S&Msniper special archives gallery.
『S&Mスナイパー』1984年1月号 読者投稿小説
「オフィス・ラブは縄の味」
中年サラリーマンが体験する女性部下との禁断不倫体験。サディスティックな欲望を容赦なくぶつけて欲望の限りを尽くす男と、秘めていた欲望を否応なしに引き出されて懊悩する女。そのせめぎ合いの果てにあるものは……。『S&Mスナイパー』1984年1月号に掲載された読者投稿小説、いよいよ最終回です。「オフィス・ラブは縄の味」
ホテルに入り、一緒にシャワーを浴びている途中で由美の両手を縛りあげ、高所のシャワーの取手へ括りつけた。両足を開脚に縛り、蛇口とドアへ固定する。
そしてほどよく室温に馴染んだビールを浣腸器へ移しかえ、冷たい嘴管を秘肉に挿入する。由美は一瞬だけ激しく抵抗したが、すぐに諦めたように唇を開き、鳴咽を漏らした。
一気に100ccを注入する。液が回り切らぬうちに、もう一本注入する。昼間に一度しているので内容物はほとんどないようだ。ビール一本を全部注入する。さらに防水のローターをアヌスに入れ、ストッパーを装填する。
ここに入ってからの由美は少しおかしい。絶えず無言で責めに耐えている。責めづらかった。
「どうした。苦しくないのか」
苦悶の表情を浮かべ、脂汗を垂らしながら体を震わせる由美は、首を横に振って逆らう。
「反抗的な態度を取るなら、もう一本ビールを入れてやる。かってに出したら今度こそ蝋燭で責めるぞ」
ストッパーを外し、注入し始める。浣腸器の一本は手早く注入、二本目に入ると由美の体が痙拳をはじめた。口をへの字にして我慢する由美を横目にビール全部が注入される。
足はガクガクと震え、手首の縄で体をささえている状態だ。ビールのアルコールが腸から吸収され、頬や白い乳房がピンク色に変わってくる。1200ccの浣腸は苦しいはずだ。しかも、炭酸が腸を責める。ストッパーの効果で漏れることがない。
由美の苦悶する表情は好きだ。乱れ髪を直してストロボで撮る。黒いタイルに白い体が浮き出て興奮を誘う。噛み締めた歯はガチガチと音を立てて響く。下腹は膨張したガスに責められて、大きく脹れている。
私は由美の双尻をつかみ、膣口を開いて一気に怒張を挿入させた。
「うんっ、あんっ、うんっ」
腸に満タンになったビールが秘花の柔襞を押し上げ、怒張を締め、圧迫してくる。熱く濡れ切った柔襞が怒張に絡みつく。挿入しただけでもう爆発しそうだ。さらに後ろのバイ ブのスイッチを入れると、震動が私の腰に響いてきた。
「ぎゃあっ、ああ!」
私の肩先で由美が悲鳴を上げ、噛みついてきた。その痛みが爆発を抑えてくれた。あまりの痛さに飛びのくと、スボンッと怒張が抜け、由美の弛緩し切った秘肉からストッパーが飛び、噴出が始まった。
床に叩きつけるような勢いでビールと一緒にバイブが落下した。液体が終わると炭酸ガスが音を立てて噴き出た。発酵した匂いが充満し、異様な臭気に包まれる。
「もう助けて、縄を解いて、お願い」
固定された両脚は閉じようもなく、人の字型に立っている。
「俺の命令をきかず、勝手に漏らしたな。覚悟していろよ」
縄を解いてベッドまで引き摺り、開脚させて後ろ向きに固定した。
「少し休ませて、体が壊れそうだわ。お願い」
「逆らったくせに要望が多いな。却下する」
弛緩したアヌスにワセリンを塗り込み、揉み上げる。すでに緩くなったアヌスは抵抗もなく二木の指を呑み込む。私は由美の腰の下にクッションを挟み、アヌスを尚も突き出させると、指を抜いて代わりに怒漲を挿入した。
無理矢理に突き上げ律動を加え、下から片手を伸ばして乳房を握り締める。乳首を切れるほど抓り上げると、由美は息を止め苦痛に顔を歪める。全身から汗を噴き出し半開きの唇からは唾液を流し、悲鳴をあげ体を糺ませる。
「ああっん、落ちるっ、落ちるっ、んぎぃぃ」
のけ反る由美。私はもう片方の手に火のついた蝋燭を持っていた。蝋が溶けて熱い雫がたっぷりと溜まるのを待っている。そしてそうしている間も律動は続けていた。
「あっ、あーっ、あうっ、あうっ……し、死んじゃうわ!」
由美が一際高い声を上げて再びのけ反った時だ、蝋燭の天辺にタプタプに溜まった蝋を由美の背中へ一気にぶちまけた。
「ギャワッ!」
由美の体は全身が痙窄し、私の怒漲を咥えるアヌスはヒクヒクと収縮した。由美はそのまま激しい絶頂の渦に巻き込まれていき、私もまた爆発した。
すべてを放出しきった私は下半身が痺れ切っていた。ベッドに倒れ込んで由美を見る。由美はもう失神しているのか、声さえ上げることも出来ないようだ。まだイキっぱなしの状態が続いているのだろう。淡い照明の中に、白磁色の双尻だけが細かく震え続けていた。
月曜はさすがに休みたかった。体が言うことを聞かず前日の痺れが続いているのだ。無理矢理体を引きずって出社すると、由美は休暇を取っていた。朝に連絡があったそうだが、あたりまえだろう。前日にあれだけ気をやって、会社に来られる訳がない。
明後日頃には出社するだろうと思っていたら由美から辞表が郵送されて来た。支店長あてなので後処理は私の範囲ではない。それ以来、由美からの通信は跡絶えた。
最近やっと過ごしやすくなったな、と思ったら、窓から見える街路樹も色づき始めていた。そういえば去年の今頃だったな。由美と別れたのは。三カ月くらいは体が欲しくて我慢出来なかったが、半年も過ぎる頃には体に残る余韻も、忘れ去っていた。
あれから一年か、早いものだ。一瞬の夢のいたずらだったのかな。目の前には今年入った新入社員が由美の席にいる。
「係長、お電話が入ってますけど」
庶務の事務員が取り継いだ。
「もしもし、係長、私です。由美です」
声の主を知った時は、驚いた。
「あれから親の紹介で結婚したんだけど、主人のセックスに、感じなくて離婚しようと思ってるの。係長、今度の日曜日、会って下さいますわね」
耳の遠くで樹々の葉摺れる音がした。
文=飛鳥健
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