WEB SNIPER's special AV review.
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平凡なサラリーマン「僕」は、以前付き合っていた元カノのことを忘れられずにいた。浮気の原因は、彼女の浮気。ある日、街中で見知らぬ男と一緒にいる元カノを偶然目撃した「僕」は、罪悪感を覚えながらも彼女を尾行、怪しい倉庫の中にある特設リングに辿り着いた――。広告業界で活躍するプロのクリエイター集団「東京ミックス」が放つ、格闘プレイに特化したM男性向けのマニアックな映像作品。仕事柄ときどき目にはするけれど、内容がいまいちヌルかったり、出ている女の子までマニアックなタイプだったり、失礼ながら一般的なAVのクオリティと比べると「やっぱりマニア物だよな」というイメージがあったんですよね。素人っぽいというか。
だからこそ、本作を観たときは「おおっ!」と思いました。
なんでもこの作品を手掛けたのは、その筋のマニアで広告業界でも活躍しているプロのクリエイターなんだそう。
「いやいや、こういうのは雑で素人っぽいところがイイんだ」なんてことを言う人もいるでしょうが、実際に観たら今までにない完成度に驚かされるんじゃないでしょうか。
本作が素晴らしいのは、なんといってもまず映像のカッコ良さ。
内容は元カノがM男と3ラウンド格闘する(というか一方的にいじめる)というシンプルなつくり。舞台も最初から最後までリング上だけなので単調になりがちなんですが、映像がキレイなせいかグイグイ引き込まれます。
驚いたことに、マニア物にありがちな安っぽさがまったくないんですよね。
そして、設定が緻密なこと。
主人公である"僕"は、向こうの浮気が原因で別れた元カノを何年も忘れられずにいる気弱な男。
ある日、街中で見知らぬ男と歩いている彼女を偶然見かけた"僕"は、2人が重々しい雰囲気の倉庫に入っていくのを目撃します。倉庫の中を覗きこむと、そこにはなんと大きな特設リングが。そこはM男と女子レスラーを戦わせ、何秒でKOされるかを賭けるというアンダーグラウンドなSMファイトクラブだったのだ――。
基本的にはリングの上で戦うだけなんですが、冒頭にこんな説明が入るだけで、グンと想像が広がります。
1ラウンド目で元カノがM男と戦っているのを観た"僕"は、2ラウンド目で覆面をかぶり彼女に挑戦。結局負けて覆面をとられ、3ラウンド目のエキシビジョンマッチで屈辱的な罰を受けさせられる。
元カノがSMファイトをしてるというショック、でもそんな事実に興奮してしまう自分......ほら、ちょっとキュンとくるでしょう。
さらに、主演は前田敦子のそっくりさんとしても有名な琥珀うた。
この手の作品は、あまり有名じゃない女優さんや素人を使うことが多いと思うんですが、やっぱり人気女優は華があります。
ルックスがいいだけでなく喋りも達者で、
「あんたホントに男なの? チンポついてんの!?」
「さっきからアーアー騒いでんの全部喘ぎ声に聞こえるんだけど。気持ちわるーい!」
なんていう罵り言葉もバッチリ。
こんなスレンダーでカワイイ女の子になら、M男じゃなくてもいじめられたくなっちゃいますよ。
中でもさすがだなと思ったのは、"僕"が元カノと戦って覆面をはがされてしまうくだり。
相手が元彼と知って驚くかと思いきや「ちょ、マジうける! 元カレなんだけどー!」とギャル口調で一刀両断。男が手で顔を隠そうとすれば「お前、それ何だよ。目線かよ。ウケる!」「コンビニ雑誌の風俗嬢かよ!」と高笑いして、元彼をどん底に叩きこむ。
こんなテンポがよくてセンスのいい責め、なかなかできるもんじゃありません。いやあ、さすが琥珀うた、ナイスキャスティング。
格闘の技もAV女優とは思えないほどキマっております。
作ったのも出演しているのも確かな技術を持ったプロ、でも格闘プレイを愛する魂はしっかり残ってる。
マニア物の新しい境地を開いた一本だと思います。
文=遠藤遊佐
ここは、アンダーグラウンドなSMファイトクラブ――
元カノデスマッチ本編予告【進撃篇】 投稿者 tokyomixed
『元カノデスマッチ』(東京ミックス)
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