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スナイパーAVレビュー!
ハメ撮りの帝王・カンパニー松尾の伝説の作品「テレクラキャノンボール」――東京からバイク&車で東西南北に奔走しながら、目的地までのタイムトライアルと道中でハメた女とのセックス内容を競う、熱い漢(おとこ)たちのドキュメント。1997年から2000年の4年間にh.m.pで3回開催され、その後2009年にメーカーの枠を超えハマジムで復活。本作はh.m.pからリリースされた5作品(全3大会)をまるごとまとめたベスト作品集。キャノンボールの原点がここにある!!2013年の年末には、最新作『テレクラキャノンボール2013』のイベントがロフトプラスワンで開催。
さらに2014年2月には、オーディトリウム渋谷にて劇場公開イベントも開催予定、という盛り上がりっぷりです。
その前に発売された本作『テレクラキャノンボールBEST8時間』には、約16年前に始まった『テレクラキャノンボール』シリーズの第一回から第三回+本編に入りきらなかった分をまとめた『裏キャノンボール』シリーズ2本、さらに1999年の第三回『テレクラキャノンボール』の前哨戦・『SEX強化合宿in沖縄』を収録。
当時VHSで発売され、廃盤になってしまった初期『テレクラキャノンボール』シリーズのコンプリート作品ということで、8時間収録の大ボリュームなのですが、これがもう時間の長さを微塵も感じさせない面白さ!
収録時間の大半は、バイク&車レースとテレクラ&ナンパでの悪戦苦闘ドキュメントに費やされており、セックスシーンはほとんどの人が顔にモザイク有り、もしくはルックスもセックスも非常にキビしい素人女性たち。
現代のヌキに特化したAVに慣れ親しんでいる人々にとっては、あらゆる意味で衝撃的な場面のオンパレードです。
バイク&車レースパートでは、毎回交通違反で誰かが捕まり、さらには事故でレース中止という最悪の事態を招き、テレクラ&ナンパパートでは、あまりにも女の子が捕まらずイライラ(とムラムラ)が募り、撮影抜きで普通にセックスしちゃう出場者もいたり......など、もうメチャクチャ。
しかし個人的に何よりも衝撃的だったのは、カンパニー松尾監督をはじめとするベテラン監督&男優陣のピチピチぶり!
特に、2013年の引退宣言でAV界を震撼させた野獣男優・花岡じった、映画『セックスの向こう側 AV男優という生き方』にも出演していた平本一穂監督、伝説の鬼畜AV監督・バクシーシ山下の若き日の姿には、胸が熱くなりました。
こういうことを書くと、「昔のサブカルAV好きだけが楽しい、ヌケないAV」と思われてしまうかもしれませんが、なかなかスタイルの良い素人女性も出てるし、ムリと言いながらもなし崩しで出演者5人とセックスしちゃう隠れ性豪もいたりと、ヌキ的な意味での見所もちゃんとあります。
優勝者に与えられるボールガール(キャノンボールのマスコットガールで、もちろんプロのAV女優)とのセックスはヌキどころとして用意されたものだと思うのですが、素人女性のナマナマしいセックスを観た後だと、お仕事感がありすぎて逆に物足りなさを感じたりも......(当時の女優のクオリティと現代のそれとのギャップもありますが)。
ちなみに第二回ボールガールの長瀬みおんは、NG項目が多すぎて現場で揉めるというハプニングもありましたが、花岡じったとのセックスでしっかり気持ち良くなってしまうところには、グッときました。
今回、ルックスor性格に難有りの女性を高確立で引いていた花岡じったですが、どんな女性でもセックスで気持ち良くさせるところに、真のプロフェッショナルを感じますねぇ。
16年経った今でも活躍し続ける男優・監督には、やはりそれなりの理由があるのだな、と再認識。
最新作の『テレクラキャノンボール2013』ももちろん楽しみですが、まずは本作を観てキャノンボールの原点をおさらいして頂きたいですね!
文=まな
『テレクラキャノンボール BEST8時間 (h.m.p)』
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14.01.06更新 |
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