特選AVレビュー『男装美少女 チンポがついてるみくも好き - 阿部乃みく(ドグマ）』

チンポに憧れた美少女が、自分の股間に擬似チンポを装着して美男子に変身！　カメラ目線のぺニバンオナニー、男のアナルに挿入してピストン、マンコとチンポで同時に気持ちよくなる倒錯セックス等々、話題の黒髪ショート美少女・阿部乃みくの魅力をさらに開拓した必見の男装作品！
パッケージをチラッと観て、ずいぶん綺麗な男の子だなと思ったら阿部乃みくちゃんでした。
いやあ、最近のAVってスゴイですねえ。ちょっと前までなら一目見れば女なのかニューハーフなのか女装子なのかわかったのに、もう写真だけじゃよくわかりません。

本作は、平たく言うとペニバン男装モノ。ここ数年あまり見かけなくなっていたジャンルですが、最近ヘンタイ具合がめきめきアップしているK＊WEST監督が「たくましいチンポを生やした凛々しいみくちゃんを観たい！」という欲望に突き動かされて作っただけあって、マニアックでありながらもキュンとするような内容になっています。

まず、設定がいいですね。
ヒロインのみくは、チンポに憧れるあまり普段から男装し、股間にペニバンを装着して暮らしているちょっと変わった女の子。
私は本物のチンポが好きなのでペニバン女子にはあまりグッとこないんですが、最初に出てくるモノローグを読むと、レズじゃないのに男装しているセンシティブな女の子の心情が読みとれます。

小さい頃、みんなにはチンポがあるのにボクにはなかった。いつかは生えてくるものだと思ってたけどなかなか生えてこないから、今はこうやってチンポをつけている。
チンポのないボクはいつも一人ぼっち。
でも、一人だけボクを避けないアイツがいた――。

男の子とばかり遊んでいた少女が、成長して男女の違いが出てくるにつれて疎外感を感じ始め、その溝を埋めようとペニバンをつけて生活するようになる。そして、男にも女にも馴染めない自分をヘンな奴だと笑わない"アイツ"に恋をするというわけです。うーん、美しい。
内容は、まず冒頭に凛々しいみくちゃんのペニバンオナニー。そして"アイツ"の部屋でじゃれあいからのセックスという2パート。
オナニーの後は100分くらい同じ場面が続くので飽きるかなと思ったんですが、こういう設定を踏まえたうえで観ると、なんともいえないドキドキ感があるんですよ。

例えば男同士のお約束、エロ本を見ながらのエロトーク。
「うわ、おまえ半勃ちになってるじゃん！」「......うるせえよ」
「ちょっと見せろよ」「なんだよ、やめろよ～」
もちろんこの後は、みくちゃんはペニバンを、"アイツ"はチンポをしごきながらの相互オナニーへ突入です。
股間にあるのは偽チンポなのに「あんまり見るなよ......恥ずかしいだろ」と口をとがらすみくちゃん。そればかりか"アイツ"の手でペニバンをしごかれると眉をしかめて切なそうな表情を浮かべます。
うう、この絶妙な"やおい感"がたまらないんだよなあ。
亀頭をこすりあわせたり、なぜかみくちゃんが"アイツ"のアナルを舐め舐めしてペニバンで犯したり。倒錯した男同士（？）のセックスを存分に楽しんだ後は、これまた胸キュンの男と女のセックスへ。

みくちゃんがペニバンの下のオマンコを舐められて「汚ねえよぅ......」と恥じらえば、"アイツ"は「お前も舐めてくれただろ」なんて優しく応える。ここでもやおい感が炸裂です。
ペニバンを付けたままいろんな体位で交わり、前半戦とは違った"受けモード"で甘い喘ぎ声をあげる男装美少女。
「らめぇ、チンポが入ってくぅ～！」なんて女の子まるだしの甘え声をあげながらも完全に女性化はせず、常にチンポをしごいて世界観を保っているのに感心しました。

ペニバン女子に興奮するって人はもちろん、BL好きの女子が観ても楽しめそうな一本です。

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