日本で唯一のSM専門ホテルに迫る!
箸休めコラム
『アルファーイン』反お洒落スポット的周辺散歩
〜六本木・麻布十番・赤羽橋〜【1】
写真・文=井上文
日本で唯一のSM専門ホテル、東京・六本木「アルファーイン」。特集2週目の今回は、ちょっと一服しながら「アルファーイン」周辺を井上文さんとまったりお散歩。たまには遠回りもいいものです。
石作りの城みたいな外観を持つSMホテル『アルファーイン』。平日の昼だというのに駐車場は一杯だ。周囲をぐるぐる歩きながらひとり妄想を膨らませていると、無性に女人の肌が恋しくなってくる。が、道案内せよというのが今回私に与えられた指令だ。上玉を連れ込むのは後回しにして、地方から来る人や『アルファーイン』初体験という人のために我流ながらガイドをしよう。
↑まさに古城『アルファーイン』。近隣に各国の大使館が点在していることから、ノーマルとアブノーマルの橋渡しをするという意味で「SM大使館」とも呼びたくなる。
都営大江戸線の六本木、麻布十番、赤羽橋の三駅に囲まれた位置にある『アルファーイン』は、東京タワーと六本木ヒルズに代表されるカップル御用達エリアの裏番長的存在だ。セレブ用のチャラチャラスポットについては観光向けのガイドブックに任せるとして、ここでは、意外に下町的情緒もある『アルファーイン』界隈の紹介をしておきたい。SMに情緒はつきものですしね。
三駅のうち、一番遠い六本木駅から歩き始めるとすると、外延東通りを東京タワーに向かってまっすぐ行くのがホントは早道だ。が、地図があったら見てみるといい。この界隈は、「坂」の町なのだ。地下鉄から地上に出てすぐの六本木交差点からでも、早速「芋洗坂」が麻布十番に向かって下りている。あるいは外延東通りを少し進んだところからも、やはり麻布十番に向かって「鳥居坂」が下りている。辺り一帯がなだらかな丘になっているのだ。人生とプレイは坂の上り下り。ここは敢えて遠回りをしたほうがオツな道中になると思う。
↑『芋洗坂』。六本木交差点「アマンド」のわきから下っていく地味な道。ここから散歩を始めよう。この辺りは坂の町で、すべての坂に木札が立てられ、由来が示されている。
まずは車と不良外人の多い外延東通りを切り捨てて、「芋洗坂」を下りてしまおう。私はいつも、芋洗坂に入ってすぐのオープンカフェを覗いて白人女性の美脚を視姦し、朝日神社でその劣情を静かに詫びる。その後、まったく収まらない勃起をポケットの中で擦りながら歩くと(真似しなくていい)、だいたい50擦りでテレ朝&六本木ヒルズの前に出る。地下鉄に沿って左に折れよう。ゆっくり100擦りくらいで麻布十番の商店街が見えてくる。
↑麻布十番商店街にある、童謡『赤い靴』のモデルになった「きみちゃん」の像。台座に刻まれた哀しいエピソードでブルーになったところで『暗闇坂』へ。
↑麻布十番商店街にあるイヤラしい感じの立体造形物(本当は種のイメージ)。 |
↑麻布十番温泉『越の湯』。休みだったが、この料金は大人1260円(18時から940円)と高いが、本物の温泉だから。プレイ後に入ろう。 |
(続く)
東京・六本木ホテル「アルファーイン」
住所:〒106-0044 港区東麻布2-8-3
電話番号:03-3583-3655
■システム
ご宿泊:チェックイン22:00〜チェックアウト翌10:00
(※AM3:00以降のチェックインはAM11:00チェックアウト)
\16,380〜(部屋によって料金が異なるため、詳細はHPでご確認下さい)
ご休憩:チェックインから2時間
(※サービスタイムAM6:00〜PM:5:00、但し土曜日を除く)
\9,030〜(部屋によって料金が異なるため、詳細はHPでご確認下さい)
延長料金:1時間毎 \2,310〜\3,680
ご使用人数制限:全室3名様までご利用可能
(※4名様の場合はご宿泊料金の50%、5名様の場合はご宿泊料金の倍額の追加料金)
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「ホテルアルファーイン」
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.05.31更新 |
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