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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版
羞恥の教室 第三部
第十三章 淫獣たちの宴 【5】
著者= 小林電人
現実と妄想が欲望のもとに交錯する第3部!
淫獣たちの手に握られた忍と藤井の運命は!?
第十三章 淫獣たちの宴
V 宴への招待状 3
「さぁ、お尻を高くあげてごらん。ゆりのお望み通りにいっぱいお尻の穴を舐めてあげるから」
「あ......、は、恥ずかしいです」
顔を真っ赤にして恥じらいながらも、ゆりは藤井に言われた通りにうつ伏せで、腰を高く掲げた。
「ほら、もっと高く、脚も開いて」
「は、はい......」
ベッドの上でゆりは、恥ずかしいポーズを取る。藤井の目の前に開ききった股間を見せつけることになる。藤井には、すでに十分に濡れ光っている肉裂と、尻肉の狭間の窄まりが丸見えになっているに違いない。ゆりは恥ずかしさのあまり、顔をシーツに押しつけているが、その部分に藤井の熱い視線が浴びせられているのは感じ取れる。
しかし、藤井はさらに恥ずかしい命令をゆりに下す。
「まだよく見えないよ。自分でお尻を開いて、もっとはっきり見せるんだ」
「そ、そんな......。恥ずかしすぎます」
「やらないと、舐めてあげないよ。ゆりは俺にお尻の穴を舐めて欲しいんだろ?」
「あ、ああ......」
ゆりは両手を後ろに回す。肩と首で身体を支えるきつい体勢になるが、その苦しさよりも羞恥心の方が勝る。自分から尻肉を開いて、肛門を愛する男の目の前に晒す。こんな破廉恥な女教師がいるだろうか。
「すごいよ、ゆり。丸見えだ。ゆりの可愛いお尻の穴が丸見えになってるよ。あんまり広げてるから、皺が引き延ばされちゃってる。ふふふ、お尻の穴の内側まで顔を覗かせてるよ。おまんこもぱっくり口を開けて、よだれをダラダラ流してるね」
「ああ、そんなこと、言わないで下さい」
藤井の言葉のひとつひとつが、ゆりの羞恥心をかき立てる。恥ずかしさに全身が燃え上がるように熱くなる。そして身体の奥から、興奮がドクドクと流れ出てくる。
「ゆり、舐めて欲しいんだろ?」
「は、はい......」
「じゃあ、ちゃんとお願いしないと」
「な、舐めて、下さい......」
「誰のどこを?」
「ああ......。ゆりのお尻を......」
「それじゃ駄目だ。もっとはっきり言うんだ。杉村東女子高の教師、谷口ゆりのお尻の穴を舐めて下さいって」
「そんなこと、言えません......」
「じゃあ、舐めてあげないよ。俺はいつまでもこうやってお尻の穴を眺めてるよ」
「藤井さんのいじわる......。ああ......。杉村東女子高の谷口ゆりの......、お尻の穴を舐めて下さい。お願いします」
「ようし、よく言えたね」
藤井は、満足げに微笑むと、ゆりの尻肉の間に顔を近づけた。開ききっている窄まりの中心へと舌を這わす。
「あはっ!」
ゆりの脳天まで快感が突き抜けた。それは凄まじいばかりの快楽だった。全身が震えた。木村たちにより数え切れないほどの快楽責めを受けてきたゆりだったが、これほどの快感を覚えたことはなかった。藤井に肛門を舐められたのも、初めてではない。しかし、今日は今までとはレベルの違う快感があった。
なぜ? どうしてこんなに気持ちがいいの?
ゆりは自分の身体に問いかける。最初に木村たちに肛門を責められた時は、恥ずかしくて不快なだけだったが、彼らの卓越したテクニックによって、それはすぐに快感へと変えられた。そして、連日にわたる調教によって、ゆりの肛門は立派な性感帯へと開花させられた。気がつけば、お尻の穴で感じる恥ずかしい女になっていた。
しかし、これほどまでの快感を感じたのは、初めてのことだ。頭の中が真っ白になり、意識が薄れてしまいそうなほどだ。
藤井の舌はさらに動く。引き延ばされた皺の一本一本をなぞるように、窄まりの中心のねじ込むように、それは縦横無尽に蠢き、その度にゆりに強烈な快感を与えた。
「ああっ、あっ、ああっ、すごい、すごいのっ、ああーっ」
もう身体を支えていられなくなっていた。膝は崩れ、尻肉を開いていた手はだらんと落ちた。藤井はそれと入れ替わるように、両手でしっかりとゆりの尻肉をつかんで、支え、そして広げた。
「ふふふ、ゆりのお尻の穴は、美味しいよ」
「いやぁん、そんなこと言わないでぇ、ああっ、だめぇ」
「ほうら、奥まで舐めちゃうよ」
そう言って、藤井は舌先を窄まりの中にドリルのようにねじ込んでいく。実際には一センチも入っていないのだが、ゆりには身体の奥深くまで舌が挿入されたように感じられた。
愛する男にお尻の穴を舐められるというのは、これほどまでに気持ちいいものなのか。愛情が深まれば深まるほど、愛撫された時の快感は増大する。それが女の肉体だ。ゆりは、それほどまでに深く藤井を愛してしまっていたのだ。
そしてこの快感の底には、忍への対抗心も潜んでいた。アナル性感の発達した忍は、藤井にとっては最高の女だったという。今も藤井の心の中には忍への愛情がくすぶっているはずだ。
忍には負けたくない。ゆりはいつの間にかそんな気持ちを抱えるようになっていた。仲村さんより私の方がお尻が感じる女なのだ、もっと藤井さんに好まれる女なのだ、と。その思いがゆりの肛門性感を成長させていた。
ゆりの反応に気をよくした藤井は、さらに舌を激しく動かしていく。素早く、複雑に舌を操る。
「はぁっ、はぁっ、ああああっ、だめ、だめです。藤井さん、そんなにされたら、もう、もう、おかしくなっちゃう!」
息も絶え絶えになったゆりが叫ぶ。
「だめです。イッちゃいそうですぅ」
「もうイクのか? まだちょっとしか舐めてないぞ」
「ああ、でも本当に、もう......」
「なんだ、谷口先生はお尻の穴を舐められてイッちゃうのか? いやらしいなぁ」
わざとそんな言葉を浴びせてから、藤井はアナル舐めを続行する。
「いやぁ、ああ、そうです。ゆりは、お尻の穴を、舐められてイッちゃいます。いやらしい先生です」
「お尻の穴で感じる変態なんだね」
「あああっ......。はい、変態です。谷口ゆりは、藤井先生の変態アナル奴隷なんですっ。だから、だからもっと舐めて下さいっ」
その言葉に藤井も欲情する。舌の動きをさらに早める。
「ひいっ、だめ、あっ、あああっ、もう、もうだめです。藤井さん、ゆり、イッちゃいます、お尻の穴を舐められて、イッちゃいます、いやっ、恥ずかしいっ、ああっ!」
ゆりの身体の中で何かが弾けた。その絶頂はクリトリスや膣への挿入によるものとは、また違う快感だった。深く、そしていつまでも絶頂感が持続した。
ゆりの身体はビクンと跳ね上がると、そのまま一切の力が抜けた。そして何度も痙攣した。
藤井は反応の凄まじさに、尻肉から顔を離して、驚いたようにゆりを見た。
「ゆり......」
ゆりはぐったりとベッドに倒れ込み、意識を失っているようだったが、腰と太腿はビクンビクンと痙攣を続けていた。
旅行に行く約束をした三連休の前から、ゆりの様子がおかしくなった。旅行を止めようと言ったり、やっぱり行こうと言い直したり。藤井の家にも来なくなった。
藤井は不安になっていた。忍の時と同じようにゆりの身にも脅迫者たちの魔の手が伸びたのではないかと心配する。現に、奴らの手には藤井とゆりがセックスをしている写真が握られているのだ。
何かあったのかと問い詰めても、ゆりは何もないと否定する。ちょっと体調がよくないだけだと言う。それならば、旅行は取りやめにしようといっても、行きたいと言い、またしばらく後にはやっぱり止めると言う。
脅迫者たちとは関係がないにしろ、ゆりの精神状態がよくないことは明白だった。旅行は取りやめにした方が無難だ。藤井は旅行の中止をゆりに言い渡し、三連休の予定は白紙となった。
しかし三連休の前日の夜、ゆりからメールがあった。
「何度も変なことを言ってごめんなさい。でもやっぱり藤井さんと旅行に行きたいです。ただ、ちょっと都合があって、私は先に別荘の方に行っています。大変申し訳ないですが、藤井さんは明日車でここに来てもらえますか。実は大切なお話があります」
メールには、その友達の別荘だという場所の住所が書かれていた。
何か釈然としないものがあったが、大切な話があるとまで言われれば、行くしかないだろう。ゆりの身に何かが起こっていることは間違いない。ゆりの携帯電話にかけてみても、留守電になっている。
藤井は不安な気持ちで夜を過ごした。朝になったら、一番に指定の場所へ行ってみよう。そこで何が待っているのかはわからないが、藤井は行かなければならないのだ。
「おお、いよいよ明日か。もちろん出席するよ。このためにずいぶん前からスケジュールを調整していたからね」
山城からの電話に、清島は嬉しそうに答えていた。
「うん、もちろん沙耶も連れて行くよ。こいつにとっても記念すべき日になると思うしな、色んな意味で......。ふふふ」
会話の中に自分の名前が出ると、沙耶はビクッとして清島を見上げた。しかし、目があった清島に睨まれると、すぐに再びペニスを口にくわえて奉仕を再開する。
ソファにどっかと座った清島の股間にひざまづいた沙耶は、もう一時間も口での奉仕を続けていた。清島は沙耶にフェラチオをさせながら、電話をかけるのが好きだった。何かと用事の多い清島は、何時間も電話をすることがある。その間、沙耶は休むことなく清島の醜い肉塊を舐め続けなければならない。しかも、決してイカせてはならないのだ。それでいて、萎えさせてもいけない。それは至難の業だったが、沙耶はその加減を完全にマスターしていた。なにしろ一年もそれを続けさせられているのだ。もし迂闊に清島を射精させてしまったり、萎えさせてしまったりしたら、その後は厳しいお仕置きが待っているのだ。嫌でも加減を身につけることになる。
明日、清島は自分をどこかへ連れて行くという。このマンションに幽閉されてから一年間。これが初めての外出ということになる。 外出先では、なんらかのパーティが行なわれるということは、清島の話からはわかる。それは恐らく淫猥な宴なのであろう。そこへ連れて行かれるということは、きっと沙耶も恥ずかしい目に会わされるのだろう。
しかし、もしかしたら、そのパーティを最後に自分は解放されるのではないか、そんな希望も持っていた。清島の奴隷となる約束は一年間。それの期日はもうじきなのだ。
解放されれば、夫に会える。恐らくパーティでは、今までに体験したことのないような恥ずかしくて苦しい思いをさせられるのだろう。それでも、この生活から解放され、愛しい夫に会えるかと思えば、耐えられる。
沙耶はそんな希望を胸に、ひたすら清島に奉仕した。
翌日、清島と沙耶を乗せたベンツは早朝からN県へと向かった。珍しく清島がハンドルを握っている。助手席には和服姿の沙耶がいた。しかし一年ぶりの外界を眺める余裕はなかった。その股間には仕込まれたローターが強烈な勢いで振動していたからだ。目的地に到着するまでの数時間、絶頂に達することは禁じられている。沙耶は歯を食いしばって耐えていた。
そんな清島のベンツを追跡している車があった。常につかず離れずの距離を保っているその車の存在に、清島はまったく気づかなかった。
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V 宴への招待状 3
「さぁ、お尻を高くあげてごらん。ゆりのお望み通りにいっぱいお尻の穴を舐めてあげるから」
「あ......、は、恥ずかしいです」
顔を真っ赤にして恥じらいながらも、ゆりは藤井に言われた通りにうつ伏せで、腰を高く掲げた。
「ほら、もっと高く、脚も開いて」
「は、はい......」
ベッドの上でゆりは、恥ずかしいポーズを取る。藤井の目の前に開ききった股間を見せつけることになる。藤井には、すでに十分に濡れ光っている肉裂と、尻肉の狭間の窄まりが丸見えになっているに違いない。ゆりは恥ずかしさのあまり、顔をシーツに押しつけているが、その部分に藤井の熱い視線が浴びせられているのは感じ取れる。
しかし、藤井はさらに恥ずかしい命令をゆりに下す。
「まだよく見えないよ。自分でお尻を開いて、もっとはっきり見せるんだ」
「そ、そんな......。恥ずかしすぎます」
「やらないと、舐めてあげないよ。ゆりは俺にお尻の穴を舐めて欲しいんだろ?」
「あ、ああ......」
ゆりは両手を後ろに回す。肩と首で身体を支えるきつい体勢になるが、その苦しさよりも羞恥心の方が勝る。自分から尻肉を開いて、肛門を愛する男の目の前に晒す。こんな破廉恥な女教師がいるだろうか。
「すごいよ、ゆり。丸見えだ。ゆりの可愛いお尻の穴が丸見えになってるよ。あんまり広げてるから、皺が引き延ばされちゃってる。ふふふ、お尻の穴の内側まで顔を覗かせてるよ。おまんこもぱっくり口を開けて、よだれをダラダラ流してるね」
「ああ、そんなこと、言わないで下さい」
藤井の言葉のひとつひとつが、ゆりの羞恥心をかき立てる。恥ずかしさに全身が燃え上がるように熱くなる。そして身体の奥から、興奮がドクドクと流れ出てくる。
「ゆり、舐めて欲しいんだろ?」
「は、はい......」
「じゃあ、ちゃんとお願いしないと」
「な、舐めて、下さい......」
「誰のどこを?」
「ああ......。ゆりのお尻を......」
「それじゃ駄目だ。もっとはっきり言うんだ。杉村東女子高の教師、谷口ゆりのお尻の穴を舐めて下さいって」
「そんなこと、言えません......」
「じゃあ、舐めてあげないよ。俺はいつまでもこうやってお尻の穴を眺めてるよ」
「藤井さんのいじわる......。ああ......。杉村東女子高の谷口ゆりの......、お尻の穴を舐めて下さい。お願いします」
「ようし、よく言えたね」
藤井は、満足げに微笑むと、ゆりの尻肉の間に顔を近づけた。開ききっている窄まりの中心へと舌を這わす。
「あはっ!」
ゆりの脳天まで快感が突き抜けた。それは凄まじいばかりの快楽だった。全身が震えた。木村たちにより数え切れないほどの快楽責めを受けてきたゆりだったが、これほどの快感を覚えたことはなかった。藤井に肛門を舐められたのも、初めてではない。しかし、今日は今までとはレベルの違う快感があった。
なぜ? どうしてこんなに気持ちがいいの?
ゆりは自分の身体に問いかける。最初に木村たちに肛門を責められた時は、恥ずかしくて不快なだけだったが、彼らの卓越したテクニックによって、それはすぐに快感へと変えられた。そして、連日にわたる調教によって、ゆりの肛門は立派な性感帯へと開花させられた。気がつけば、お尻の穴で感じる恥ずかしい女になっていた。
しかし、これほどまでの快感を感じたのは、初めてのことだ。頭の中が真っ白になり、意識が薄れてしまいそうなほどだ。
藤井の舌はさらに動く。引き延ばされた皺の一本一本をなぞるように、窄まりの中心のねじ込むように、それは縦横無尽に蠢き、その度にゆりに強烈な快感を与えた。
「ああっ、あっ、ああっ、すごい、すごいのっ、ああーっ」
もう身体を支えていられなくなっていた。膝は崩れ、尻肉を開いていた手はだらんと落ちた。藤井はそれと入れ替わるように、両手でしっかりとゆりの尻肉をつかんで、支え、そして広げた。
「ふふふ、ゆりのお尻の穴は、美味しいよ」
「いやぁん、そんなこと言わないでぇ、ああっ、だめぇ」
「ほうら、奥まで舐めちゃうよ」
そう言って、藤井は舌先を窄まりの中にドリルのようにねじ込んでいく。実際には一センチも入っていないのだが、ゆりには身体の奥深くまで舌が挿入されたように感じられた。
愛する男にお尻の穴を舐められるというのは、これほどまでに気持ちいいものなのか。愛情が深まれば深まるほど、愛撫された時の快感は増大する。それが女の肉体だ。ゆりは、それほどまでに深く藤井を愛してしまっていたのだ。
そしてこの快感の底には、忍への対抗心も潜んでいた。アナル性感の発達した忍は、藤井にとっては最高の女だったという。今も藤井の心の中には忍への愛情がくすぶっているはずだ。
忍には負けたくない。ゆりはいつの間にかそんな気持ちを抱えるようになっていた。仲村さんより私の方がお尻が感じる女なのだ、もっと藤井さんに好まれる女なのだ、と。その思いがゆりの肛門性感を成長させていた。
ゆりの反応に気をよくした藤井は、さらに舌を激しく動かしていく。素早く、複雑に舌を操る。
「はぁっ、はぁっ、ああああっ、だめ、だめです。藤井さん、そんなにされたら、もう、もう、おかしくなっちゃう!」
息も絶え絶えになったゆりが叫ぶ。
「だめです。イッちゃいそうですぅ」
「もうイクのか? まだちょっとしか舐めてないぞ」
「ああ、でも本当に、もう......」
「なんだ、谷口先生はお尻の穴を舐められてイッちゃうのか? いやらしいなぁ」
わざとそんな言葉を浴びせてから、藤井はアナル舐めを続行する。
「いやぁ、ああ、そうです。ゆりは、お尻の穴を、舐められてイッちゃいます。いやらしい先生です」
「お尻の穴で感じる変態なんだね」
「あああっ......。はい、変態です。谷口ゆりは、藤井先生の変態アナル奴隷なんですっ。だから、だからもっと舐めて下さいっ」
その言葉に藤井も欲情する。舌の動きをさらに早める。
「ひいっ、だめ、あっ、あああっ、もう、もうだめです。藤井さん、ゆり、イッちゃいます、お尻の穴を舐められて、イッちゃいます、いやっ、恥ずかしいっ、ああっ!」
ゆりの身体の中で何かが弾けた。その絶頂はクリトリスや膣への挿入によるものとは、また違う快感だった。深く、そしていつまでも絶頂感が持続した。
ゆりの身体はビクンと跳ね上がると、そのまま一切の力が抜けた。そして何度も痙攣した。
藤井は反応の凄まじさに、尻肉から顔を離して、驚いたようにゆりを見た。
「ゆり......」
ゆりはぐったりとベッドに倒れ込み、意識を失っているようだったが、腰と太腿はビクンビクンと痙攣を続けていた。
旅行に行く約束をした三連休の前から、ゆりの様子がおかしくなった。旅行を止めようと言ったり、やっぱり行こうと言い直したり。藤井の家にも来なくなった。
藤井は不安になっていた。忍の時と同じようにゆりの身にも脅迫者たちの魔の手が伸びたのではないかと心配する。現に、奴らの手には藤井とゆりがセックスをしている写真が握られているのだ。
何かあったのかと問い詰めても、ゆりは何もないと否定する。ちょっと体調がよくないだけだと言う。それならば、旅行は取りやめにしようといっても、行きたいと言い、またしばらく後にはやっぱり止めると言う。
脅迫者たちとは関係がないにしろ、ゆりの精神状態がよくないことは明白だった。旅行は取りやめにした方が無難だ。藤井は旅行の中止をゆりに言い渡し、三連休の予定は白紙となった。
しかし三連休の前日の夜、ゆりからメールがあった。
「何度も変なことを言ってごめんなさい。でもやっぱり藤井さんと旅行に行きたいです。ただ、ちょっと都合があって、私は先に別荘の方に行っています。大変申し訳ないですが、藤井さんは明日車でここに来てもらえますか。実は大切なお話があります」
メールには、その友達の別荘だという場所の住所が書かれていた。
何か釈然としないものがあったが、大切な話があるとまで言われれば、行くしかないだろう。ゆりの身に何かが起こっていることは間違いない。ゆりの携帯電話にかけてみても、留守電になっている。
藤井は不安な気持ちで夜を過ごした。朝になったら、一番に指定の場所へ行ってみよう。そこで何が待っているのかはわからないが、藤井は行かなければならないのだ。
「おお、いよいよ明日か。もちろん出席するよ。このためにずいぶん前からスケジュールを調整していたからね」
山城からの電話に、清島は嬉しそうに答えていた。
「うん、もちろん沙耶も連れて行くよ。こいつにとっても記念すべき日になると思うしな、色んな意味で......。ふふふ」
会話の中に自分の名前が出ると、沙耶はビクッとして清島を見上げた。しかし、目があった清島に睨まれると、すぐに再びペニスを口にくわえて奉仕を再開する。
ソファにどっかと座った清島の股間にひざまづいた沙耶は、もう一時間も口での奉仕を続けていた。清島は沙耶にフェラチオをさせながら、電話をかけるのが好きだった。何かと用事の多い清島は、何時間も電話をすることがある。その間、沙耶は休むことなく清島の醜い肉塊を舐め続けなければならない。しかも、決してイカせてはならないのだ。それでいて、萎えさせてもいけない。それは至難の業だったが、沙耶はその加減を完全にマスターしていた。なにしろ一年もそれを続けさせられているのだ。もし迂闊に清島を射精させてしまったり、萎えさせてしまったりしたら、その後は厳しいお仕置きが待っているのだ。嫌でも加減を身につけることになる。
明日、清島は自分をどこかへ連れて行くという。このマンションに幽閉されてから一年間。これが初めての外出ということになる。 外出先では、なんらかのパーティが行なわれるということは、清島の話からはわかる。それは恐らく淫猥な宴なのであろう。そこへ連れて行かれるということは、きっと沙耶も恥ずかしい目に会わされるのだろう。
しかし、もしかしたら、そのパーティを最後に自分は解放されるのではないか、そんな希望も持っていた。清島の奴隷となる約束は一年間。それの期日はもうじきなのだ。
解放されれば、夫に会える。恐らくパーティでは、今までに体験したことのないような恥ずかしくて苦しい思いをさせられるのだろう。それでも、この生活から解放され、愛しい夫に会えるかと思えば、耐えられる。
沙耶はそんな希望を胸に、ひたすら清島に奉仕した。
翌日、清島と沙耶を乗せたベンツは早朝からN県へと向かった。珍しく清島がハンドルを握っている。助手席には和服姿の沙耶がいた。しかし一年ぶりの外界を眺める余裕はなかった。その股間には仕込まれたローターが強烈な勢いで振動していたからだ。目的地に到着するまでの数時間、絶頂に達することは禁じられている。沙耶は歯を食いしばって耐えていた。
そんな清島のベンツを追跡している車があった。常につかず離れずの距離を保っているその車の存在に、清島はまったく気づかなかった。
(続く)
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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。 「羞恥の教室」をモチーフにした自主制作DVD最新作「1年S組 仲村忍 セーラー服肛門調教」が完成しました! 藤井と忍のアナル調教の模様を実写で再現しています。購入ご希望の方はhttp://denjin.5.dtiblog.com/blog-entry-136.htmlをご覧下さい。 |