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男の人よりも女の人に見られるほうが恥ずかしい――アナルレズは初めての有本紗世が、羽月希の前でアナルをピクピク。羞恥はやがて興奮に変わり、双頭ディルドを使った「アナルとアナル」「マ○コとマ○コ」「口と口」に突っ込んでの6穴連結へ! 美女と美少女の禁断アブノーマル・レズビアン。いや、違うのだ。筆者は、羞恥が好きなのだ。だから最も恥ずかしい羞恥の器官としてのアナルが好きなのだ。これは思春期の頃から団鬼六を始めとするSM小説を読んで来たからの刷り込みなのだろう。あの手のSM小説では、肛門は性器以上に恥ずかしい部分という位置づけに置かれている。だから、あっけらかんと肛門をいじられてゲラゲラ笑ってるようなアナル物には全く興味をそそられない(一時期、そんな脳天気な浣腸物が乱造されて、げんなりしたものだ)。身も世もなく恥じらってくれてこそ、アナル物だ。
そういう観点から見て、本作は素晴らしかった。性器を見られることには慣れているAV女優でも、肛門を見られるのは恥ずかしいという話はよく聞く。そして、男性に見られるよりも同性である女性に見られるほうが恥ずかしいというのも、よく耳にする話だ。
羽月希と有本紗世の共演作であるこの「アナルぴくぴくレズビアン」は、そうした羞恥を見事に描写してくれている。
羽月希といえば、アナル物もレズ物も多数こなしてきたベテラン女優だし、有本紗世もどちらも経験がある。しかし、これがアナルでレズという複合になると、途端に恥ずかしくなるようなのだ。
基本的にはドキュメントタッチで撮られていて、彼女たちの素の反応が楽しめる作品なのだが、最初にお互いの肛門を見せ合うシーンから、もう羞恥全開。実は二人共、事前に肛門にディルドを挿入しているのだ。お互いにそれを引き出し合うというプレイ。ベテランの羽月ですら、さすがに恥ずかしそうだ。
その後は、本格的なレズプレイに突入し、お互いのアナルを舐め合い、指を入れ合い、さらには羽月がペニバンで有本のアナルを犯す。レズの名手として知られる羽月だけに、このあたりのリードも見事だ。
続いて、唯一のフィクションタッチである「アナル研究所」のパート。白衣(ピンク色だが)にメガネの博士姿の羽月、ナース姿の有本のどちらもハマっていて可愛らしい。マッドサイエンティスト羽月が、有本に肛門を研究材料として提供することを要求する。研究のためならと羞恥に耐えながら、お尻を突き出す有本。そのやりとりもコミカルながら、羞恥をしっかりと描き出していて、興奮させてくれる。一本まるまるこの設定で行って欲しかったほどだ。
そしてラストは、「6穴をつないでぴくぴく」のパート。6穴とは、二人の口、マンコ、尻穴を指す。つまり、口と膣と肛門をそれぞれ双頭ディルドでつないでしまおうというレズプレイだ。ここでの二人の感じっぷりも圧巻。
堂々とした羽月希のリードと、少女のように可憐な有本紗世のコンビネーションもばっちりで、羞恥メインのアナル物として、実に楽しめる一本になっている。
文=安田理央
『アナルぴくぴくレズビアン(レズれ!)』
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14.07.05更新 |
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