本家三行広告 1 女王様・M男動画サイト 2 ミストレスランド 2
最新記事20件
男と女、SとM。本当のご主人様は誰なのか。そしてご主人様リレーの行きつく先は? この際だから前作もまとめて観よう! 映画『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』『私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第』公開!!
特選AVレビュー 『お母さんの玩具になった僕 美白巨乳義母の卑猥な誘惑! 竹内梨恵』(RUBY)
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2018年9月号
特選AVレビュー『拷問 アナルフィスト - 神納花』(ドグマ)
特選AVレビュー『敏感過ぎる肉体がこちょ責めで異常アクメ!くすぐりでイク女 新村あかり』(グリップAV)
DX歌舞伎町 飛室イヴ プロデュース 縄遊戯~雪村流の遺志を継ぐ者たち第2章~開催!!
特選AVレビュー『シークレット ロマンス』(SILK LABO)
特選AVレビュー『俺のエロビデオ あいチャン(仮名)19歳』(ドリームチケット)
DX歌舞伎町 三代目葵マリープロデュース Special Live 大浣腸祭り&アナル祭り開催!!
ただ夢中に駆け抜けた青春時代を思い出す 映画『あの頃、君を追いかけた』公開!!
特選AVレビュー『究極性交 5人の監督による究極の5本番 ACT.02 鈴村あいり』(PRESTIGE)
心が浄化されるハートフル冒険ストーリー 映画『500ページの夢の束』公開!!
特選AVレビュー『ヒロイン乳辱 ワンダーレディー』(GIGA)
特選AVレビュー『AV解禁!みやび音羽 アナルと巨根に媚薬をタップリ塗り込まれ絶叫SEX』(僕たち男の娘)
特選AVレビュー『いっぱいビンタされたい貴方のためのラブラブビンタ』(OFFICE K'S)
特選AVレビュー『ギャルシャッ!! RISA』(ワープエンタテインメント)
特選AVレビュー『会長の接待専用肛虐ペット 奴隷秘書の系譜』(シネマジック)
2ページまんが 酒場の女【22】
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2018年8月号
特選AVレビュー『ワーキング+』(SILK LABO)
アクセスアップ
新刊情報
よろめきSpecial 艶 2018年11月号(大洋図書)
アップル写真館 Vol.16(ミリオン出版)
臨増ナックルズDX Vol.13(ミリオン出版)
封印発禁TV DX 2018 秋の嵐 超拡大号(ミリオン出版)
人妻みだらすぎる妄想DX Vol.2(ミリオン出版)
点つなぎパーク&ファミリー 仲秋特別号(ミリオン出版)
金のEX NEXT Vol.4(ミリオン出版)
漫画人妻の悶え Vol.21(ミリオン出版)
よろめき 2018年10月号(ミリオン出版)
美熟女密会 Vol.14(ワイレア出版)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter
(C)Darko Entertainment, LLC 2011

WEB SNIPER Cinema Review!!
鬼才ボブキャット・ゴールドスウェイト監督が放つバイオレンス・ロードムービー!!
リストラされ、不治の病に罹り、生きることに疲れたバツイチの中年男(ジョエル・マーレイ)。彼は自殺の直前、テレビ番組に出ていたわがまま少女の態度にブチキレた上、怒りのままに彼女を殺しに出かける。すると処刑の現場を目撃した女子高生(タラ・ライン・バー)が彼の行為を褒めちぎり、意気投合した二人はアメリカ各地にはびこる許せない奴らを次々と抹殺する旅に出る――。

全国順次公開中
 | 
(C)Darko Entertainment, LLC 2011

この映画、プロデューサー欄にリチャード・ケリーの名前が載っている! というか製作会社がその名もダーコ・エンターテインメントだ! というわけで、鬱屈した精神世界にどっぷり浸った映画なのかなーと思って観たら、はっちゃけた痛快殺人コメディでしたね。
とはいえ、随所にリチャード・ケリーの素がかかっていて、主人公が殺害された女子高生の家に行くシーンなんかはまさにリチャード100%。さりげなく道路に祭壇が作られている演出の不穏さが半端じゃない!
リチャード・ケリーが監督した2001年の『ドニー・ダーコ』は、思春期のノイローゼ世界を描いていて、鬱屈の果てに主人公はウサギの幻覚を観ていました。でも今は、アメリカも変わった!(ついでに監督もボブキャット・ゴールドスウェイトに変わった!)鬱屈したら、銃を持って街に飛び出しちゃおう!というのが本作なんですね。 

(C)Darko Entertainment, LLC 2011

主人公のムッツリ良識派とでも呼びたくなる中年男を演じているのは、ビル・マーレイの実弟でもあるジョエル・マーレイ。彼はとにかくバカ騒ぎが嫌いで、病んだアメリカが大嫌い。ところが彼を取り囲む、隣人、同僚、TV、ラジオはこれでもかと「This is アメリカ光線」を彼に当ててくる。このストレスを溜め込んでいく主人公を観てるのがもう楽しいです。映画が始まってワンカットで、隣の若夫婦から彼の部屋までカメラが移動していくんですが、そこの温度差で笑っちゃう。
彼を見ていて思い出したのが、漫画家ロバート・クラムのドキュメンタリー『クラム』('97、テリー・ツワイゴフ監督)です。クラムも街を歩きながら、目に入るものすべてにブチ切れていて、「こんなにアメリカが嫌いなアメリカ人がいるんだ」と驚きました。彼は結局フランスに移住するんですが、本作の主人公は職場をクビになり、さらには余命わずかという診断までくだされちゃう。圧力鍋のなかに閉じ込められ、クソなアメリカ野菜のコトコト煮状態となってしまった、そんな彼がついに絶望して銃を口に突っ込んでいると、TVでわがままセレブ女子高生のリアリティ・ショーをやっている。
そこで主人公はひらめくんですね。そうだ! こいつを殺してから自殺しよう!
さっそく、ムカつく隣人の車を盗んで山の中でセレブの女子高生の出待ちをする中年男。望遠鏡を目に当てたジョエル・マーレイの不審者まるだしっぷりにはしびれます(このカットぜひTシャツで欲しいです)。
そしてついに現われたセレブ女子高生を車に手錠でつなぎ、『マッド・マックス』ばりに爆殺しようとするんですが、風で火をつけた布が飛んでっちゃう。この間抜けさも最高! (Tシャツのバックプリントは、小走りで布をおいかけるジョエル・マーレイで決まりです)。
それでもなんとか殺害に成功した彼は、モーテルに戻って、今度こそついに自殺しようと口に銃をくわえます。するとそこに客がやってくる! 入ってきたのは女子高生(タラ・ライン・バー)。彼女はなんと、昼間の殺人に感激したと言いだした!

(C)Darko Entertainment, LLC 2011

というわけで中年男と女子高生の、「銃で正義を実現」ツアーが始まるんですが、この自称中年ヒーローとサイコな少女の組み合わせって、もろ『スーパー!』(2010、ジェームズ・ガン監督)ですよね。アッパー女子に、中年が引っぱられ気味になっちゃう!というところまで一緒です。
でも『スーパー!』のエレン・ペイジがアッパー・セクシー系コスプレだったのに対し、こちらのタラ・ライン・バーは、性格はアッパーだけど、ファッションは地味なかんじ。ベタにいけば「私たち、ボニーとクライドよ!」となりそうなところ、彼女が選ぶのはパティ・ハースト(70年代にアメリカ国内の反体制ゲリラに誘拐された新聞王の娘で、人質にも拘わらずそのままゲリラの一員となり、銀行強盗などに参加した)というのが、なんともムッツリ文化系好みです。
それから、似たような映画で、サラリーマンがある日突然ぶち切れて、むかつくものに次々と発砲し始めるという『ブレイクダウン』('93、ジョエル・シューマカー監督)というのもありました。だけど本作は(監督の趣味を反映させまくった)タラ・ライン・バーの性格設定によって、むかつく対象が「市民が感じる鬱憤」から「文化系リベラルが感じる鬱憤」へとかなり偏っている。

その結果、文化系共通の敵「映画館で上映中にしゃべる奴」はバッチリ射殺、「同性愛者を差別する奴」なんかもモチロン射殺なんですが、くわえて「会話の中で『文字通り』を多用する奴」とか、さらには『JUNO/ジュノ』の脚本家まで(映画がクソだから)「殺すべき!」みたいな、「監督の毒舌ブログを銃で実現」展開になっていく。
ついでに、2人がモーテルで観るTV映画が『吸血怪獣ヒルゴンの猛襲』('59、ロジャー・コーマン製作)だったり、映画館で上映されてるのが『ソンミ村の墓』とかいうなぞの渋すぎるベトナム映画だったりして、「マニアックなブログばっか書いてたら横に勝手に出てきたアフィリエイト広告」みたいな激ニッチ趣味な場面も出現。

(C)Darko Entertainment, LLC 2011

ついには、ロリコン野郎として元妻の連れ子(養子)と結婚したウディ・アレン批判まで飛び出して、「ついに言った! 炎上バッチこい!」みたいな映画ファン・ブログ状態へと突入していくんですが、本作そのロリコン批判をしてる主人公自体が、ずっと半端じゃないロリコン・シチュエーションにもあるわけです(手をマッサージするシーンなんか最高!)。この映画がただの毒舌ブログで終わってないのは「道徳的でない」奴らを攻撃しながらも、一方でそれを攻撃する主人公(良識派)の盲点も描いていってるからなんですね。
だから映画の最後、その盲点の果てにある、あのなんの爽快感もないエンディング。主人公も含めすべてが薄っぺらで、銃だけがある感じには、この映画の良心を感じました。本作で本当に人をうてるのは、最後に完璧なタイミングで入ってくる、タイトルだけなんです。


それにしても、主人公たちの敵として出てくる、「病んだアメリカ」がどれもツボをおさえた再現でめちゃくちゃおもしろい。アホな奴がアホなことをやって死にかけるアホ番組(JACKASS)とか、ひどすぎるCMとか、どれも爆笑です。なかでも定期的に出てくる、キリスト教原理主義者や、極右コメンテーターの暴言は最高(「神はホモを許さない!」)。よくぞこんなセリフ思いつくよなという連続で、監督・脚本のボブキャット・ゴールドスウェイトはこの「殺されるべき人」を書いているときが一番ノっていたに違いない。

この映画、やっぱり女子高生と一緒に観に行きたいですね。観終わってから「じゃあ、射殺されそうなセリフを沢山言えたほうが勝ちね!」なんて、コーヒー飲みながら......、やりたいなあ......。

文=ターHELL穴トミヤ

中年男と女子高生、ピュアでプラトニックな世直し(?)の旅!!




『ゴッド・ブレス・アメリカ』
全国順次公開中
(C)Darko Entertainment, LLC 2011

監督・脚本= ボブキャット・ゴールドスウェイト
出演= ジョエル・マーレイ/ タラ・ライン・バー / マッケンジー・ブルーク・スミス / メリンダ・ペイジ・ハミルトン / リッチ・マクドナルド

配給・宣伝= トランスフォーマー

2011|アメリカ|英語|104分|シネスコサイズ |R-15

関連リンク

映画『ゴッド・ブレス・アメリカ』公式サイト

関連記事

物語が上手に語られる気持ちよさと、そこから逸脱する気持ちよさ Mr.『寝ない関係』、モト冬樹の困り顔がハマっている 映画『こっぴどい猫』公開中!!

anahell.jpg
ターHELL 穴トミヤ  ライター。マイノリティー・リポーター。ヒーマニスト。PARTYでPARTY中に新聞を出してしまう「フロアー新聞」編集部を主催(1人)。他にミニコミ「気刊ソーサー」を制作しつつヒーマニティー溢れる毎日を送っている。
http://sites.google.com/site/tahellanatomiya/
 |