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『はらはらなのか。』予告編より引用
↑主人公はフィクションの中へと入って行く。

WEB SNIPER Cinema Review!!
気鋭の監督・酒井麻衣、商業デビュー第1作
子役から女優へのステップアップを目指す女の子・ナノカ(原菜乃華)は、ライバルたちより経歴が長く容姿にも恵まれているのに、なかなか思うように活躍できない。そんなある日、亡き母がかつて出演していた舞台が再演されると知り、彼女は意気込んでオーディションに臨む......。
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『いいにおいのする映画』の酒井麻衣監督の新作。監督の酒井麻衣は90年代生まれ!主演の原菜乃華は2000年代生まれ!女の子と出会い、女の子と仲良くなりたいなと思っているおじさんは、本作を観て女の子を研究すれば、その方法を学ぶことができるのである。
映画は、演じる女優(原菜乃華)と同名の原ナノカの分身による一人語りから始まる。小学生モデルとして、子役として、そこそこ売れてはいるが、そこまでブレイクはしていない主人公。周りから見れば順風満帆に見える若者の言われてみればそうかもねな悩みはリアルで、新進気鋭!25歳!という枕詞がつきがちな酒井麻衣監督の気持ちを反映しているようにもみえた。

ストーリーは中学進学を機に一旦芸能活動の休止を決めている父親(川瀬陽太)に黙って、ある劇団に応募する主人公の葛藤を中心に進んで行く。応募に反対され、飛び出した先の喫茶店でかわいいゼリー入りのジュースを出されて、思わず泣いてしまう主人公。この優しくされたことで、つい涙が溢れ出し、そのまま止まらなくなってしまう演技がすごくうまい。自然ですごいなー!!と思っていると、後半には泣き真似で人を騙すシーンが出てくる。今度はこわっ!となるのだが、そもそもはどちらも演技、ここには「虚構」の持つ二律背反性が現われているのだ。
本作は劇団活動を通じて、原ナノカが「フィクション」について考える映画で、そこがおもしろい。舞台や、映画、それって嘘の物語なのに意味あるの?という問いが立てられ、それに対する答えが示されるシーン、それがそのまま「演技」になっているという仕掛けは見事で、感動してしまった。主人公の母親はすでに死んでいるという設定になっていて、でも母親に会いたかったらどうしたらいいのか?人は見たいものを見る必要があって、その時、人はフィクションの先にそれを見出すのだ。それは分かったから、少女と出会う方法はどうなっているのか?と思っている方は、それについても順に述べるので、しばし映画紹介にお付き合い願いたい。


『はらはらなのか。』予告編より引用
↑今回の川瀬陽太は真面目な父親役を演じている。

中学校では、憧れの先輩として学級委員長(吉田凜音)との出会いが描かれる。彼女はシンガーソングライターを目指していて、体育館でアコギの弾き語りをし、廊下では突然、踊り出すシーンもある。本作にはいくつかミュージカルシーンがあり、これも悪くない。いいミュージカルのダンスシーンを見ると、人生はまさにダンスだと思えてくる。そこでは皆が一つのルールに従っていて、それは音楽に従って踊っているということだが、それがそのまま現実世界に生きる人間も皆、何か同じものに従っているのだということを意識させる。それは神でもいいし、物理法則でもいいが、誰もが納得できる「全ての人間が従っている法則」、それはいつかは皆死ぬということだろう。ミュージカルシーンの幸福とは、この世に生きてる人間は敵対したりもするけれど、結局生きて死ぬという点で同じなのだと、そんな一体感を思い出させてくれるところにある。そんなことを、本作を観ながら改めて思い出していた。

ところが吉田凜音からセルフプロデュースしなよ、Twitterアカウントも作らなきゃ、と主人公がアドバイスを受けたあたりから、雲行きが怪しくなってくる。自撮り写真をアップロードをすると、すぐに「モデルとして作品撮りをさせてください」という、カメラマンからのダイレクトメッセージがやってくるのだ。追いうちをかけるように、カメラマンのマネージャーを名乗る人間からもメッセージが送られてくる。それは砕けた口調で、しかも女性を装っており、「この写真家はあの有名な何々ちゃんにも、何々ちゃんにも、デビューのきっかけ作ったんだよ!」と期待感と安心感を与える内容だ。なるほどっ!一人二役!!ここですよっ!みなさん、メモしてください!!マネージャーの分も名乗る、そういう芸の細かさの先に、出会いがあるわけッ!そして、撮影現場になぜかカメラマン一人しかおらず、そいつが脇ばっか狙って撮ってくるという演出の生々しさには笑ってしまった。ここで初めて成人した男から「性的な対象」として見られた原ナノカは、高畑勲監督『かぐや姫の物語』の名シーン、激怒したかぐや姫によるひたすらの爆走の実写版とでもいうべき、怒りのダッシュをみせることになる。

『はらはらなのか。』予告編より引用
↑怪しい劇団に受け入れられる喜び。

主人公が参加した劇団は、亡き母が昔、看板女優として主演していた劇団でもあった。そこには前作『いいにおいのする映画』に出ていた、ピエロの仮装をした男性(micci the mistake)がいて、少女はやはりこういった「すこし危ない歳上のお兄さん」が好きだ、というのも本作の重要な学びになる。前回は怪しいバンド、今回は怪しい劇団。そんな集団に自分が受け入れられるという、不安とセットになったワクワク感......。これを提供できると、出会いはグッと近くなる。なるほどっ!見えてきたっ!ここも大事ですよっ!メモしてください!!
というわけで、不肖ターHELL穴トミヤとしても少女と出会うために、まずは一人二役用のマネージャーのアカウントを作成するぞ!と思っていると、いつもは開襟シャツでロクデナシを演じている川瀬陽太が珍しくも、本作で普通のパパを演じていた姿がまぶたの裏に浮かんでくる。そして劇中でナノカに話しかけていたのと同じ口調で、「穴トミヤはなにがしたい?」と優しく語りかけてきて、そして、ああ、「僕は少女と......、いや、そうじゃない、僕は......」と目が覚める、そんな映画になっているのである。おかげで道を誤らずにすみました、川瀬陽太さんありがとう!

文=ターHELL穴トミヤ

雑誌の専属モデルやバラエティ番組『おはスタ』で活躍する
原菜乃華が本人役での映画初主演!!


『はらはらなのか。』
『はらはらなのか。』予告編より引用
↑川瀬陽太が真面目な父親ならば私はどうしたらいいのか?そんな観点で本作を観てみてほしい。

監督・脚本=酒井麻衣
出演=原菜乃華 松井玲奈 吉田凛音 粟島瑞丸 チャラン・ポ・ランタン micci the mistake 上野優華 広瀬斗史輝 水橋研二 松本まりか 川瀬陽太
配給=SPOTTED PRODUCTIONS

2017│日本│カラー│ヨーロピアン・ヴィスタ│5.1ch│100分

関連リンク

映画『はらはらなのか。』公式サイト

映画『はらはらなのか。』予告編

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ターHELL 穴トミヤ  ライター。マイノリティー・リポーター。ヒーマニスト。PARTYでPARTY中に新聞を出してしまう「フロアー新聞」編集部を主催(1人)。他にミニコミ「気刊ソーサー」を制作しつつヒーマニティー溢れる毎日を送っている。
http://sites.google.com/site/tahellanatomiya/
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