本家三行広告 2 女王様・M男動画サイト 2 ミストレスランド 1
最新記事20件
特選AVレビュー『変態ドM巨乳素人女徹底調教』(クリスタル映像)
ベッドで仰向けに横たわるマゾなあなたに人気店所属美人ミストレスの豊満な乳房が、巨大なお尻が迫りくる―― VR映像作品『【VR】エリカ女王様がエッチにVRお仕置き!』発売!!
特選AVレビュー『ウチのイケメンの息子を男の娘にするからそれを担保に金くれ。』(Men's LAB)
『すとりっぷ小屋に愛をこめて』(人間社文庫 昭和の性文化2)増刷祈念トーク&『ザ・ストリッパー 堕ちて藍』(1981年)上映会 開催!!
特選AVレビュー『Hide&Seek4』(SILK LABO)
特選AVレビュー『進撃の粗チン 永井みひな』(NON)
原作「Yahoo!知恵袋」はいいけど、原作「大手小町」はちょっと嫌だ! 榮倉奈々の死んだふり七変化に癒されながら夫婦の在り方を考えよう。映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』公開!!
特選AVレビュー『秘書in...(脅迫スイートルーム) 佐々木あき』(ドリームチケット)
特選AVレビュー『乳首イクイク敏感美少女/優梨まいな 』(ワープエンタテインメント)
特選AVレビュー『爆乳の人妻はおっぱいを揉みまくると絶対的に淫乱になる - 彩奈リナ』(ドグマ)
特選AVレビュー『覆面プロレスラーの俺が呪いのマスクで女体化』(ROCKET)
本作とストロングゼロの間には奇妙な共通点がある。人はときに、三次元的にぶん回されたくてしょうがなくなる生き物なのだ。映画『トレイン・ミッション』公開中!!
特選AVレビュー『女監督ハルナの トリプルレズ ぺニバンシンドローム file.02』(レズれ!)
この春、あの大ヒット宣言を書いた、ウワサのふたり組がスクリーンにやってくる! 映画『マルクス・エンゲルス』公開中!!
特選AVレビュー『妻ネトリ 凌辱輪廻』(ZIZ)
女子版『8 Mile』!しかし肝心のラップより、母親役のブリジット・エヴァレットが歌う「Kiss Me Deadly」のスーサイドっぽいカバーのほうが染みる...... 映画『パティ・ケイク$』公開中!!
2ページまんが 酒場の女【18】
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2018年4月号
特選AVレビュー『恥ずかしいカラダ 天才M女 宮村ななこ』(HMJM)
川上譲治 トーク&上映会「1985-2005裸的群像伝記録映像【あんぐら すとりっぷ】」開催!!
アクセスアップ
新刊情報
制服少女COLLECTION(大洋図書)
MEN'S KNUCKLE 2018年7月号(大洋図書)
BITTER 2018年7月号(大洋図書)
(裏)恥辱の絶頂special!(ミリオン出版)
簡単無料!!初心者でも絶対成功するDVDコピー入門(ミリオン出版)
スナイパーEVE Vol.68(ワイレア出版)
ごぶさたな奥さん 2018年7月号(ワイレア出版)
G-COLLECTION 2018年7月号(大洋図書)
シュガー・マイ・ベイビー(大洋図書)
悪魔はファンシーアレルギー(大洋図書)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter
(C)WhiskyGaloreMovieLimited2016

WEB SNIPER Cinema Review!!
エディンバラ国際映画祭クロージング作品 ティナール英国映画祭オープニング作品
ナチスによるロンドン空襲が激しさを増す第二次世界大戦中、人々にとって"命の水"であるウイスキーが枯渇してしまっていた時代に、スコットランドのエリスケイ島沖で大量のウイスキーを積んだ貨物船が座礁。その時、島民たちがとった行動とは。実話を基に描かれるユーモラスな物語。

2月17日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
 | 
(C)WhiskyGaloreMovieLimited2016

スコットランドを舞台にした映画の傑作といえば、離れ小島に派遣された都会の警官が、奇祭にまきこまれ神への生贄として燃やされる残虐カルト『ウィッカーマン』(ロビン・ハーディ監督)を思い浮かべるが、もちろん本作はあんな恐ろしい映画とはまったく違う、ほのぼのとしたハートフルムービーになっている。と思ったけど、やっぱ『ウィッカーマン』っぽい! 舞台となる島はどちらもスコットランドの僻地ヘブリディーズ諸島だし、狭い村の敬虔な普通の人たち怖いし、『ウィッカーマン』と『ウィスキーと2人の花嫁』は表裏一体。つまり本作を観ることで、逆に残虐カルト映画『ウィッカーマン』を「伝統や宗教を大切にする人たちのほのぼのムービー」として観直す視点も得られるのである。

(C)WhiskyGaloreMovieLimited2016

時は第二次世界大戦まっただ中。『ダンケルク』(クリストファー・ノーラン監督)と同じ時期、同じ国とは思えないほどゆったりした時間が流れるこの島に、ある日悲劇がやってくる。配給のウィスキーが飲み尽くされてしまったのだ。村民たちは酒が飲みたくて無気力になり、じいさんは生きる気力を失う。そんな折、島の近くで貨物船が座礁した。救けだした船員たちに、積み荷を聞いてみると、ニューヨークに輸出するウィスキーが5万ケースだと言うではないか......。
というわけで村民たちの「ウィスキー頂き大作戦」が始まるのだが、島には本土から派遣されてきた一人で戦時下張り切り野郎こと、ワゲット大尉(エディ・イザード)がいた。彼は村民たちを大英帝国の民兵として鍛え上げる意欲に燃えており、このままでは海の藻屑になることが決まっているから飲めばいいじゃん!パーティーじゃん!な積み荷を前にしても、それは政府の資産を盗むことになり、持ち出すこと一切まかりならんといつもの張り切りっぷりを発揮する。主人公の郵便局長(グレゴール・フィッシャー)は酒をガンガン飲みたい村民一同代表として知恵を巡らせ、そこに一人で張り切り野郎ことワゲットの部下(ショーン・ビガースタッフ)が娘(ナオミ・バトリック)に求婚するというチャンスが巡ってきた。しかし娘を嫁にやるのはイヤ......などと悩む局長。一方、一人で張り切り野郎ことワゲットの差し金によって島には本土から政府の調査員が呼び寄せられる。さらにはどこからかやって来た正体不明の男まで加わって、一人で戦時下張り切りたい、結婚したい、酒飲みたい、正体不明の男が何かしたい、など映画はそれぞれの思惑が混ざり合ったドタバタ喜劇へと突入していく。
この物語が、第二次世界大戦中に実際に起きた事件を基にしているというのがさすがイギリスで、原作となる小説は47年に出版された。49年には『マダムと泥棒』などのアレクサンダー・マッケンドリック監督によって映画化され(当時大ヒットするも日本未公開)、今回はギリーズ・マッキノン監督による二度目の映画化だ。

(C)WhiskyGaloreMovieLimited2016

もっとも印象的だったのは、積み荷がウィスキーだと判明し、村民たちが早速小舟で繰り出そうとすると、午前0時の鐘が鳴るシーン。牧師がやってきて、「安息日じゃ!」と叫ぶ。するとあんなに一刻を争っていた人々が、みんなすごすごと戻ってくるではないか。どうもこの村には、「安息日である日曜日には教会に行く以外何もしない」という鉄の掟があるらしい。日曜が明けるまでは、本土からきた謎の男がバイクを始動させようとしても「エンジンをかけちゃいけません!」といさめられるし、マザコン教師(『ダンケルク』にも出演しているジョージ・キャンベル)が作戦指令を受けようと受話器を取れば「電話を使うなんて!」と子供部屋に閉じ込められる。主人公にいたっては「俺は安息日に何かしたら、その瞬間心臓が止まると信じている」とまで言いだし、宗教は違えどその態度はもう『ウィッカーマン』に出てくる人々と一緒じゃないですか。でもこれくらい強烈な初期衝動があってからの、教会行くのやーめた、からの欧米における素晴らしき「休日の絶対優位性」があるのかと思えば、やはり日本の働き方改革にもキリスト教に匹敵する裏付けが必要だ!資本主義の力学に抗うには、人智を超えた神秘の力を借りないと無理なのだ!という示唆がここにはあるのではないだろうか。

(C)WhiskyGaloreMovieLimited2016

盗んだウィスキーを巡って、追っ手と村民が狭い島の中を右往左往するコメディのイロハ押さえましたみたいな展開にワクワクしつつも、本作は音楽がダサかった。編集もモサったく、この映画はどの年齢層でも安心して楽しめる家族向け作品、イギリス版『ALWAYS 三丁目の夕日』(山崎貴監督)みたいな立ち位置なのだろう。だからこそ、そこにはイギリスの集合的無意識が映っていて、「酒好きの牧師」や「親の言うこと聞く気ゼロです姉妹」などは、日本人にとっての「酔っ払って道で寝る医者」や「気は短いが優しい父」と同じ、イギリス人が最大公約数的に安心する自画像になっている。中でも一人で戦時下張り切り野郎ことワゲット大尉の妻が印象的で、彼女は自分の家以外は全部植民地みたいな典型的本土のイギリス人として登場してくる。しかし「なんか物音が聞こえる!」と張り切りだした夫には「私の耳じゃ聞こえない」(=任務とかどうでもいいし、寝たい)と適度にいなすクールさも見せ、夫は夫、自分は自分と、決して一緒に張り切らない距離感をがおもしろい。家族学者エマニュエル・トッドによればイギリスは最も個人主義的な家族形態を持った国で、それがアレして、宗教的なアレとあいまって談義制民主主義を起こしつつ、世界最初の産業革命をアレした(詳しくは2018年春に文芸新書より刊行予定のエマニュエル・トッド著『我々はどこからきて、今どこにいるのか?』を参照のこと)らしいし、つまりはこの夫婦の距離感こそがイギリス精神の源泉なのでしょう!
さらにウィッカーマン気質ある島民たちによる「法律よりも村の掟」イズムには戦時下であれ政府なんぼのもんじゃいという独立自尊の感じがあり、これは間違いなくこないだのスコットランド独立投票にまでつながっている。犯罪者vs警察の戦いがなぜか王室のやらかしと、謎の力によって斜め上へと回収されて行く展開には、こちらも史実を基とした銀行強盗映画『バンク・ジョブ』(ロジャー・ドナルドソン監督)を連想させられ、イギリスというのはミクロでは夫婦・親子単位からマクロでは地方単位まで、とにかく互いに言うことを聞かない奴らの集まりなうえ、しかしひとたび利害が一致すれば、相手が権威だろうが国だろうがファックオフ!好き勝手やります!な一方、対する権威の執行者ボーイズはそんなんガンガン取り締まりますよ!と思ったら権威の源泉=王室が定期的にやらかしていて腰砕け~ッ!からの超法規的処置で今日も大英帝国は安泰!一件落着!じゃあ、酒飲みたい人~っ!(いきなり満場一致で)ハーイ!という国なんだなということがわかるわけです。イギリス人、その調子で引き続き頑張ってくれ!(ここでグラスをチーン)

(C)WhiskyGaloreMovieLimited2016

文=ターHELL穴トミヤ

NYへ向かうはずの5万ケースものウイスの運命とは――
思いがけない落とし物が奏でる"結婚狂騒曲"!


『ウイスキーと2人の花嫁』
2月17日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

(C)WhiskyGaloreMovieLimited2016
原題=『Whisky Galore』
原作=コンプトン・マッケンジー
監督=ギリーズ・マッキノン
脚本= ピーター・マクドゥガル
出演= グレゴール・フィッシャー、ナオミ・バトリック、エリー・ケンドリック、エディ・イザード、ショーン・ビガースタッフ

配給=シンカ

2016年│イギリス│英語│98分│ビスタ

関連リンク



関連記事

見てるだけで殴りたくなってくるジム・ブロードベントの"エゴを隠しきれない目"に妻や娘と一緒にムカつこう! 映画『ベロニカとの記憶』公開中!!

anahell.jpg
ターHELL 穴トミヤ  ライター。マイノリティー・リポーター。ヒーマニスト。PARTYでPARTY中に新聞を出してしまう「フロアー新聞」編集部を主催(1人)。他にミニコミ「気刊ソーサー」を制作しつつヒーマニティー溢れる毎日を送っている。
http://sites.google.com/site/tahellanatomiya/
 |