女王様・M男動画サイト 1 ミストレスランド 1 本家三行広告 1
最新記事20件
特選AVレビュー『となりの奥さん ハメチャイナ メイメイ』(HMJM)
インターネットラジオ番組「安田理央と遠藤遊佐のダメダメ60分」リターンズ!第3回
特選AVレビュー『めちゃシコ絶対服従アイドル/百合華 』(ワープエンタテインメント)
特選AVレビュー『闇に沈められたプリマ バレリーナ捜査官暴力監禁室』(シネマジック)
特選AVレビュー『俺のエロビデオ』(ドリームチケット)
特選AVレビュー『今日も義父に玩具にされて.../椎葉みくる』(光夜蝶)
雪村春樹流 緊縛ワークショップ『縄で組み立てるSMプレイ』 講師:紫春晏(紫春晏 写真展『日常とSMが混在した日常』展示記念イベント)開催!!
特選AVレビュー 『ヨーロピアンクォーター グラマラス爆乳ガール』(マザー)
読者代表takashi部長がイク! 第7回 鶯谷「Mフェチ・アブノーマル専門店 マニア東京」ユン -yun-さん【3】
読者代表takashi部長がイク! 第7回 鶯谷「Mフェチ・アブノーマル専門店 マニア東京」ユン -yun-さん【2】
2ページまんが 酒場の女【19】
読者代表takashi部長がイク! 第7回 鶯谷「Mフェチ・アブノーマル専門店 マニア東京」ユン -yun-さん【1】
特選AVレビュー『挑発面接室/篠田ゆう』(ワープエンタテインメント)
特選AVレビュー 『美少女機械人形●B×アナル&マ●コ2穴中出しファック×10連続大量ザーメンぶっかけ ほのか』(TMA)
秘めごとをさらす-現代のお籠りと鏡 インベカヲリ★写真展「理想の猫じゃない」 文=三木学
『マッド・ボンバー』みたいな映画が好きな私としては、本作で最も「ダメな僕」なのは殺人者になってしまった爆弾犯人だと思う!しかし...... 映画『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』公開中!!
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2018年5月号
特選AVレビュー『変態ドM巨乳素人女徹底調教』(クリスタル映像)
ベッドで仰向けに横たわるマゾなあなたに人気店所属美人ミストレスの豊満な乳房が、巨大なお尻が迫りくる―― VR映像作品『【VR】エリカ女王様がエッチにVRお仕置き!』発売!!
特選AVレビュー『ウチのイケメンの息子を男の娘にするからそれを担保に金くれ。』(Men's LAB)
アクセスアップ
新刊情報
臨時増刊 ラヴァーズ Vol.2(ミリオン出版)
艶熟SPECIAL Vol.35(大洋図書)
柔肌まさぐる夜這い(ミリオン出版)
漫画奥様のエロス Vol.16(ミリオン出版)
giri giri Vol.24(大洋図書)
俺の旅 2018年7月号(ミリオン出版)
よろめき 2018年7月号(ミリオン出版)
別冊投稿キングDVD 2018年7月号(ワイレア出版)
花と蜜 2018年7月号(ワイレア出版)
働くレディ お貸しします Vol.41(ミリオン出版)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter

月一更新!
the toriatamachan
女の子にとって、「美醜のヒエラルキー(それによって生まれる優劣)」は強大だ! 「酉年生まれゆえに鳥頭」だから大事なことでも三歩で忘れる(!?)地下アイドル・姫乃たまが、肌身で感じとらずにはいられない残酷な現実。女子のリアルを見つめるコラムです。
 | 
あ、忘れてた。

私が働いていたフレンチレストランには、父親ほど年の離れたシェフがいる。それから営業時間だけ標準語になる広島弁の店長と、猫が好きなお姉さんとギターが好きな男の子。全員で五人しか従業員がいない小さな店だ。
去年までひとつ年上の男の子がいたけど、大学四年生になってすぐアメリカへ留学に行った。アメリカ行きが決まった途端に、USAとロゴの入ったパーカーを着るような調子のいい男の子で、みんなから好かれていた。あとはタイ人の男の子もいたけど、三日で辞めた。名前は長すぎて忘れてしまった。
それとお客様からワインを注文されたのにすっかり忘れていた私、21才、大学四年生。

出勤したらまず洗い物をする。昨夜、洗いきれなかったワイングラスと灰皿には、遅くまで食事していた人たちの会話が降り積もっているみたいだ。吸殻を専用の缶に捨ててから、降り積もった会話と一緒に灰を洗い流す。カクテル用のレモンとライムを半分ずつ切ったら、営業開始だ。

この店には時々、とても美しい女の子がふたり、仕立てのいいスーツを着た初老の男性と共に来店する。女の子たちはふたりとも、ハイブランドのファッションショーを抜け出してきたみたいで、来店するたびに一瞬どきっとする。ついさっきまでにこやかに食事をしていた同伴中のキャバクラ嬢なんか、あからさまにつまらなさそうな表情になってグラスに残った氷を噛み砕き始める。
彼女たちは少し重たくて渋い赤ワインが好きだ。前菜やスパークリングワインなどお構いなしで、最初から重たい赤ワインを飲む。そして恐るべき速さでボトルをかぱりと空けるのだ。いつも、だいたい一本と半分を飲んだところで、ふたりはキスをする。

初老の男性は酒を飲まない。サンペレグリノを飲みながら、時々マリネを口に運ぶ。彼女たちはよく飲むうえに、好きなものを好きなだけたくさん食べる。厚切りのバケットにのせたリエットや、こってりしたビーフシチューを、細い体のどこにいれているのか不思議なくらい。そして長い手足を伸ばし合っては、仲の良すぎる姉妹のように見つめ合って、けたけたとよく笑う。
そんなふたりを初老の男性は、フレームの細い眼鏡の奥から、遅く生まれてきた娘たちを眺めるように目を細めて見ている。

ワインを二本と半分ほどあけると、片方の女の子は煙草を吸う。フォン・ド・ヴォーの匂いがかき消されるくらい、甘ったるい匂いのタバコを。彼女が煙草を吸うと、もうひとりの女の子は顔を寄せて、甘い煙と一緒に彼女の髪の匂いを吸いこむ。そしてそれをごちそうに、残りのワインを飲み干すのだ。
ふたりの食事が落ち着くと、初老の男性はなぜかいつもノラ猫の話をする。さっきまで髪に顔をうずめていた女の子は、顔をしかめてから、「もう、また猫の話」と、からかうように笑う。もう片方の女の子は煙草を吸いながら、「私は猫好きよ」と、男性の話を聞いていた。
チェシャ猫でも出てきそうな量のもくもくとした煙が、遠慮なく甘い匂いとともに流れ出しているのを、不思議と誰もとがめない。

会計になると彼女たちは男性から伝票を奪う。「こらこらやめなさい。そんなことしたら君たちのことを嫌いになるぞ」と慌てる男性を、ふたりは気にもとめない。そして、「このくらい平気よ。私たちの仕事、知ってるでしょ」と、いたずらに笑うのだ。

結局、私は彼女たちがなんの仕事をしているのか知らないまま、三年弱働いたレストランをやめた。ワインのオーダーを忘れたせいではない。就職に関するあれやこれで忙しくなってしまったのだ。
大学の就職活動からはずれたせいで、四年の夏休みだというのにまだ就職先が決まっていない。しばらくは、あちこちからかかる正社員の誘いにふらふらしていたが、いい加減インターンみたいなことでもしてみるかと、誘われるがまま、とある企業にはいった。私はそこで姫乃ちゃんと呼ばれている。

思えば四年前、就職するために大学に入ったんだけどなあ。友達をつくることもなく、飲みに行くのは仕事の人ばかりで、私を本名で呼ぶのは家族と、親友の女の子だけになってしまった。それは考えてみれば悲しいことなんかじゃなかったけれど。
しかしレストランは、本名の私にも価値があると思わせてくれる貴重な空間だった。不思議なことに私は昔から本名の自分と姫乃たまを同じ人間だとは思えない。そのため、いくら仕事で成功しても、この先ちょっとした名声を手に入れる瞬間が来たとしても、私が心の底から満たされることはないだろう。
最後の日、閉店後にみんなでワインをのんだ。あの子たちの好きそうな重くて渋い赤ワインだった。帰り道は本名の私がゆっくり死んでいく気がして、千鳥足で少しだけ泣いた。

頭の中に思い浮かぶのは、彼女たちだ。あの奔放さ。自らの美しさによる弊害を気にもとめないようだった。たとえば知らないキャバクラ嬢に睨まれたりだとか、そういうことを。彼女たちは私が見る限り、いつでも自分のままでいた。誰もが持っている複数の顔や人格を、彼女たちは持ち合わせていないように思えた。
いつか私と姫乃たまがひとつになる日が来るんだろうか。この世界のどこかに長い手足を伸ばしながら、赤ワインをのむ彼女たちはいる。そう思うと、そんな日がいつかやってくるような気がした。その日が来たとき、細いフレームの眼鏡の奥から穏やかに見守ってくれる誰かがいたらいいなと思った。

文=姫乃たま

関連記事

とりあたまちゃん
the toriatamachan

インターネットラジオ番組「押忍!! アダルト塾!」
押忍!! アダルト塾!

姫乃たま 1993.2.12下北沢生まれ/日本の地下アイドル/アダルトライター/司会/女子大生
アイドルブログ「姫乃たまのあしたまにゃーな」=http://ameblo.jp/love-himeno/
アダルトブログ「地下アイドル姫乃たまの恥ずかしいブログ」=http://himeeeno.hatenablog.com/
Twitter=https://twitter.com/Himeeeno

白根ゆたんぽ 1968年埼玉県生まれ。イラストレーター雑誌や広告、webコンテンツなどにイラストを提供しているほか自身のZINEのシリーズ「BLUE-ZINE」や個展の図録「YUROOM GIRLS SHOW」などの制作、販売も行っている。最近の仕事に「ノベライズ・テレビジョン」(河出書房新社)装幀、「セックスペディア」(文藝春秋)カバーイラストなど。
http://yuroom.jp/
 | 
14.08.30更新 | WEBスナイパー  >  とりあたまちゃん
姫乃たま | 白根ゆたんぽ |