本家三行広告 2 ミストレスランド 2 worldcryptobinary 2 女王様・M男動画サイト 2
最新記事20件
特選AVレビュー 『シングルマザー神スタイル元レースクイーン 穂花紗江32歳AVデビュー』(KANBi)
特選AVレビュー『生贄教育実習生 恥虐の校内猥褻ビデオ撮影会』(シネマジック)
注目の女性キャラクターご紹介フォトギャラリー「SMの世界をもっと身近に!」SMアイドル:フェッティーズのリーダー・R(あーる)さん!
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2019年6月号
特選AVレビュー『ドキュメント Re Debut菜々子(仮)』(キネマ座)
特選AVレビュー 『【羞恥】ババコス!【BBA】羞恥犯罪的コスプレ!Lカップ爆乳奥さんを●波レイにしてエロざんまいしてみた件【中田氏】 』(素人onlyプラム)
『ゴーストワールド』以来久々の「迷いの中にある女子を連れ出してくれるんだかくれないんだか分からないバス」が出てくる青春ムーヴィー! 映画『さよなら、退屈なレオニー』公開!!
新連載 奇譚ノベル「堕地獄佛法」【序】
特選AVレビュー『高嶺の花 しどろもどろ/一条みお』(ワープエンタテインメント)
特選AVレビュー『原作 ヘンリー塚本 夫以外の男に抱かれし妻の肖像 ~夫婦交換の勧め~』(FAプロ)
眼差しの奥の見えない映像戦争の時代/『インフラグラム 映像文明の新世紀』(講談社) 著者=港千尋 文=三木学
特選AVレビュー 『教育実習生 凛』(日本メディアサプライ)
特選AVレビュー『男の娘よ止まれ! 西城咲 ~時間が止まってもチ○コビンビン~』(関西アンダーグラウンド)
読者代表変態仮面がイク! 第5回 五反田「AMANDA」壇里奈さん【3】
読者代表変態仮面がイク! 第5回 五反田「AMANDA」壇里奈さん【2】
読者代表変態仮面がイク! 第5回 五反田「AMANDA」壇里奈さん【1】
奈加あきら・鵺神蓮・飛室イヴ 女の魂を縛る最凶の三鬼×生け贄一匹 三原ほのか主演『鬼三人 マゾ喰いの餌食に堕ちた夢見姫』(大洋図書)発売!!
特選AVレビュー『恥ずかしいカラダ 調教かしこまり娘 森ほたる』(HMJM)
2ページまんが 酒場の女【31】
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2019年5月号
アクセスアップ
新刊情報
劇画ラヴァーズ Vol.1(大洋図書)
まちがいさがしパーク 2019年8月号(大洋図書)
ご当地人妻密会DX Vol.2(大洋図書)
臨時増刊 ラヴァーズ Vol.8(大洋図書)
団地妻ポルノ(大洋図書)
ナックルズ極ベスト Vol.27(大洋図書)
素人ナマ撮りBEST(大洋図書)
副業2019(大洋図書)
アップル写真館特別編集 素人投稿ガチ露出(大洋図書)
艶熟SPECIAL Vol.41(大洋図書)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter
web sniper's book review
手塚マンガにとってエロスとは何か
前代未聞。 手塚治虫のエロス表現に娘である手塚るみ子がスポットをあてる! まったく新しい角度からのアプローチ。堂々たるアダルトファンタジーから少年マンガに潜む隠れたエロスまで、 想像を絶する範囲に広がる未知のエロティシズムを1000ページに凝縮!
 | 
手塚治虫といえば「漫画の神様」というキャッチコピーが示すような、日本戦後漫画史における最重要漫画家である、ということくらいは最低限イメージできるだろう。しかしそれによって同時に「正統派/スタンダード」というイメージがついてしまい、『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』で昔人気だった人、もしくは『ブッダ』や『火の鳥』のような道徳的かつ教育的な作品を描いている人、という扱いに落ち着いてしまった。1989年の手塚の没後は、本当は異常に嫉妬深かったとか、人間くさいエピソードが自粛気味になり、ますます聖人的イメージが強まった。数年前に亡くなった漫画評論家の米澤嘉博は、手塚のグロテスク/エロス方面を中心に取り上げ世間一般のイメージに抗っていたが、覆すまではいかなかったと思う。

しかし(何で読んだのか忘れてしまったが)手塚の漫画で最も人気があるとされるのは「昔」「道徳」「教育」というイメージの連鎖から外れた『ブラックジャック』である。生と死の狭間に生きる一匹狼の無免許医師というダーティー・ヒーロー作品。やはり読者は正道のイメージから外れたものにエキサイティングするのだ。『手塚治虫エロス1000ページ』はそういった、手塚作品の中では『ブラックジャック』を愛好するような読者に向けた、正道のイメージから外れたエキサイティングな作品だけを集めたアンソロジー本である。収録作品のタイトルを並べておく。

上巻「月に吠える女たち」「角」「出ていけッ!」「上を下へのジレッタ(門前市郎 次なる大計画へ転身をもくろむこと)」「きりひと賛歌(阿呆宮)」「I.L(蛾)」「グロテスクへの招待」「海のトリトン(変身)」「バンパイヤ(奇獣ウェコとロックとのめぐり合い)」「百物語(放浪編)」「サンダーマスク(デカンダー)(オミクロン)」「帰還者」「人間昆虫記(春蝉の章)」「座談会・手塚作品は絵全体が濡れている」。
下巻「おかあさんの足」「負け女郎」「セクソダス」「ヌーディアン列島」「ガラスの城の記録(ガラス屋敷の人々)」「奇子(さなぎ)」「アラバスター(亜美の秘密)」「やけっぱちのマリア」「こじき姫ルンペネラ」「ばるぼら(デパートの女)」「ブラック・ジャック(人間鳥)」「ヒョーロク記」「ふたりは空気の底に」。

上巻は「変身シーン」、下巻は「女性の生き方」がテーマである。すべての作品が完全収録されているわけではなく、一話ずつの抜粋も多い。エッセンスを試して全部読むには単行本で、ということなのだろう。個人的に大推薦したいのは下巻で、特に「こじき姫ルンペネラ」はめまぐるしい展開とエロと映画パロディの総合エンターテインメントであり、手塚のキッチュ/モンド路線の最高傑作だと思っている。他に「アラバスター」「ばるぼら」なども捨てがたい。

「動くもの、動きのあるものにはなんでもエロティシズムを感じるのです。なぜエロティシズムを感じるのかといえば、そこに生命力を感じるからなのです」
「たとえば雲がある形から別の形に移行する、その変化の過程に色気を感じるのです。動きの色っぽさを追求するためにアニメを始めたともいえます」
(手塚治虫、本書オビ文句より)

このアンソロジーのタイトルに「エロス」とあるように、個々の作品にエロスを感じさせる場面はたしかに多いのだが、同時に必ずといっていいほどグロテスクな描写もついてくる。よく言われるように手塚の作品にはメタモルフォーゼ(変身/変態)が多く、そのメタモルフォーゼの一環としてエロスとグロテスクが持ち出されやすい。元来エロスとグロテスクが表裏一体のものだと考えれば(エロスは隠蔽された内臓に近づく行為だ)、手塚にとってエログロは生命力を表現する手段であり、つまり『手塚治虫エロス1000ページ』は手塚作品の中でも「生きるとは何か」をテーマにした物語を中心に編まれていることになる。とすると、『火の鳥』や『ブッダ』で描いていたテーマと本質的には同じものであるし、機械の体に人間の心を持ってしまった『鉄腕アトム』の悩みなどとも共通するだろう。

こう考えれば手塚治虫が書こうとしていたものは常に一定で、それを表現する際の方法・アレンジが「なんだか教育的風」や「なんだかグロテスク風」などに見えるだけで、手塚を教育的イメージで見ている人は、単に手塚作品をあまり読んでいない人だとわかる。手塚のバリエーションを知る為には、手っ取り早いアンソロジーだといえるだろう。
文=ばるぼら

『手塚治虫エロス1000ページ(INFASパブリケーションズ)』上下
著=手塚治虫
監修=手塚るみ子
発売:2010年02月27日
価格:各1700円
発行元:INFASパブリケーションズ

上巻を発行元サイトにて詳細を確認する>>
下巻を発行元サイトにて詳細を確認する>>

関連記事

『月刊ニュータイプ 2010年3月号 The 300th ANNIVERSARY SPECIAL(角川書店)』

man.gif
ばるぼら  ネットワーカー。周辺文化研究家&古雑誌収集家。著書に『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』(共に翔泳社)『NYLON 100%』(アスペクト)など。『アイデア』不定期連載中。
「www.jarchive.org」 http://www.jarchive.org/
 | 
10.03.14更新 | レビュー  > 
文=ばるぼら |