同人ソフトレビュー『もはや俺らと葵どっちが性処理してんのかわからねぇぞ』(待っててホトトギス)

クラスの性処理当番に選ばれた処女の女の子が、みんなに犯されていくうちにどんどん淫乱化。1週間後には自ら望んで学校中の肉便器になっていた！というワイセツなストーリーを持つ18禁CG集。基本CG16枚(ストーリー絵1枚)、差分込み93枚。それぞれに用意されたセリフの有無を切り替えながら読んでいくと......。気になる同人ソフトの魅力とポイントを2次元通の明美ゴモラさんにレビューして頂きます!!
ビッチ、淫乱、色情魔、ヤリマン。性欲が強いことを指す単語は色々あるけど、二次元コンテンツにおける「淫乱」はそのどれにも当てはまらない新しい種類に感じられます。当てはめる言葉がないので淫乱、ビッチあたりの単語を当てはめて使いますが、ここまで性欲しかない生き物は地球広しと言えども摩擦作業のまっさいちゅう男子しかいないでしょう。


「もはや俺らと葵どっちが性処理してんのかわからねぇぞ」という今風のライトノベルめいたタイトルの今作はヒロインの今川葵ちゃんが一週間の間、クラスの「性欲処理係」を任命されてその天性の淫乱を開花させ、立派な肉便器に成長するまでを描いたHTML+CG集。ZIPファイルを解凍するとHTMLが入っているので、index.htmlをダブルクリックすれば「すすむ」「もどる」などのナビゲーション付きで楽しめます。もちろんHTMLなのでブラウザさえ入っていればMacOSでもOK。基本CG16 枚、差分CG多めなので「すすむ」を連打しているとちょっとしたアニメのようにも見える！！


「性処理係」なんて都合良すぎる存在が当たり前に存在するこの世界ではクラスの女の子が入れ替わり立ち代わりクラスの男子の射精を手伝っています。勃起盛んな学生時代、クラスの女の子の夏服から透けるブラや体操服から覗く太ももを見ながら、あの子とのセックスはこうだろう、この子とのセックスはきっとこうだ、なんて考えていたことはないでしょうか。私はある。あの頃の性欲は本当に凄かった。よく犯罪者にならなかったものだと思う。オレは二次元に感謝している......。


本作のヒロインは今川葵ちゃん。性処理係に任命されるまでは処女だったらしいけども、躊躇するどころか興味津々。そう、この作品は羞恥でも陵辱でもなく淫乱ビッチ系。しかも葵ちゃんは（元）処女の純情な女の子。ロリ顔、巨乳、ツインテールの葵ちゃん、当然メインは制服姿での公衆面前輪姦プレイだが、学校なので意匠も満載です。ブルマ姿でバックから突かれてたっぷりかけられるわ（もちろんブルマに）スクール水着やメイド服を着させられて自慰を要求されるわ、なんと裸エプロンまである（家庭科の授業があるからね）。みんな性処理係を当たり前のものとして受け入れているので公衆の面前でのプレイに羞恥っぽさはないけど、セックスしながら交わされる自然な会話はグループセックスもののような、より不思議なエロさを感じさせてくれます。


性処理係を通して、自らの秘めたる淫乱を開花させていく葵ちゃん。まさにタイトルの通り「もはや俺らと葵どっちが性処理してんのかわからねぇぞ」という事態になっていくわけですが最後に少しおもしろいギミックがあります。一週間の性処理係を終えた葵ちゃんはすっかりビッチに成長して肉便器として活躍し始めるのですが、最後にこれまで傍観者だった読者が葵ちゃんとセックスすることになります。そして葵ちゃんはこう言うのです。「また私のまんこにおしっこするように気軽にハメに来てくださいね。お疲れ様でした。次の方、どうぞ...」彼女のセリフはまさにこの作品の役割を端的に表わしているじゃありませんか！！　ひょっとしたら「性処理係」的なシチュエーションの作品というのは、抜きエロの擬人化と言えるのかもしれません。 　


ちなみに、おもしろくて読みながらたまに笑ってしまったのですが、この作品は「性処理係は当たり前のもの」という設定がかなり作りこまれています。作中、誰も性処理係が男子生徒の性欲を処理していることを気に留めず、むしろ「がんばれ」と応援している始末。さらには童貞と処女が貴重なものとされ、葵ちゃんが童貞男子の性欲を処理する際には「よくやった！」「俺、すげえレアなもの見てる！」などと大声援が送られている。こういうコメディっぽさも本作の魅力なのは間違いありません。

---

『もはや俺らと葵どっちが性処理してんのかわからねぇぞ』(待っててホトトギス)

関連リンク

「待っててホトトギス」公式サイト

関連記事

• 1

• 1

Copyright (c) 2012 Taiyohtosho Co.,Ltd.All rights reserved.