毎週土曜日更新! オナニーマエストロ遠藤の ぶらりエログッズの旅 第45回 村上さん結婚おめでとう 文=遠藤遊佐 ←森三中の裏の顔は、もしかしたら「スピード婚・虎の穴」なのかもしれない。こうなったら黒沢さんにも是非頑張ってほしいところですね(嘘です……これ以上ショックを与えないで……)! |
えー、森三中の村上知子さんが結婚なさいましたね。お、お、お、おめでとうございます。 (発表から2週間も経ってからこんなことを言うなんて完全に時期を逸しているのはわかっているんですが、平常心に戻るのに2週間かかってしまったんだからしょうがないじゃないか……)。
出会って三週間で入籍というスピード婚、しかも処女のまま結婚したということで世間的にも話題を呼んでおりますが、これって実際のところどうなんでしょうか。
スピード婚はまだわかるんです。必ずしも長く付き合ったから相手をより深く理解できるというわけじゃないし、結婚なんて一種の賭けみたいなもんだって言いますし。
でもね、バージン婚はちょっと危険なのでは? と人生の酸いも甘いも噛み分けた(?)熟女としては思っちゃったりするわけです。
だって、性癖とかチンコの形とか持続力とかまったくわかんないままこれからずっとセックスしていく相手を決めちゃうんですよ。結婚してみたらものすごいコアなM男で「ウンコ食べさせてくれないと勃起しない」とか言われないとも限りません。
いや、万が一「愛してるんだったら、この全身タイツを着て僕の尿道にポッキーを突っ込んでくれないか」なんて言われたら……しかも初夜に……。
そういえば、友人のマンガ家・花津ハナヨ先生の名著『モテずに死ねるか』にこんな話が出てきます。
↑非モテ女子の(というかもはや私の)バイブル『モテ死ね』。
16等分した紙片に“自分がパートナーに求めるもの”を1つずつ書いていき、その中から2枚ずつとって、より重要だと思う方を残して要らないほうは捨てていく。それを繰り返していって最後に残った一枚に書いてあることこそ、自分がどうしても譲れない“パートナーの条件”だというんですね。
で、その時ハナヨ先生が書いた中で最後に残った一枚はというと、
「タマタマが臭くない」。
いいですか、村上さん。世の中には「タマが臭わない」を男性選びの第一条件に据える女性だっているんですよ!
処女婚が悪いとは言いません。でも想像してみてください、もし初夜に初めて目の前に現れた男性自身が、八丈島名産くさやも真っ青というほどの異臭を放っていたとしたら!
マエストロはどっちかというと体臭は「ややあった方が望ましい」というタイプですが、くさやはダメだ。ああ、考えただけでも恐ろしい……村上さんも考え直すなら今ですよ!
今ですよぅ…!
今ですよぅぅぅっ……!!(←エコー)
……ということで、コラムの3分の1を割いて自分を無理矢理勇気づけたところで、ようやくオナニーの話に戻ります(ああ、こういうことばっか言ってるから結婚できないんだよな、俺……)。
いつものように注文してから数日後に宅急便で届いた乳首マシーン。
↑やわらかな春の陽射しの中でいそいそと荷物を開封。
余談ですがマエストロ、新宿アートセンターさんからの荷物があまりにも頻繁に届くので、気さくな佐川急便のお兄さんから“東京から美術の何かを取り寄せているアーティスティックな人”と思われたらしく、「アートが趣味なんですか。かっこいいッスね〜」と満面の笑みで言われてしまいました。
すみません、趣味は美術じゃなくてオナニーです。すみませんすみません。
そんないたたまれない気分で受け取ったエログッズがこちら。
↑「乳ピタマッサージャー 揉んだろぅ〜」 よく見るとラベルの形もオッパイになってます。芸が細かい。
両乳に吸盤をつけたパッケージのお姉さんに注目。なるほど、はにかむような笑顔が萌えます!
……じゃなくて、こうやってオッパイ全体を包み込むように装着するわけですな。ちょっと前に流行ったヌーブラの要領です。
箱から出してみると、こんな感じ。
おお、今回はちゃんと乾電池も付属しております。感心感心。
「クンニマシーン編」で電池がなくて切ない思いを味わったのをふまえて、今回は近所のヤ●ダ電機で単三電池30本入りパックと単四電池8本パックをまとめ買いしてあったのですが、付属してるんならそれに越したことはありません。
コントローラー部分はオシャレなゼブラ柄。で、そこから伸びたコードの先に小さなローターが2個ついていて、ここが乳首に当たるわけですね。ふむふむ。
オッパイを包む透明な部分はぷにぷにした柔らかい素材で、内側に無数の突起が。こういう乳グッズは見たことがないけど、肌触りは気持ちよさそう。
待ちきれず試しにスイッチを入れてみたところ、なかなかの振動です。肌触りソフトで振動はハード。ひゃひゃひゃ。いいんじゃないの? いいんじゃないの?!
早速部屋に戻り、そそくさとカーテンを閉めて……と言いたいところですが、ぶっちゃけここ1カ月ほどカーテンを開けてないので閉める必要がありません(ひ、ひきこもり……)。
そのまま薄暗い部屋で真っ昼間から貧乳をおっぴろげ「揉んだろぅ〜」を装着するマエストロ。
……あれ? おかしいなあ。うまくくっつかない。
私、ヌーブラというものを使ったことがないんでよくわからないんですけど……あ、そうか。これって吸盤みたいになってるのか。
風呂場や台所にタオル掛けなんかをくっつける時に使うやつありますでしょ。あれを巨大にしたような感じなんですよ。もしくは便所が詰まった時にカッポンするやつ。
↑これですね。正式名称はラバーカップというそうです。豆知識。
ただ貼り付ければくっつくってもんじゃなくて、オッパイと「揉んだろぅ〜」の間に空気が入らないように、便所掃除の要領で少々強引にグイッと密着させなくてはならないわけです(しかし後でよく考えたら、これってたぶん私の胸にくっつくべき肉があまりなかったせいですね。それともデカ乳首が邪魔したか。いずれにしても青木りんだったら2秒で装着できたことでしょう)。
それでも乳首グッズ試したさに、なんとか装着したマエストロ。
嫁入り前なので画像は慎んで割愛させていただきますが、鏡に映ったこの姿は、うーん……なんといいますか。
そもそもオナグッズを装着してるところなんて愛する親兄弟に見せられないのはもちろんなんですけど、妙齢女子のそういう姿ってコミカルな中にもエロさが漂っちゃったりするもんじゃないですか。でも、これはどう見てもパッケージに写ってるおねえちゃんと違う。
オッパイ面積に占める「揉んだろぅ〜」のバランスが異様に大きい(=貧乳)!
やたらサイズの大きいサングラスをかけた人みたいになっちゃってます。
ぶ、ぶかっこう……!!(泣)。
今さらスタイリッシュなオナニーをしようなどとは露ほども思ってないけど、仮にもオナニーマエストロを名乗っておきながら、この似合わなさはいかがなものか。
まあ、オナニーなんてのは不恰好なもんですけども……。
若干落ち込みながらも次回に続く!
(続く)
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(C)花津ハナヨ |
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛する三十路独身女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。 遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」 |
08.04.12更新 |
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