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2011新春特別企画
四日市 × ターHELL穴トミヤ〜初顔合わせ対談:2010年を振り返る【前編】
2011年お正月企画第2弾はエヴァンゲリオン研究家の四日市さんとヒーマニストのターHELL穴トミヤさんが初顔合わせ! 趣味嗜好の異なるお二人に2010年を振り返っていただきました。本日は前編の掲載です!
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■2010年の漢字は「暑」でした

編集部I:本日はよろしくお願いします。

四日市:はい。

ターHELL:はい。

編集部I:2010年のまとめを、ということで。

四日市:たいてい年末にまとめをはじめると、その年の前半に起きたことは忘れている。

ターHELL:そういうアプリがあればいいですよね。1年振り返り用アプリ。

四日市:俺は今年の頭は引越しだのなんだのプライベートな用事で忙しかったことしか覚えていない。ああ、「破滅*ラウンジ」という展示があって、その会場に一週間以上泊まり込んでいましたね。

ターHELL:「破滅*ラウンジ」と言えば、大学生の女の子を連れて行ったら怒ってその子が帰ってしまったのが印象的ですね。

四日市:どうして怒ってしまったのですか。臭かったからですか。

ターHELL:こんなことは生まれて初めてでした。確かに臭かったかもしれませんが、なにか、色々な人に話しかけられるたびに機嫌が悪くなっていた様ですね。人と話すのが嫌いな人だったのでしょうか。その後連絡はないですね。

四日市:なるほど。本来、個々のプライベートな領域が保たれているアートの展示にも関わらず、プライベートの敷居がナンパなクラブ程度まで下がった展示に不快感を催した、のかな? ちなみに「破滅*ラウンジ」とは「カオスラウンジ2010プロジェクト」という展示の一環として行なわれたアートプロジェクト。オタク、ギークの生態そのものを展示する、という異常の有様で、生活空間ではない場所での生活を展示したため異臭が発生しました。2010年5月に渋谷NANZUKA UNDERGROUNDで開催されていましたね。

ターHELL:さっきまで一緒に楽しく話していた女性があっという間に帰ってしまうという、信じられない出来事でした。これが60年代はやっていた「ハプニング」という奴なのかな?と。

四日市:「ハプニング」?

ターHELL:「ハプニング」は路上で変なことが起きてびっくり!>芸術という奴ですが、ただ女の子を連れて行ったら帰っちゃってびっくり!というギャグとして今言ってみました。

四日市:なるほど。

ターHELL:ちなみに四日市さんは一時、破滅だ!破滅だ!と叫んでいましたが、最近はあんまり?

四日市:破滅し終わりました。

ターHELL:いいですね。今年を漢字一字で表すと『破滅』ですか?

四日市:一字になっていませんよねそれ。

ターHELL:「破滅」的な感じですよね。

■Ustとニコ生でわかっちゃったこと

四日市:Ustreamとかやってました? 観てました? 僕は「DOMMUNE」しか観てません。その「DOMMUNE」もほとんど観てません。

ターHELL:僕もあんまり観てませんでした。

四日市:っていうか「DOMMUNE」はラジオですね。 PCいじりながらiPhoneで再生しておく。

ターHELL:radikoはきいてたけど。今年を漢字1字で表すと『Ust』ですかね。

四日市:Ustreamやニコニコ生放送とか出てきてつくづく思ったんですがテレビってやっぱりすごかったんだな、と。番組作りでね。

ターHELL:TVはカッチリしてるってことですか?

四日市:番組がおもしろい。っていうかテレビ局になろうとして頑張ったら相手の土俵に乗るわけで、そりゃ見劣りするよな。現状、インタラティブなやりとりであるとか、素人を起用しやすいとか、自重しない、以上に特性がない。あと金がかからない、か。

ターHELL:お金かけるのがやっぱでかいんじゃないですか。小物とかマイクに局のマークがついてるとか。

四日市:やっぱりインターネットは個人のコンテンツなんじゃないですかね。莫大な金のかかったテレビ番組と中途半端に金のかかったネット生放送じゃ、話にならない。全く金のかかってない個人のコンテンツなら、自分の中で審美眼が、基準が変わる。

ターHELL:今年のヒットはアレですよ、あのやたらお化粧のうまい女の子。まあぼくはYoutubeでみましたけど。 個人コンテンツで一番ですよ! 映画化できますよアレは!!!

四日市:ああ、ニコ生の。

ターHELL:あれは最高でした。「メイク・イット!? 私のお化粧大作戦?」みたいな題名で89分くらいの映画にしたらいいと思いますよ。

四日市:「個人だし、こんなもんだよね」って言う妥協でない基準がある気がする。例えば新海誠なんかは個人で映画を作ってるけど商業映画の基準で見るから、かなり厳しく見られる。自分の中で「これは産業、商業コンテンツの基準で判断すべきだ」「これは個人コンテンツの基準で」ってスイッチがある。クオリティの優劣でなく、美意識の差異って言うほうがしっくりくる。

ターHELL:新海誠さんは予告編しか観ことないんですけど…。美意識が自分にあうかあわないかで、観るものを判断するっていうことですか?

四日市:いや商業コンテンツの美意識、個人コンテンツの美意識って違いが、あるように思う。

ターHELL:あーなるほど。

季刊「GELATIN」2011 ふゆ 発売元=ワニマガジン社 発売日=2010年12月27日
四日市:例えば最近コミティアに増えてきた、イラストレーター、デザイナー、編集者くらいのもはや編プロ体制でやってる同人誌はたぶん「とらのあな」で「GELATIN」なんかの隣においても違和感がない。そういうのは商業の美意識。でもほとんどの同人誌は商業作品の隣においたら違和感がある。それが個人コンテンツの美意識。

ターHELL:コミティアとか、ゼラチンとか全然分からないですけど、全くそのとおりですね。

四日市:「絵の上手さ」で言えばうまい作家なんて無限にいる。だから優劣でなく美意識という表現。

■インターネットが調子に乗り始めた

『流出「公安テロ情報」全データ イスラム教徒=「テロリスト」なのか?』 編=第三書館編集部 発売元=第三書館 発売日=2010年12月01日
ターHELL:そういえば最近出た「流出『公安情報テロ情報』全データ」とかかなり笑いましたけどね、発売するって言う発想が。

四日市:発禁ですよね。

ターHELL:発売した時点で完結してるっていうか。中はどうでもいいみたいな。

四日市:売ることに意義がある?

ターHELL:ニュースの見出しが面白いみたいな。

四日市:ブログで取り上げる感覚で発売。

ターHELL:まあ本当は政治的な意味で出したんでしょうけど、あれは最近の日本にない突き抜け感があってよかったですね。今年はsengoku38と公安資料流出で、ついに日本でインターネットが完全にメインストリームになった年だって感じがしたんだけど、sengoku38がYoutube、公安資料流出がグーグルドキュメント、Winnyですか? 日本におけるインターネットが文化とか経済っていうんじゃなくて、政治になったという。行政機関と同じ大きさになったというか。

四日市:行政と同じ?

ターHELL:今回インターネットサービスが行政と拮抗して、国に対して影響力を発揮した訳じゃないすか。

四日市:なるほど。まあ今後、映像ネタはテレビ局でなくYoutubeにアップされるでしょうね。

ターHELL:そういえば小沢もニコニコ生放送にも出てましたね。

四日市:ニコニコ生放送に出た時、コメントがフィルタリングされまくっていた、というのが話題になりましたよね。こういうフィルタリングみたいなことって既存メディアでは当然行なわれていたことだと思うんですが、インターネットがメインストリームなメディアと並んだ。これはメディアとしての規模が確立されたと同時に、制御下に置くことが可能になった、という面もあると思うんです。その一方で、公安の資料が流出したり、youtubeでのタレコミが行なわれている。

ターHELL:ええ。

四日市:ただ、テレビにしても雑誌にしてもプッシュ型メディアである、という点でインターネットと根本的に違っている。インターネットはプル型、興味のある情報を選んで読み取るメディア。情報をフラットに並べてしまうインターネットではあるけれども、選びとる消費者の中でフラットに整理されるわけではない。

ターHELL:なるほど。

四日市:インターネットがメインストリームになった、と言うならプッシュ型がプル型に置き換わったということですね。それがどういう影響をおよぼすかはあんまり興味ありませんが。

ターHELL:まあ卑近な話としては、重大なニュースがまず友達から来る、っていうふうになるんでしょうね。リンクとして。

■可愛いくて強いは正義ではなく常識

『キック・アス』 著者=マーク・ミラー イラスト=ジョン・ロミータJr. 翻訳=光岡三ツ子 発売元=小学館集英社プロダクション 発売日=2010年11月19日
ターHELL:最近みた『キック・アス』で11歳か13歳くらいの女の子が出て来るんですが

四日市:最高じゃないですか!!!

ターHELL:彼女が、ヒーローのコスプレしてしかもめちゃくちゃ強いんですよ!

四日市:ヒーローのコスプレをするだけで?

ターHELL:どうですか強い11歳は。

四日市:幼女は強いもの、とインターネットでは相場が決まっています。

ターHELL:お父さんが、ニコラスケイジ演じるサイコパスで殺人の英才教育を受けてるんですよ。

四日市:で、どうなるの。早くネタバレして!

ターHELL:主人公がピンチになると彼女が、守ってくれるんですよ! いやそれだけなんですけど。けどやっぱり子供だから詰めが甘いんですよ。で彼女もピンチにおちいることがあって。で机の上に叩き付けられてしまったりして、ハフーみたいな感じになってるところを長回しで撮っていて、それで彼女になりたい!みたいな感情がわいたんです。ぼくはコスプレしたいと思ったことないんですけど。

四日市:机の上にたたきつけられている幼女を見て「彼女になりたいな」と思った?

ターHELL:そうなんですよ!

四日市:ああ、そうか!!このサイトはWEBスナイパーか!!

ターHELL:えっ! そこ関係あるんですか?

四日市:え! 無力な立場になって机に叩きつけられたいのでは?

ターHELL:なるほど!というか、コスプレしたいなーと初めて思ったんですけど。

四日市:はあ。

ターHELL:四日市さんはコスプレするならなんですか? やはりディスプレイですか?

四日市:ethernetかな。

ターHELL:拡散する感じですか。

四日市:どうしてコスプレしたいと思ったんですか。

ターHELL:観ていて「これになりたい!」という感情が。同一化したい!

四日市:ほう。なんかこう「レザボア・ドッグス」とかと同一化すればよかったのに。「SAW」とか「CUBE」とか。

ターHELL:それ監禁されてるだけじゃないですか!

四日市:いや、すべて主人公が死ぬんですよ。

ターHELL:ひどいじゃないですか!

四日市:はい。

ターHELL:まあそこと2010年ということで言うと…。

四日市:はい。

ターHELL:あれですよね、まあなんていうんですか。まあそこと2010年ということで言うと…、じゃあ続きは四日市さんからお願いします。
(続く)

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四日市 エヴァンゲリオン研究家。三度の飯よりエヴァが好き。クラブイベントにウエダハジメ、有馬啓太郎、鶴巻和哉らを呼んでトークショーを開いたり、雑誌に文章を載せてもらったり。プロフィール画像は昔描いた三十路魔法少女漫画。
http://twitter.com/ykic

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ターHELL 穴トミヤ  ライター。マイノリティー・リポーター。ヒーマニスト。PARTYでPARTY中に新聞を出してしまう「フロアー新聞」編集部を主催(1人)。他にミニコミ「気刊 ソーサー」を制作しつつヒーマニティー溢れる毎日を送っている。 http://sites.google.com/site/tahellanatomiya/
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