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スナイパーAVレビュー!
強制柔軟開脚体操、空気椅子スクワット、腕立て、腹筋、腿上げ、真冬の冷水責め、腹部殴打......さらには重苦しい説教に精神をも追いつめられる「シゴキ」のオムニバスドラマ。上官の部屋に招き入れられる、迷彩服姿の女性兵士。ちょっと広瀬アリスに似た、ボブカットのイイ女である。すると上官は「お前、俺のことホモと言いふらしてるそうだな」と問い詰める。「いいえ、私は言ってません」と即答で否定するも、「スクワット用意!」の号令で開始。これがワンカットで50回以上は続く。続いて「腕立てやってみろ」。女の子が腕立て伏せはそう出来るもんじゃない。十数回で倒れてしまうと、「お前、ふざけてんのか」と叱咤。尚かつこの上官がまた、ホモと言われても仕方ないほど女々しいヤツで、「お前はそもそも暗いんだよ」「陰気なんだ」「つまんない女だよ」とネチネチ精神的にもいたぶる。するとポロポロ泣き出すアリスちゃん、観てる方は思わず胸がキュンとなる(涙)。
次がおそらく本作のハイライトだろう。『補欠部員・いきすぎた指導編』と題して、寒風吹きすさぶ屋上に立たされるジャージ姿の女子高生。対峙するのは竹刀を持った男性教師だ。「その目つき、ヤル気ありますか?」と敬語から入るのがまずムカつく。そしてコイツは最初っから「遊びでやられても困るんだよ。辞めて受験勉強した方がいいんじゃないの」と彼女を精神面でもイジメるのだ。続いて「他の部員にも迷惑なんだよ」と言われるとついに泣き出してしまう。さらには「お前んち、両親共働きだよな。手伝いしたほうがいいんじゃないの?」と家庭の事情にまで踏み込む。しかし彼女は「ヤル気はあります!」「部活、辞めたくないです」と、その健気な姿勢にオジサン思わずもらい泣きです。
「よし、じゃあついて来れるな」とシゴキ開始。柔軟体操と称して、両脚180度開脚のうえ、後ろから無理矢理上体を押さえつけられる。「ううッ、うううーッ」と本気で苦しがる彼女。続いて脚を持たれて手で歩かされる「手押し車」シゴキだ。このとき純白のパンティが覗くのだが、生理中なのか、赤い染みがあるのが何とも哀しい。最後は「お前は精神修行が足りない」とたらいに水を張り、「入れ!」と命令。下半身を浸からせる。しかも〈※撮影時は2月である〉とテロップが出る。「どうだ、温かいか?」と聞かれ、ガタガタ震えながら「ハイ、温かいです!」と答えると、「もっと温かくしてやろう」と氷を投入する極悪非道。
続くパートは『古武術忍者部・くのいち編』。〈忍術格闘を伝える日本でも珍しい伝統校にある体育部〉と説明があり、AKB風の可愛いチェックの超ミニスカ、白ブラウスにネクタイという女子高生が赤い覆面で立っている。「構え!」と言われ、教官から野球のノック風に容赦なくボールを打ちつけられる。ココで特出すべきは「女中変化の術」のシゴキ。「女中に化けて敵の屋敷に侵入するのだ」とトイレ掃除。「キレイになったか?」「ハイ」「じゃあ舐めてみろ」と便器を舐めさせられる。この時点ですでに2時間が経過しているが、次の『総合格闘技ジム編』でやっとセックスがある。セパレートの練習着姿の女性格闘家。トレーナーから容赦ないボディブローと寝技の股裂きでシゴかれるが、その後、背後から優しく抱きしめられ、「プロデビューしたいなら俺の言う通りにしろ」とセクハラ。巨乳を揉まれ、フェラ、本番と進む。
ラストが、恐さで言えば一番だろう。「徳永れいさんですね。今日はAV女優さんに身体を鍛えてもらう企画ということで来て頂きました」と慇懃無礼に始まる。「じゃあ、腕立て伏せから始めましょう」と、徳永嬢は女性にしては頑張って20回やり遂げる。すると、「アナタ、ふざけてます? 何ンで20回でやめたんですか。誰も回数なんて決めてませんよ」と追い込まれる。続いてその場での股上げ走、空気椅子。ラストは「腹筋運動」と称して鉄棒で懸垂。ボディブローで完膚無きまで叩きのめされるのである。
文=東良美季
『ヤキ入れ錬成女子 入魂シゴキ倶楽部』(シネマジック)
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17.10.13更新 |
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