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2014.1.26 Sun at pstudio
2014年1月26日(日)東京「pstudio 千駄ヶ谷マンション」にて開催
日本が世界に誇るジャパニーズ"フェチ"という共通テーマの元に、AV・エロコスプレイヤー・アーチスト・女優とジャンルの境界線を超えて行なわれる、即売会&パフォーマンスイベント「フェチフェス」。前回の「リョナフェス」を挟み、より熟成された状態での開催となった今回の盛り上がり具合はいかに......。フェチ仲間と共に「サークルおしどり」として出店も行なった安田理央さんに当時の模様をレポートして頂きます!!
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番外編の「リョナフェス」を含めると、早くも四回目の開催となる「フェチフェス」。参加サークルも、客(コミケなどと同様に一般参加という位置づけになっている)も回を追うごとに増加し、ビッグイベントとしてすっかり定着したと言えよう。開場時には、会場のスタジオ前に入場待ちの長蛇の列が出来ていたそうだ。

筆者も「フェチフェス02」に引き続き、小林電人、思春期マーブル、大泉りか、りえ坊らと共に「サークルおしどり」として出店参加したのだが、スペースは常に満員状態で移動するのも一苦労。その熱気は凄まじいものがあった。


↑筆者率いる「おしどり」はオリジナルのDVDマガジンなどを販売。


フェチフェスの公式サイトには、「世界に誇るジャパニーズ"フェチ"という共通テーマの元に、AV・エロコスプレイヤー・アーチスト・女優とジャンルの境界線を超えた即売会&パフォーマンスイベント」という説明が書かれているが、このイベントで販売されるものは、かなりバラエティに富んでいる。
フェチ系やSM系のAV(DVD)も当然、多いが、大半のブースは購入すると出演モデルを撮影できるという特典を付けていた。
最近は三次元のアダルト色の強い即売会イベントとして、「コスホリック」や「ROMけっと」などもあるが、こうしたイベントでも、撮影や握手が出来るという特典販売は定番となっている。

しかし、フェチフェスの場合は、さすがにひと味ちがう。「TEAM凛龍」のブースでは、購入者は二人の女王様による顔面騎乗と鞭打ちの体験が出来る。これが体験などという生易しいものではなく、SMクラブ並のハードなプレイなのだ。専用の台に拘束され、顔を押しつぶすような顔騎、そして激しい一本鞭。体験者は皆、壮絶な悲鳴を上げていた。
今回はこうした「プレイ」的なサービスを行なっていたブースが目立った。「Klathkel」では「眠り女子」という写真ROM販売にちなんで女の子による「添い寝orハグ」のサービス(ただし女性客のみ)、「口枷屋モイラ」では、なんと彼女の黒髪触り放題、「CPE」ではキャットファイターによるローションプレイ(ただし腕のマッサージ)、さらに「渡邊みり」ブースでは、バキュームベッドの体験まで出来た。


↑過激な露出が目を引いた女流緊縛師・結月里奈と坂井伊織。

↑最も注目を集めていたTEAM凛龍の顔面騎乗体験の特典。

↑眠り女子ROMを販売したKlathkelブースでは、本当に女子が熟睡。

↑こんな人たちがウロウロしているのもフェチフェスならでは。

↑口枷屋モイラの黒髪触り放題。お客はみんな紳士的だったとか。


一歩間違えば風俗スレスレのサービスと言えなくもないが、フェチという特殊な切り口とユーモアのため、生々しさを感じさせることなく楽しめる。
フェチフェスならではのグッズの販売も多い。使えるようになめした麻縄やそれに使う馬油、開口器、裸エプロンプレイ用のエプロン、世界最強の電マ、リョナ・フィギュア、緊縛マスコットなど、他の即売イベントでは絶対に目にすることはないだろう。
AVなどのソフトよりも、体験やグッズのほうが主流になっているというのは、なかなか示唆的だ。音楽業界が、CDなどの音源を販売することよりもライブやグッズなどが売上のメインになっていることと、シンクロしているように思えるのだ。


↑麻縄や手入れ用の馬油、さらにフォトブックなどを販売した「神縄会」。

↑もちろんその場で緊縛パフォーマンスも。

↑「グロテスクアテナ」では裸エプロン用エプロンやフェティッシュな衣装やアクセサリーを。

↑「エピキュリアン」は、もちろん開口器を始めとするSMグッズを。

↑漫画家・小本田絵舞は原画の展示の他に着せ替えペーパークラフトや緊縛マスコットを販売。

↑アダルトショップの「ラブ・メルシー」は世界最強の電マ、フェアリー・ブラックを特別価格で。

↑フェチとは関係ないようだが(笑)強烈なインパクトのあった森翔太の仕込みiPhoneアダプター実演。

↑ririco:ramuの可愛らしいツノカチューシャ。

↑「KARZ WORKS」の欠損少女やゾンビナースなどのリョナフィギュア。


AVメーカーでも、DVDよりもオナホールなどのアダルトグッズの売上が大きくなっていく会社もあると聞くし、AV女優も撮影会やサイン会などのイベントが仕事に占める割合が高くなって来ている。AV女優のショー劇場「ハッピーアワーシアター」が昨年末に王子にオープンしたというのも、そうした流れの上にあるだろう。
音楽業界では、ライブが出来ないミュージシャンは厳しい状態にあると聞く。もはや音源は無料で入手できるようにして、ライブに来てくれるファンを獲得するための手段のひとつとなりつつあるのだ。

アダルトコンテンツの不況は、ネットなどで無料で見られるサンプルや、違法に流通している動画ファイルなどでユーザーが満足してしまい、わざわざ購入してくれなくなって来ていることが大きな原因である。
アダルト業界も音楽業界を見習って、収益構造を変えていく必要に迫られているのかもしれない。
まるで大人の学園祭のように楽しいフェチフェスの現場で、そんなことを考えてしまった。

写真・文=安田理央

関連サイト

「フェチフェス 」公式サイト

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安田理央 1967年生まれ。エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。
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文=安田理央 |