WEB SNIPER's special AV review.
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スナイパーAVレビュー!
不思議な力を持つ魔女に導かれ、自分をレイプした男たちへの復讐を始めた女子校生・亜衣。泣きながら犯される亜衣でヌクもよし、魔力と淫力を駆使して男に快楽拷問を与える亜衣でヌクもよし。さらには往年の『女体拷問研究所』ファンにはたまらない伏線もあって......!? 楽しみどころが豊富な一本!!身も心も引き裂かれ男達への復讐を誓った彼女は、ある日街で男を惑わす不思議な力を持った魔女たちと出会う。「自分もその力が欲しい......」そう願う彼女に、魔女たちは男に絶大な快楽恐怖を味わわせる秘儀を伝授する。"大切な何か"を失うことと引き換えに――。
美しくて強い女が、マッチョな男に女性化してしまうほどの強烈な快感を与える......というフェミ感のあるマザーズ節に人気女優の上原亜衣ちゃんを投入した、一風変わったドラマ物であります。
今のAVではレイプされた女が復讐するって設定自見かけないし、その手段がなんと"魔女による秘儀"。黒ミサでもするような真っ黒なマントを身にまとったまま男を責める姿は、ちょっと笑ってしまいそう......。
でも、本作をただの"AV版エコエコアザラク"だと思ったら大間違い。実はかなり真面目で、観ているとつい「ジェンダーとは何か」みたいなことまで考えちゃうんですよね(まあ、それがAVとしていいか悪いかは別として)。
物語は、今は国家安全捜査局の調査員として働く亜衣ちゃんが、17年前のレイプ事件を回想するところから始まります。
「やめてぇ、やめてぇー!!」という必死の抵抗もむなしく、4人の心ない男たちに輪姦されてしまう亜衣ちゃん。個人的に女が泣くようなレイプは嫌いなんですが、彼女みたいな美少女だと泣いてても絵になりますね。
上原亜衣の凄さって、これだけたくさんのAVに出てるのに無垢でスレてないところ。身体も大人の女より胸の位置が高くて、色素が薄くて、ロシアの美少女のよう。こういうタイプってなかなかいません。
レイプのショックで抜けがらのようになり、街をさまよう亜衣ちゃん。
中盤からは魔女役の2人も合流し、3人でよってたかって女を喰い物にした悪い男に快楽拷問を与える展開に......。いわばエロ魔女の実施研修みたいなもんですね。
餌食になるのは、最近マゾAVでよく見かけるおじさん男優。最初はオドオドしていた亜衣ちゃんも、ベテランのお姉さま方2人に促されるとおずおずとチンポに手を伸ばし始めます。
ここでのプレイは一般的な痴女プレイと違い、手術用のゴム手袋をしてM男のアナルを責めるというマニアックなもの。医療行為みたいで私はあんまりグッとこないんですが、M男が大声をあげて感じまくるところを見ると、破壊力は高そうです。
お姉さま方にしっかり魔性の力を伝授され、ラストシーンではいよいよ復讐に乗りだします。
レイプ犯の一人をつきとめ、教えられた秘儀をフルに使って憎い相手に快楽を与える亜衣ちゃん。子犬みたいな大きな目をキラキラさせて痴女に徹する姿は、華があって、さすが人気女優って感じです。レイプされて号泣していたウブな子が男を手玉に取るエロ痴女に変身したと思うと、女の凄みみたいなものも感じちゃったりして......。
ただ、ちょっと残念だったのは、魔女のお姉さま方もプレイに参加していたこと。
大勢の女に責められたいという殿方もいるんでしょうが、集団痴女は前のシーンにも入ってるんですよね。せっかくなら亜衣ちゃんの初々しい魔女セックスをじっくり味わいたかったかな。
こんな感じで上原亜衣ちゃんの魅力とマザーズ独特の世界観がミックスした本作。でも、実を言うと私が一番テンション上がったのは最後にちょっとしたオマケのような感じで明かされた壮大な伏線だったりします。
この作品を撮ったのは、ベイビーエンターテイメントのkoolong監督なんですが、亜衣ちゃんが復讐したレイプ犯は17年後、彼の代表作である『女体拷問研究所』のあの名物キャラクターに成長するっていうから驚くじゃないですか。
しかも、本作で若き日のレイプ犯を演じるのはエロメンの一人でもあるムータン(旧ムーミン)なのに、成長した彼は......ああ、これが同一人物だなんて無茶でしょう!
種明かしになるので言いたいのをグッと我慢しますが、ベイビーエンターテイメントのAVをよく見る人なら、きっとこの気持ちをわかってもらえるはず。
『女体拷問研究所』のファンの方はお見逃しなきよう。
文=遠藤遊佐
『魔淫の拷問 第一章 凄絶なる快楽魔女性感 女体拷問研究所ライジング (MotheRs)』
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14.08.17更新 |
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