S&Msniper special archives gallery.
『S&Mスナイパー』1983年6月号
編集者突撃モニター
「看護婦・由布子はオモラシ娘」
編集者突撃モニター
「看護婦・由布子はオモラシ娘」
文=N.本村
プレイ志願の素人女性を読者の中から募集し、編集部員が実地にプレイを行なって現場の模様をレポートする人気企画「編集者突撃モニター」。何が起こるか分からない、筋書きのないドラマが見せてくれるSMのエロティシズムとは……。『S&Mスナイパー』1983年6月号に掲載された同コーナー「看護婦・由布子はオモラシ娘」を再編集の上、全5回に分けて再掲載しています。
プレイ志願者紹介〜由布子〜
「ゆうこ」と読む。看護学校を卒業したばかりの21歳。この春から山梨の某大学病院に勤務することになっている。性的好奇心だけは早くから“強く”あったが、高校卒業まではすこぶるマジメ。初体験は看護学校に入学後、寮生活を始めてまもなくのこと。その後はなかなかの発展家ぶり。現在マジメに交際中の医大生の他に中年のオジサマもいる。SMプレイの体験は浴衣の紐で縛られて嬲られる程度の軽いもの。だが、以来興味は増すばかり……。
「ゆうこ」と読む。看護学校を卒業したばかりの21歳。この春から山梨の某大学病院に勤務することになっている。性的好奇心だけは早くから“強く”あったが、高校卒業まではすこぶるマジメ。初体験は看護学校に入学後、寮生活を始めてまもなくのこと。その後はなかなかの発展家ぶり。現在マジメに交際中の医大生の他に中年のオジサマもいる。SMプレイの体験は浴衣の紐で縛られて嬲られる程度の軽いもの。だが、以来興味は増すばかり……。
【2】ワイセツな四文字
食事をすませた我々は、いよいよ『アルファーイン』に直行。その名を聞いて、「あ、広告で見たことあるわ」と、由布子。
「SM専門のホテルだから、いろいろおもしろい趣向があるよ」
「アタシ、そういうとこ、初めて」
どこか愉しそうにいう由布子を予約していた部屋に連れ込む。
由布子は周囲にブラ下がり健康器のようなスチール製のワクがついたピンクチェアや、下に鎖が張ってある十字架の礫台などのある室内を興味深そうに見ていた。私のほうはさっそく準備にかかる。
「どう、おもしろそうだろ？」
「変なものがあるのね」
「それを使って、これからタップリと由布子を虐めてやるから覚悟しろ」
準備もできたところで脱衣を命じる。
「全部？」
「そう、全部脱いだら、そこのバスローブを着なさい」
カメラに向かったまま脱ぐよう命じると、由布子は素直に従った。
花柄のワンピース、コルセット、パンスト、スリップ、そしてブラ、最後に白いスキャンティという順に脱いでいく。
それほど恥ずかしそうな様子もなく全裸になると、由布子はホテルのバスローブを羽織った。
まずはその両手を前縛りにして、ピンクチェアのフレームに両手を上げた恰好で縛りつける。
「さぁどうやって虐めてやるかな」
はだけかかったバスローブの前から手を入れ、乳房をまさぐる。量感はないが若いだけに張りがある。
由布子は眼を閉じわずかに悩ましい表情を見せてその感覚に耐えていた。
手を下腹へ這わせてみる。柔らかく豊かな繁みを撫で回していると、由布子は初めて恥じらうように太腿を擦り合わせ腰を悶えさせた。
「だいぶ濃いようだな」
「いや……」
体に似合わないか細い声で言い、恥ずかしそうに笑う。
そこで一気にバスローブを捲り上げた。頭上に縛った両手のところにすべてたくし上げる。
由布子の全裸があらわになった。
下腹部の繁みは扇状にふっさりとしている。が、猛々しくはなく、見た目にも柔らかい感じだ。
乳房をなぶってやる。揉みたてながら乳首をつまみ、シコシコと弄ぶ。
「あっ……あっ……」
由布子はかすかに喘ぎ、身悶えた。
「由布子はどこが感じるんだ？」
「胸と、脇腹と……」
喘ぎ喘ぎ、息を乱しながら言う。
「腋腹と、それから？」
「膝から腿の内側……」
「それだけ？ 肝腎なところは？」
「そこも……」
「そこってどこ？」
「いや、あそこ」
「あそこってどこ？」
「ああん、知ってるくせにィ」
脇腹を撫で同時に膝から内腿にかけて撫で上げてやると、さすがに感じるというだけあって声をうわずらせて身悶える。
「看護婦サンなんだからよく知ってるだろう？ あそこってどういうの？」
「クリトリスと、ヴァギナ」
恥ずかしそうに笑って言う。
「ヴァギナを日本語でいうと？」
「膣手……」
「もっといやらしい言い方があるだろう？ SM雑誌を見ていたらよく出てくる四文字の」
「オ、ペケペケコ？」
「そう、ちゃんと言ってごらん」
「やだア」
「言えないというなら鞭だ」
由布子を後ろ向きにさせると、房鞭でヒップをしばいた。
バシッ！
「アアッ、痛いっ！」
肉がわきにハミ出すほどにムチムチしたヒップがゴムまりのように弾む。
そのヒップを続けざまにしぼく。鞭打たれるようなハードなプレイは初めての由布子だけに、最初のうちは打擲のたびに苦痛を訴え、激しくヒップを振りたてた。
が、そのうち様子が変わってきた。打擲するたびに「アッ」「ウッ」と短く呻き、どこかもどかしそうに腰を悶えさせるのだ。
「どうだ鞭は？」
「ああん、お尻が熱い……」
「いいんだろ？」
小さく頷き、その間も腰をうごめかしている。
「じゃあさっきのオペケペケコは何だ？ 言ってみろ」
バシッ！
赤味のさしてきたヒップをしぼく。
「アアッー オ××コ」
由布子はワイセツな四文字をいって腰を振りたてた。
（続く）
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