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スナイパーAVレビュー!
有名緊縛師4人が、希代のSM女優・川上ゆうを縛る。本格緊縛四部作の第1弾は、奈加あきら。打ち合わせなしの緊迫感漂う縛りに、緊縛コアマニア垂涎必至!本作では、多数のSM作品や緊縛ライブで活躍する緊縛師・奈加あきらが登場します。
「平成の緊縛四縄士(しじゅうし)が荒縄に魂を込める!」「猛縄(もうじゅう)よ、姦蛇のごとく這い踊れ!!」という難読漢字(ていうか当て字)が入り乱れるパッケージから、そのテンションの高さはビンビンに伝わってきますが、その内容は超ストイックです。
洋服、下着、着物、全裸......とさまざまな装いで和室にひとり佇むゆうさん。
その背後から奈加氏が忍び寄り、縄をかけていく過程を見せ、ゆうさんの苦悶の表情を楽しんでからまた縄をほどいていく......という非常にシンプルな構成で、その間お互いに会話はほとんどなし。
縄以外の責めもほんのオマケ程度しかなく、本当に純粋に緊縛のみで勝負してるんですよねぇ。
本作を観始めて数分が経過した時点で、ぶっちゃけSM素人な筆者は「コレはSMマニア以外にはかなりキビしい作品なのでは......」と思ったのですが、チャプターが進むにつれてどんどんグレードアップされていく縄責めの数々に、観終わる頃にはすっかり魅了されてしまいました。
まず最初のパートは、紺色地の水玉ワンピースを着たゆうさんを、着衣のまま緊縛。
胸の上下に縄を通し、胸をギュッと浮き立たせて後ろ手に拘束するという基本の縛りをしただけで、ゆうさんの呼吸が荒くなり、ほろほろと涙を零してしまいます。
これは正直、「えっ、何でもう泣いてんの?」と少し醒めてしまったのですが、ここは彼女の泣き顔の美しさ、瞬時にMモードに入り込む女優力の高さに感心するところなのでしょうか。
天井にかけた縄を上体に繋がれると、今度は涙だけでなく鼻水とヨダレまで流し、喘ぎ声も漏らしていくゆうさん。
鼻水とヨダレが出ていても、まったく顔が崩れることなく凛と美しいままなのが、川上ゆうクオリティですねぇ。
そうこうしているうちに、両足もまとめてキツく縛り上げられ、あっという間に逆さ吊りにされてしまいます。
余談ですが筆者は最近人生初の緊縛体験にチャレンジし、その時に軽く吊って頂いたのですが、単に縛られるのと吊られるのとでは、苦しさのレベルが全然違いました。
後ろ手に縛られた時は「ふーん、こんなもんかぁ」と余裕ぶっこいてたんですが、吊られた瞬間「うわ、苦しい苦しい、ギブギブ!」ってすぐに音を上げちゃいましたからねぇ。
なので、このゆうさんがやられている逆さ吊りがマジで半端なくキツいということは容易に想像できました。
口をパクパクさせて悶え苦しむゆうさんの表情をカメラがアップでとらえた後は、今度はものすごく迅速に縄をほどいていき、彼女を抱きかかえて頭を優しく撫でる奈加氏。
ようやく解放された安堵感からか、涙と鼻水をボロボロ零しながらすすり泣くゆうさんの姿に、今度は素直にキュンときちゃいましたねぇ。
2番目のパートは、パッケージ表のように白いシュミーズ姿のゆうさんを天井に近い位置で柱に縛り付け、白い布で口枷をし、さらに乳首をクリップで引っ張る責め。
3番目のパートでは着物姿のゆうさんの着衣を乱し、上体をねじって肉塊のように縛り上げて吊ったうえで、口まで縄で拘束。
最後は全裸のゆうさんがあぐらをかいたような姿勢から上体を前に倒して縛り上げられ、軽く吊られておまんこ丸見えポーズにされる羞恥プレイ。
責めの厳しさのピークは2番目かなぁと思うのですが、ハッキリ言って全パートが超ハードな縄責めのオンパレードで、並の人間だったら絶対すぐにギブアップするような内容ばかり。
川上ゆうのM女としての優秀さを再確認すると同時に、こんなハードな責めを安全に実行できる奈加あきらの技術力、体力、精神力の凄さも垣間みました。
SMに疎い人間にすらその凄みを感じさせる、名女優と名緊縛師に思わず唸らされた本作。
緊縛に少しでも興味がある人は、必見の一本です。
文=まな
『~緊縛~1 川上ゆう×奈加あきら(ヴァンアソシエイツ)』
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14.10.09更新 |
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