スナイパーアーカイブ・ギャラリー 1980年12月号【6】
読者告白手記 ロープハント 第三回 わが愛奴――立花よしえ 投稿者=山田卓造 (仮名・37歳) 「お縄、ください」とよしえは甘えるように俺を見つめて催促する…… 。 |
スナイパーアーカイブ、数回にわたって当時の読者告白手記をご紹介します。
アヌス嬲り
「よしえ自身が見たこともないところ……そこをじっくり点検するんだよ。よしえは俺の可愛い奴隷じゃないか」
俺はうすら笑い、彼女のおでこにキスしてやった。
「……」
「いいだろう? さあ、見せてごらん」
俺はよしえをごろりと転がそうとした。そのときだった。
「お願いです……目隠しさせてください……」
祈るような目つきでよしえはいった。
「目隠し?」
「はい、恥ずかしいんです」
「いいだろう? だが、俺がよしえのどこを点検しようとしてるか、わかってンのか?」
俺はわざと意地悪に訊いてやった。
「はい……」
「どこだかいってごらん」
「……」
「いいなさい! どこを点検されるのか?」
俺は声を荒げた。
「ア、ヌ、ス……」
よしえはモジモジしていたが蚊の鳴くような声でいった。
「もっと大きな声で……よく聞こえないよ」
「ア、ヌ、ス……」
「まだ駄目!」
「はい、よしえのアヌスです……」
そういうとよしえは泣き顔になった。
「そうだ、よしえのアナルなんだよ。生まれてから誰にも見られたことのない場所を、たっぷり調べてあげるよ」
俺は手拭いで目隠ししてやり力いっぽい両足首を、左右にぐっと開いた。
「あっ……」
よしえは倒れそうだった。
「そのまま、しっかりあんよをあげてるんだ」
俺は興奮して顔を寄せた。
むっちりと白い太腿のおくは女体の“博物館”である。いろいろな機能、構造がこの一点にあつまっていて、それは単純な男のからだとは大違い。
大陰唇、小陰唇、恥丘、クリトリス、陰毛、尿道……とそれらはゴタゴタとついている。しかしそんなところに俺の興味はなにもなかった。
それらは俺にとって“知りすぎた町”である。俺のように夕クシー運転手を十年以上やってると、勝手知ったる町にはなんの鮮度もない。未知の町への探索こそ、ドライバーのもっとも好奇心を煽るところだ。
ことに先日、俺はよしえを味わっている。敏感な体質だと分かっていたが、それ以上にセックスへの関心はなかった。
俺にとっての“未知の町”、“好奇の場所”、それはよしえのアヌスだった。
「むむっ……」
俺の目はその菊座の一点に集中した。繊細な皺が放射状に一点からのびていて、それがよしえ自身さえ、まだ見たことのないアヌスだった。
俺の熱視をよしえは感じてかかすかにその一帯を、微動させていた。ひくひくと襞がけいれんし、あたかも生温かいイソギンチャクみたいに、アヌスは呼吸していた。「きれいだよ、きれいだ……」
俺は興奮していった。
「見つめないで……」
よしえも興奮している。声がうわずり、太腿から大粒の汗が噴きでていた。
「きれいだ、よしえは便秘はどうなんだい?」
俺は指先をチョンチョンと叩いて訊く。
「知りません……」
「お浣腸は?」
「知りません……」
「坐薬を入れられたことはあるのかい?」
「知りません」
俺は次々とよしえが恥ずかしがる質問を浴びせながら、なんで正直で素直な女だろうと思った。ふつうの女なら“知りません”でなく“ありません”というだろう。
「知らないってことは、つまり経験アリってことだな」
俺は指で美しい菊芯をいたぶりなからいってやった。
「……」
案の定、よしえは返事をしなかった。恥ずかしくてできないのだった。
「いまな、このアヌスをポラロイドカメラで特写して、よしえに見せてやつからな」
俺はいい、それから顔を寄せて舌を突っ込んだ。ちょっぴり塩辛い味が舌先に伝わった。
(続く)
07.05.19更新 |
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