The
ABLIFE―Abnormal Dilettante Magazine―
月一更新で贈るオール・アバウト・インモラル人生!
読者投稿欄「あぶらいふ」は、「この場」があることで生まれる創作意欲、コミュニケーション欲、そして読者を交えたフラットな交流に意味を求めるインターネット上の広場です。同性愛・自慰妄想・緊縛・露出・各種フェティシズムにまつわる体験談、小説、意見、呟き、絵画、写真など、貴方の個性的な性表現を、ジャンルを問わず募集&掲載しています。「スナイパーSNS」と併せてパワフルにご活用下さい。
↑往年の「あぶらいふ」読者の方にはお馴染みの秘画家・鏡堂みやび氏の10年ぶりの画集『鏡堂みやび豪華画集 第弐集』(三和出版)が発売に!! 待望の詳細と数点の作品を当欄の最後で紹介しています。★文章の投稿方法が簡単になりました! 個人情報のご記入は一切不要です。
2013年4月の投稿作品 NEW!
「本当は舌を裂くより(自分の)腹筋を割りたい41歳の春」 画=RIO
「ザクロの神隠し Second victim」 NEW! 画=VULGAR
「ダンディ殿のくノ一拷問」 NEW! 画=ルーズ
「深窓の隷嬢」 NEW! 画=照Q
「50女に極小ビキニ」 NEW! 文=窓際係長
数日前に50歳になった彩乃を昼間からラブホに呼び出し、男性誌のグラビアでよく見かける極小ビキニの水着を渡す。
「もう......悪趣味なんだから」と一応抗議するものの、彩乃は洗面室で着替え、水着姿で戻ってくる。可愛い女だ。
Fカップだが垂れた乳、脂肪がついた腹、太もも、尻。50女に極小ビキニは、無理矢理感が全開だ。
でも、それがいい。非日常的な方が興奮が高まるのだ。
ベッドの上に四つん這いにさせた彩乃の尻を、「お前はほんとハレンチな女だな」と、スパンキングする。
「だってあなたが......」とうらめしそうな声の彩乃だが、彼女だって興奮してるのだ。
その証拠に仰向けにした彩乃の水着の股間に染みができている。わかりやすい女だ。
「なんだ、この染みは? この好き者女が」と水着の上から電マを当ててやる。特製コントローラー付なので、15秒振動したら、しばらく停止。それを繰り返す「生殺し仕様」のスグレモノだ。
予想通り「あん......意地悪......こんな中途半端いやっ......」と体をくねらせる彩乃の下半身は生殺し電マにまかせて、俺はFカップの乳房を楽しむ。
水着をずらせてFカップの乳房をプルンと飛び出させ、ゆっくり揉みしだき、乳首もつまんでやる。
彩乃は訴えるような目で「もうダメっ......ちょうだい」と哀願する。なんて可愛い50女なんだ。
乳首をつねりながら「私の淫乱オ〇ンコにチ〇ポを突っ込んでください」とお願いさせてから、俺は下着を脱ぎ、痛いほど勃起しているぺニスを出す。
彩乃の股間の電マをはずし、ハサミで水着に切れ目を入れる。
上も下も最後まで脱がせない。熟女には恥ずかしすぎる水着姿のまま犯す。そのためのピンクの極小ビキニだ。
俺が水着の切れ目からぺニスを挿入すると、彩乃は「あぁ~ん、おかしくなっちゃう」と自ら腰を振りながら、乱れに乱れる。
バツイチの50女だけど、もうすぐ孫ができるけど、場末のスナックのママだけど、俺にとっては最高の女だ。
いとおしくなって唇を重ねると、彩乃もネットリと舌を絡めてくる。
同時に彩乃のオ〇ンコも俺のぺニスに粘膜が絡みついてきて、なんともいえない気持ちよさだ。
やっぱり女は、好き者の熟女にかぎる。
最後は鏡の前で立ちバックで突き上げてやったら、彩乃は自分の恥ずかしい極小ビキニ姿を見ながら「ああっ、もうだめっ!!」と叫んで全身をケイレンさせた。
それと同時に俺のぺニスも脈打ち、彩乃のオ〇ンコの中にザーメンをたっぷり発射した。
崩れ落ちそうな彩乃を背後からギュッと抱きしめ、俺は耳元で「来週は体操服とブルマのまま犯してやるぜ」と囁いた。
「微に入り細に入り」 NEW! 文=Mみどり
猿轡というと、ボールギャグとか、口の中に布を押し込み口を割って布で縛る、というものを普通は想像しますよね。
そういうシーンが多用されているのは、映像的に分かりやすいとか、定番だからとりあえず、程度の話のような気がしてなりません。でも、1分も掛からないで完成してしまう猿轡なんて面白くないじゃないですか。
というわけで、みどりが猿轡で遊ぶ話をしたいと思います。
まず、長さ10センチ程のゴム管に梱包用のロープを通し、両端に結び目を作ってゴム管が動かないようにします。次に、ゴム管に布を三重くらい巻き、その上からガーゼを巻きつけます。そして、ゴム管の端辺りに化粧用パフを当て、咬ませ式の猿轡を作ります。
咬ませて首の後ろで縛るわけですが、その時、15センチ四方のゴム板とスポンジ板をフェイスタオルで包んだものを首に当て、その上から縛ります。当然、スポンジ板が首に当たる側で、ゴム板が外側です。何時間も猿轡をして過ごすのですから、このくらいにしませんと。
次に、半開きになった口にもう一枚、化粧用パフを咥えさせます。なるべく真ん中から涎が流れ出るようにするためです。
そして、その上から、生理用ナプキンを付けた布で縛ります。今は、ソフィの超熟睡ガード330を使用しています。布は蝶結びにします。そして、短いロープで下顎の部分を二重に縛ります。よりナプキンを肌に密着させるためです。
ロープは、蝶結びの輪の中を通して縛るのがコツです。そして、プリーツ式マスクからはみ出すくらいのガーゼを当てて、左右の耳に留めます。ここまでで、全体の半分くらいの工程です。
三角巾を頭から被り、顎の下で一度縛って、そのまま上にあげて、頭のてっぺんで縛ります。さらに、ずれないように細めの布で額を二重に縛ります。
そして、ロープで顎から頭まで三重に縛って、頭の上で結びます。さらに、額の布の上もロープで二重に縛ります。これで、とりあえず、ずれ落ちたりはしないと思います。結び目は必ず頭の上になるようにして、顎の下で結ぶことはありません。
そして、長いロープの真ん中を後ろのロープに縛り、左右をそれぞれ前に回して、亀甲縛りの要領で縛り、後ろで縛り、さらに前に回して亀甲部分で結び目を作り、そのまま頭の上で縛ります。当然、鼻の付け根にロープの結び目が当たるので、小さな布を当てておきます。
そして、幅の広い布で鼻から顎までを覆い、後ろで蝶結びにします。さらに、額も布で覆い、後ろで普通に縛ります。そして、短いロープを蝶結びにした布を通して縛り、さらに余りを後頭部の結び目に通して縛ります。口元を覆った布がずれ落ちたりしないように。
一応、これで完成なんですが、さらに、鼻の上の部分と下顎の部分を二重にロープで縛り、ずれないように、顎から頭までロープで三重に縛って頭のてっぺんで結び、完成です。
完成まで、5分以上かかります。
猿轡って、楽しいですよね。
「憎悪の化身 第1話」 NEW! 文=VULGAR
金曜の帰宅ラッシュ。駅構内は6月にして30度を超す気温に淀み、苛立ちながら険しい顔で帰宅を急ぐ者たちで激しく入り乱れ、週末の熱気も加わって蒸せ返る。電車内では座席を陣取る形で他人の迷惑も考えず騒いでいる女子高生たちの鼻を突くような香水が充満していた。
短いスカートがまくれるのも構わず脚を組み、化粧を整える少女。体を斜めにもたれかけさせ、座席2つ分を占領してストラップだらけの携帯を一心不乱にいじる少女。男友達に寄り添いマニキュアを熱心に塗り直す少女もいる。周囲から突き刺さっている険悪な視線などお構いなしに、自分等だけの世界を謳歌しているようだ。
54歳のサラリーマンである吉田は、何十年も乗り続けてきたその電車に揺られ、脂ぎった手で吊り革を握りしめていた。
上司や同僚にいびられながらも、営業マンとしてどうにか地道に頑張ってきた。安普請ではあるが長期ローンで何とか自分の家も得て、数え切れない見合いを経てようやく結婚した。
妻は理想の女性像とは遠く掛け離れていたが、贅沢など言えない。生まれた子供は現在反抗期で、暴力をふるい、家庭は冷え切っていた。だが吉田は「順調だ! 俺は成功者なんだ!」と、毎日呪文のように自分に言い聞かせ、苦労して掴んだ些やかな社会的位置に満足しようと必死で努めた。
目の前の座席には生意気そうな茶髪の少女が座っていた。仲間と共に芸能人の話で爆笑している。吉田とはまるで無関係な世界に属しているかのように見えた。大きく脚を組んだ少女は、その踵が吉田のスネを時折強打していることが分っていない。
(気にも止めていないな......)
その傍若無人な姿に腹が立つのとは裏腹に、短いスカートから覗ける太股や胸の隆起に目がいってしまう。若い雌の目も眩むような魅惑の力に抗うことの出来ない欲情が、彼の内部でドス黒い渦を巻く。
吉田はチラチラと少女の太股に目をやっては、ワザとらしく咳込んだり腕時計と少女の顔を交互に見たりしていた。電車が止まると新たな乗客が車内へ一気に流れ込んできた。吉田はその無遠慮に押し寄せる人波に押されて目の前に座る少女に覆い被さるような形で崩れ倒れた。
「すいません」
すぐに態勢を整えて吉田は小声で謝ったが、少女は露骨に不快な表情を浮かべ、彼の顔を見ず横を向いた。何事もなかったように再び電車が動き出す。
吉田は少女から目を逸らしながらも、まだ体に残る少女の柔らかな胸の感触や、香水と体臭の混ざり合う淫摩な雌臭に悶々とした。吊り革に掴まって汗ばみながらやっと立っているそんな吉田の下方向から、「あんた次で降りなよ」と、凍てつくような少女の声が響いた。
「尻を上げて、マワされました」 NEW! 文=秋山たつや
こんにちは。ホモ男性達から肉便器として使われている、変態Mの秋山たつやです。
地域のホモ界なんて狭い世界なので、肉便器として認知されると向こうからも声をかけてくるようになります。
先日も中年ホモのA氏にメンバー制のハッテンバに呼び出されました。
個室に入るとすぐに私は全裸にされ、ベッドの上にうつぶせにさせられると、そこから膝を立てて尻を高く上げ、顔は横向きに枕に押し当てて、両手で枕を抱えるポーズにされました。
しかも部屋のドアは、開けたままです。
「ケツマン丸見えのいい格好だぜ」
笑いながら、A氏は私のアヌスにローションを塗ります。
A氏が持参したのは、ゲイショップで一番高い〇〇ローションでした。
長時間乾かないので、鬼畜ホモの間では「輪姦ローション」と呼ばれています。
「これでじっくりほぐしてやるぜ」とA氏はS~LLの4本の張り形を私に見せます。
私のアヌスにはLLサイズだけで足りるのを知っているくせに、意地悪なA氏は必ずSサイズから挿入します。
もちろん私の淫乱アヌスには、なんの抵抗もなしにスルリと入ります。
するとA氏は「なんでこんなに簡単に入るんだ!」と、大きな音が部屋の外に聞こえるようにパーン、パーンと私の尻を叩き、さらに私に大声で「私はSサイズの張り形では物足りない、淫乱ケツマンのマゾ豚です!」と言わせるのです。
当然、スパンキングと私の恥ずかしい叫びに誘われて、次々と男達が部屋に入ってきます。
「LLサイズの張り形もスッポリ入る私のケツマンでよかったら、どうぞ皆様のぺニスを突っ込んでください!」と言わされた時には、A氏以外に5人の男性がベッドを取り囲んでいました。
「見ての通りのガバマンですが、こうすれば、ちゃんと締まって、楽しめますから」とA氏は私のアヌスにぺニスを挿入し、「おら、しっかり締めろよ、肉便器野郎!」と、挿入したままスパンキング。
確かに叩かれるとアヌスがキュッとぺニスを締め付け、私の犯されてる感も高まります。
取り囲む男達が息を呑んで見詰めている前で、尻を叩かれながら、A氏のぺニスでアヌスをズン、ズンと突かれます。
もちろん私のパイパンチンポもフル勃起ですが、意地悪なA氏に射精防止のステンレスリングをはめられたので、常に射精寸前の感覚の生殺しです。
そんな状態でA氏に15分以上も犯されたのですから、私は「ああっ、すごいっ! だめっ! だめっ!!」と、恥知らずに声を上げ続けて悶え泣くしかありません。
やっとA氏のぺニスが私のアヌスの中で脈打ったときには、早くもグッタリ。
でも、輪姦はまだ始まったばかりなのです。
2人目の男性は、挿入する前に私のアヌスを覗き込みます。
「こいつのケツマン、ヒクヒクして誘ってるぜ。正真正銘の肉便器だな」
正解です。私は最低のハレンチ肉便器です! マワされ続ける宿命を背負った、生肉淫穴人形です!
そして2本目のぺニスが入ってきました。
ああっ、太い......巨根です。グワッと押しひろげながら、どんどん奥に侵入してきます。
巨根を根元まで打ち込むと、彼はやはり「おう、思ったほどガバガバじゃないな。しっかり楽しませてくれよ、肉便器親父!」と私の尻を連打します。
アヌスに巨根、スパンキング、周囲には目をギラつかせた順番待ちの男達......もうだめです。
私は完全に肉便器穴奴隷に堕ちました。
「あああっ......もっと......もう、めちゃくちゃにしてっ!」などと口走りながら、尻をくねらせ、ヨダレを垂れ流して、男達に犯され続けました。
結局6本のぺニスで9回犯され、そのあと2回目と8回目に私を犯した巨根男性にシャワールームでオシッコを飲まされ、いつものように飲尿射精してしまいました。
そして近いうちに巨根男性が主催する「輪姦オフ会」でマワされることも決まりました。
読者の皆様、こんな私を罵倒してください。
「老フェチの昭和追想 その七」 NEW! 文=端井譲治
装ひて挙句剥かれて人前に晒され立ちて蔑まれたし
デニス・ロッドマン。最近久しぶりにマスコミに登場しました。北朝鮮訪問はやんちや坊主とやんちや国家のコラボといふところでせうか。バスケットコート内外でのラフな行動で有名でしたが、プレイは玄人好み、リバウンド命のスタイルでした。そのロッドマン、女装の趣味があることはご存じですか。
欧米のサイトを見てゐると「シッシー」といふジャンルがあります。映画の台詞などでは女々しいとか弱虫といつた意味で使はれますが、我々の趣味の分野では文字通り男の女性化でせう。さういへば昔の日本語には「シスターボーイ」といふのがありました。『花と蛇』にもでてきますがもはや死語。今だつたら「女装」といふところでせうが、シッシーと女装では持つ雰囲気が少々異なるやうです。
サイトでは男が女になつて女性に仕へるといふのが最も多いパターンのやうです。日本語では女性のドミナントと男性のサブミッシブの関係は女王と奴隷に擬されることがほとんどですが、英語ではクイーンよりミストレス(あ、どこかの雑誌のタイトルだ)、すなはち女主人と呼ぶことが多いからでせう。中でも多いのがメード、つまり小間使ひの扮装のシッシーです。秋葉原でメード喫茶が流行るずつと前からですよ。サイトではメードトレーニング、ハウスメード、フレンチメードといつた言葉が頻繁に飛びかひます。
ボディ・コンシャスな黒い服に白い胸エプロン、シームストッキングと高いピンヒール。ひつつめた、もしくはボブの髪に必需品のカチューシャ。常に背筋を伸ばした姿勢を保つのは履いたハイヒールのためだけではありますまい。ご主人に言はれたことはテキパキとこなす。余計な口はきかない。うーん、ステロタイプのユニフォームもその服従の表われだよね。メードはサディストから見れば理想的な相手だし(一盗二卑?)、マゾヒストだつたら一度はなつてみたい身分です。
女もすなるメードといふもの、男もしてみんとて、かの国のむくつけき男たちが大騒ぎしてゐますが(でもロッドマンは写真で見るともつと派手な格好が好きのやうですが)、日本ではメードの伝統がないせいか(女王と奴隷の伝統だつてあるとは思へませんが、今日の文章、括弧多すぎだな)、まうひとつ盛り上がつてゐないやうです。「女中」に扮してもあまりフェティッシュとは言へませんものね。
「変態M男の晒し旅 パート17」 NEW! 文=醒ドール
私は会社社長の奥様でもある33歳の会長のところへ週に2回、SEX&マッサージをするために通っています。
2月後半のある日、いつもの通りマッサージをするため奥様宅へ。
家に入ってもワンちゃんが私に吠かかることはなくなりましたが、マッサージの前に奥様と一緒にシャワーを浴びていると、ふいにワンちゃんの吠える声が聞こえ、直後に社長のワンちゃんをあやす声が聞こえてきたのです。
幸い、私の靴は扉が閉まった下駄箱の中でした。しかし脱いだ服は脱衣室です。
直ぐに奥様は一人で浴室を出ます。私はお湯の入ってない浴槽にしゃがみ込み、なんとか社長にばれず1時間程度を過ごしました。社長が家を出て行かれた時には脚が痺れきっていました。
その日、奥様はいつもより興奮されたらしく、私の体を舐め廻しながらTバックの日焼け痕やパイパンのことを厳しく罵ってこられ、目を三角にしてSEXをされました。私も大興奮です。
奥様とそんなふうに交流をしている一方、恋人であるAさんとは、年末にプレイしたSカップル様の御命令により、SEXどころか肌にも触れることすらありません。
さらにSカップル様の美紀様から「彼女や自分(美紀様)と肌を触れ合いたいなら、一日6食を食べて太りなさい」との御命令が。私はそれを忠実に実行し、美紀様からお誘い頂けることを信じて毎週末にAさんをSカップル様の元へ送り迎えしていました。
そして3月半ばのことです。いつものように彼女をSカップル様のところへ迎えにいくと、美紀様からメモ紙を渡されました。紙には彼女を送った後で電話しなさいと書いてあり、私はその通りにしました。
すると、電話口の美紀様が「だいぶ肉付きが良くなったわね、プレイさせてあげる」とおっしゃって下さったのです。
翌日、待ち合わせ場所の喫茶店に行きました。
美紀様は若い男性を連れていて、椅子に座るなりその男性を指され、「この子、ドMなのよ」とおっしゃいました。「痩せていてタイプじゃないけど奴隷として使いたい」とも付け加えられました。
「この子、童貞だって言ったから、永遠に忘れさせないためにSEXさせてあげたの」
男性は、まこさんという名前で、165センチと小柄な体型。20歳の大学生ということで、美紀様とはツーショットで出逢ったとのことでした。
私は急な紹介に戸惑いましたが、美紀様はテーブルにドンッと8ミリビデオを置かれ、
「トオル、お前はもう少し色々な経験をしてステップアップしたら私とプレイさせてあげるわ。まずはM男同士でプレイしなさい。そうねローションマットプレイがいいわ、勿論フェラチオもするのよ。必ずビデオに撮って私に見せなさい」
そうおっしゃるなり、帰っていってしまわれました。
とり残された私とまこさんは、美紀様から言いつけられた通り、ラブホテルに行ってプレイをすることにしました。
男性と2人きりでプレイするのは私も初めてです。まこさんもつい1週間前に美紀様から童貞を奪われたばかりのウブなM男で、男性との絡み経験などありません。
部屋に入ると、私がリードする形で美紀様ご希望のローションマットプレイをし、固定カメラで撮影もしました。
必死でした。美紀様に調教して頂けるチャンスなのです。私は出来るだけイヤラしく映るよう、ソープ嬢のようにまこさんの体を舐め回して精一杯にサービスしました。
プレイが終わったことを美紀様にご報告します。すると美紀様はすぐにいらっしゃいました。
車の後部座席に乗り込まれ、映像を確認される美紀様。
「良く撮れている」
確認を続けながら私に足を揉ませます。
「なかなかね。もう少し太ったら私とプレイさせてあげる。そのイヤラらしい日焼けの体とパイパンはもちろん維持よ」
「ハイ」
私は短く返事をして、美紀様が帰っていかれるのを見届けました。
■あぶらいふInformation
"在る以上に在る"という常ならぬ事態の中で追求される贅沢なエロス
『鏡堂みやび豪華画集 第弐集』を紹介します 文=井上文
パソコンの画面で描きかけの作品を表示すると、鏡堂みやび画伯が当時使っていた小さなノートパソコンの場合、片目だけとか、鼻だけとかで作業スペースがいっぱいになったという。人体原寸で描いているからだ。画伯は、現実には存在しないその皮膚に、やはり原寸の毛穴を一つ一つ、産毛の一本一本を現わしていく。
気の遠くなるようなその作業は、性器や足裏に至るまでの全身に及び、完成したデータ作品をパソコン上で拡大していくと、遠目には分からない毛穴の開き方、汗の滲んでくる様子などが実は目を凝らす前からすでに在り、全体を構成する一部として作品の印象に影響を与えていたことが分かる。
人間の手によって、人工物ならざるものを存在せしめる芸術という分野において、かつて様々な方法が模索され実を結んできたが、氏の殉じる方法の主な一つは、「総てを描き込みたい」という修羅の立ち方で、今回、10年ぶりに発売された2冊目の画集『鏡堂みやび豪華画集 第弐集』でも決定的な特徴になっている。
収録されているのは画伯の原点に迫る古い作品、昨年のものを含む新作、前の画集では収録されなかったモノクロで仕上げた作品群、制作過程が分かる下絵など、バラエティに豊んでいる。量も多いが、1冊目から2冊目を出すまでに何故10年もの歳月が要ったのかが各作品に付された画伯自身による解説文で分かり、見応えがあるだけでなく読み応えがある。
以前、私が画伯にインタビューをした時(2003年)、氏は「計算によると俺、7年後に死ぬから」と自分の死を予言し、理由も教えて下さった。今、画伯は亡くなっていないわけだが、今回の画集が「総てを描き込みたい」という画伯の基本的な立ち方に基づく闘いと、自身をこの世界に存在させ続けるための闘いが同時進行する中で編まれ、二つの闘いが縒り合わさって出来たものだということが、解説を読むと分かるのだ。
もともと画伯の作品は、好事家が画家に直接依頼することによって描かれる秘画・あぶな絵として、発注者以外の人目にはつかない場所で流通してきた(今回の画集の中にもマニア一個人からの依頼を受けて描かれた絵が発注者を伏せて複数収録されている)。そんな画伯の生業は、氏が映画『花と蛇2パリ/静子』で杉本彩演じる静子夫人の拷問画を描いた男のモチーフになった際に片鱗が(ややファンタジックに)描かれたり、作品自体もスクリーンを通じて多くの人の目に触れたりしたこともあった。しかし、鏡堂作品のより深い魅力に触れようとするなら、やはり近くから、目を見開いて鑑賞するのがいい。
総てを描くことは、不可能だ。ただ、細部を極端につきつめて存在に挑む画伯の気迫は、陽炎のように立ち上がって、確かな作用を及ぼしてくる。たとえば足裏の指紋が克明に描かれているのを見た時など、自分の認識が裏切られ、作品の中の世界と自分のいる世界の境界線が危うくなるのを感じる。それは前の画集から変わらない画伯の作品の味わいだが、難産となった『鏡堂みやび豪華画集 第弐集』の衝撃はそこに留まらず、責めに悶える女体の烈しさが、もはや「総て」を追い越して過剰に溢れ出してくるようだ。
在る以上に在るという常ならぬ事態の中で追求されるエロス。その驚くべき贅沢さは、秘画家・あぶな絵師の心意気と業によって裏打ちされ、発見しつくせないほどの秘密と感動を内側に含み込みながら支えている。
【応募要綱】
「あぶらいふ」では皆様からの力作投稿を募集しています!
★体験談、告白、写真、イラスト募集、貴方のアブノーマルライフをお好きな形で表現して下さい。
SM、フェチ、同性愛などジャンルは問いません。他の投稿者へのご意見、ご感想も大歓迎です。
★投稿はこのページ下段の投稿フォームもしくは郵送にてお願い致します。
作品は編集部が厳重に保管の上、厳選して『WEBスナイパー』の「あぶらいふ」にアップ致します。
★恐縮なのですが、いずれの作品に対しましても、原稿料・謝礼等をお支払いすることができません。
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・添付ファイル(メッセージ以外の文書ファイルやイラスト、写真、動画ファイル等)がない場合は、この下の「投稿入力画面へ」より、お原稿をご送信下さい。
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「S&Mスナイパー」の射程と雑誌内雑誌「あぶらいふ」の行方 文=井上文