10月号の「フリークス」ビデオ化、1989年2月号のマカヴェイエフ紹介記事などはカルト映画関係として重要だろう。面白いのは最初の「エル・トポ」紹介文中で「ホラーの次はカルトだ!とか言って、カルト・ムービーを商売にしようとした皆さん、見事にコケましたなあ」と冷ややかな目線を送っていることである。というのも『宝島』は80年代半ばに二度ほどカルト映画特集を組んだことがあり、雑誌に対する皮肉でもあるのだ。青山はのちに『エキセントリック』誌でホドロフスキー監督にインタビューをしているから、思い入れがこうした発言をさせたのかもしれない。

『月刊ビデオヤング』
1987年6月号/松文館
まるで青年マンガ誌のような表紙のエロ/サブカル誌『月刊ビデオヤング』(松文館)1987年6月号では、3ページ分の「人喰いビデオ」の紹介記事を担当。「実際に食べたことはないが、人肉は絶対にマズイ筈だ。何故なら、我々が日常口にしているのは、全て草食動物の肉である」と、冷静なカニバリズム観を披露している。

『DEEP SPECIAL』
1987年11月号/大亜出版
洋ピンばかりのエロ雑誌『DEEP SPECIAL』(大亜出版)では1987年11月号から連載「ビデオ・ファナティック」を開始。とにかくインパクトの強いビデオ作品を紹介するというふれこみで、『ジャンキー』から原発事故ビデオまでバラエティ豊かに取り上げている。全てがカルト/ホラーではないにしろ、88年1月号でのイタリアン・ホラー(『地獄の謝肉祭』『嗜肉の愛/ビヨンド・ザ・ダークネス』)、88年4月号でのスチュアート・ゴードン『ドールズ』紹介などはチェックしておきたいところだろう。なお同誌ではこれ以前に、1986年2月号から「sexology」という連載を行なっていたが、そちらはフェティシズムについての論考だった。

『地獄のハリウッド!』
1993年2月11日発行/JICC出版局
現在ある『映画秘宝』の前身となったムック・シリーズ「映画宝島」の三作目『地獄のハリウッド!』(JICC出版局/1993年2月11日発行)では、「ツインズ・フィードバック」と題して双子/兄弟の出演作を紹介。双子といっても青山は「はっきり言って、SFXよろしく視覚的な異形はもう見飽きてしまったのだ」と、フリークスの延長として楽しんでいたようである。クローネンバーグ監督の『戦慄の絆』に登場するマーカス兄弟、『ザ・クレイズ/冷血の絆』に登場するクレイ兄弟を中心に、双子という存在の特殊さを説いている。おまけで『チェインド・フォー・ライフ』に登場するシャム双生児の姉妹ドロシー&ビビアン・ハミルトンも(クローネンバーグについては次回取り上げる)。

(続く)


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man.gif ばるぼら ネッ トワーカー。周辺文化研究家&古雑誌収集家。著書に『教科書には載らないニッポンのイ ンターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』など。なんともいえないミ ニコミを制作中。

「www.jarchive.org」 http://www.jarchive.org/

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09.02.15更新 | WEBスナイパー  >  天災編集者! 青山正明の世界