↑今回の目的地は田縣神社。すあまのぶらり旅は、CMの後もまだまだ続きます。 |
不定期連載 綿まで愛して!新世紀抱き枕系コラム! すあまにあ倶楽部 第24回 抱き枕マエストロすあまの ぶらりエロスポットの旅 その2 文=抱枕すあま |
すあま(以下す)「あのね、『S&Mスナイパー』本誌に手紙を出すときって、記事の中で面白かったものと、つまらなかったものを3つずつ書かないといけないでしょ? あれって、物書きの立場からすると、もの凄いプレッシャーですよね。私のコラムは、WEBスナイパーでよかったですよ」
WEBスナイパー編集部I氏(以下I)「何を言ってるんですか。WEBスナイパーは、記事ごとのアクセス数がすぐに分かってしまうんですよ。本誌のアンケート結果より正確ですから、もっと怖いですよ」
す「あぐぅ……。お願いだから、まだ打ち切りにしないでね。このコラム、まだまだやりたいことがあるの。だって、まだ大井川鉄道のSLに乗ってないんだもの」
I「まだSLを諦めていなかったんですか!? でも、お陰様で、WEBスナイパーの週末のアクセス数は、結構多いんですよ。だから、土日は『オナニーマエストロ遠藤のぶらりエログッズの旅』や『天災編集者! 青山正明の世界』のようなキラーコンテンツを用意しているんですよ。平日は皆さんお忙しいから、週末と比較すると、どうしてもアクセス数が落ちますからね」
す「私のコラムって、不定期連載ですけど、基本的に平日の木曜日掲載ですよね? アクセス数の少ない平日の中でも、さらに中途半端な木曜日掲載ですよね?」
I「そ、そ、そ、そんなことないですよ……。ほ、ほら、木曜日といえば、みんながコラムを読みたくなる日……でもないし、早めに家に帰ってネットサーフィンをしたくなる日……でもないし……。あっ、急用を思い出した! それじゃ、また!!」
す「あっ! Iが逃げた。図星だったのか……」
そんな訳で、タイトルは遠藤遊佐さんの大人気コラムと間違えてクリックしてもらおうという魂胆から付けています。クリックさえしてもらえれば、たとえ読まれなくてもアクセス数が上がって……(ぶつぶつ)。
今回のすあクラは、前回に引き続き、名古屋鉄道『小牧線』に乗ってのぶらり旅です。それでは、楽田駅から出発地の上飯田駅方面に1駅戻ったところにある、田県神社前駅で途中下車することにしましょう。
↑田県神社前駅。こちらも楽田駅と同様に無人駅です。
今回、私が訪れた場所は、田縣神社(たがたじんじゃ)です。大縣神社(おおあがたじんじゃ)とは異なり、広い歩道を歩いていけば、ものの5分で目的地に到着です。ぶらりする間もありません。
前回の大縣神社と同様、田縣神社も非常に歴史のある神社です。創建は、弥生時代まで遡るといわれています。御祭神は御歳神(五穀豊穣の神)と玉姫命(子宝・安産の守護神)です。玉姫命といえば、前回のぶらり旅で訪れた姫之宮と同じ神様ですね。
このような由緒ある神社の何が凄いかというと、ご神前に供えられているモノが凄いのです。それが、これなんです。
見事な大きさの木彫りの男根なのです。もう気付かれた方もいるかもしれませんが、実はコレ、お神輿になっているんです。毎年、3月15日の豊年祭の時、新しく作られた男根(正しくは『大男茎形(おおおわせがた)』といいます)が乗った神輿を男たちが担いで練り歩いた後、神前にお供えされるのです。
そのためか、神社のいたるところに男根に似た石が奉納されています。この石は、まんこと一緒で、心なしか幸せそうです。
こっちの石なんて、先端から白いモノがどぴゅっと飛び出しています。
植えられている樹木だって、二股の木ばかりです。
二股の木とはいえ、脚が上に向かって開いている状態なので、色気はないんですよね。シンクロナイズドスイミングというより、
金田一耕助の『犬神家の一族』を見ているかのようですから。
このような大量のちんこ石や二股の木を見ながら、本殿の裏手に向かって歩を進めていた私は、一番奥まった場所に怪しい石が置かれているのを発見しました。
石碑を見ると『珍宝窟』とあり、このような説明が書かれていました
双玉ノ右ヲサスリ家内安全
商売繁昌・金運ノ願イ
双玉ノ左ヲサスリ恋愛成就
子宝・安産・夫婦和合
願イ事叶ウト言イ伝エラレ
遠近ヨリノ参拝者アトヲタタズ
霊験イヤチコナリ
また、別の石には、このように書かれていました。
私は、ここでふとあることに気付きました。それは、男根は祭られていても、金玉は一つも祭られていなかったのです。まぁ、金玉が一つだけ祭られていても、二つセットになっていなければ、金玉だとは分かりませんけどね。
とにかく、田縣神社の境内は、大量の男根で溢れかえっているのです。どこかに、大量の金玉が奉納されていてもおかしくはありません。その金玉は、本物の金でできた玉(ぎょく)だったとしたら……。
ひょっとすると、この石碑に書かれた言葉は、財宝のありかを示す暗号なのかもしれません。玉をさすりながら賽銭を入れ、珍(チーン)となれ(鳴れ)ば宝(金の玉)が現れる。……だから、『珍宝窟』と呼ばれているのかも。推理小説を最後まで読み終えたのに、犯人が分からないことがあった私のカンが冴え渡ります。
私は興奮して震える手を押さえつつ、両方の玉をさすりながら賽銭を入れたのです。すると……。
チーーーーーン!!
な、なんと、鐘の音が鳴ったではありませんか! やったぁ! お宝ゲットだっ!
ひょっとすると、この石碑に書かれた言葉は、財宝のありかを示す暗号なのかもしれません。玉をさすりながら賽銭を入れ、珍(チーン)となれ(鳴れ)ば宝(金の玉)が現れる。……だから、『珍宝窟』と呼ばれているのかも。推理小説を最後まで読み終えたのに、犯人が分からないことがあった私のカンが冴え渡ります。
↑こんな石柱まで“ちんこ”です。ちんこで満腹になれます。
次回は、田縣神社の隣のスーパーで売っていたお土産をご紹介します。お楽しみに!!
【田縣神社】
愛知県小牧市田県町152
豊年祭は、毎年3月15日に行われています。
【すあまにあ倶楽部コミュニティ】
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(続く)
抱枕すあま 『SM探偵団』(ガッツ)で男優兼監督としてデビュー。その後、カメラマン、照明を経てスタッフその3となる。着実に一歩ずつ大物監督へのステップを踏み外している。最近では、『SM魔女狩り審問会』(エピキュリアン)において、金属製拘束具のデザインおよび製作を担当した。抱き枕との生活を綴ったブログ『すあま日記帳』もある。 |