異端のAV監督・ゴールドマンが放つ待望の新作小説 毎週木曜日更新!
Interview with Love-Storyteller by Goldman [SEX・MINUS・LOVE-MACHINE]
数々の伝説に彩られた異端のAV監督・ゴールドマンによる書き下ろし小説第2弾! 金も地位も名声も手に入れたはずの美人恋愛小説家。しかし彼女には男運だけがなかった。その秘められたる理由とは――。一度ハマッたら二度と抜け出すことができない、対話形式で繰り広げられるエクストリームな愛の語らい!!
いつの時代においても、
女と男のセックスと恋愛に関する悩みは、
永遠に尽きることのない泉のようなものだが、
近代にあっては、
ことさら複雑で、
とても奇妙な味わいに満ちている。
それらは、 決して甘ったるいだけのものではなくて、 ベットリと舌の上にこびりついて離れない、 ひどく後味の悪いマーマレードみたいなものなのだ。
第十一章 僕から……「お礼の手紙・愛のお誕生日」
それらは、 決して甘ったるいだけのものではなくて、 ベットリと舌の上にこびりついて離れない、 ひどく後味の悪いマーマレードみたいなものなのだ。
ご多忙のことと思いますが、
いかがお過ごしですか?
先日は、美味しいディナーをごちそうになり、
ありがとうございました。
心より、感謝いたしております。
また、二人きりの恋人ムードの夜も、
最高の思い出となりました。
自分的には、
食事中に、緊張をときほぐすため、
ワインをガブ飲みしてしまい、
もしかしたら、
貴女に、失礼なことを言ったんじゃないかと、
少しばかり、反省しております。
もし、失礼があったなら、お許しください。
正直な話……
貴女の美しさと、
チャーミングな人柄に、
日に日に、
魅せられていってる自分がいます。
恋をした?
なんて言うのは、ガラじゃないんですが、
はっきり申しまして、
貴女は、
僕にとって、
どんな宝石よりも、ステキな存在です。
厚かましいとは思いますが、
今後も、個人的に、
親密にさせていただけると、
幸いです。
愛のお誕生日に、乾杯!
いつまでも、ステキな二人でいられますように……。
P.S.
やっかみのような
悪い噂も、時々耳にしますけど、
だけど、絶対負けないで……、
それは、
貴女が美しすぎるから……、
貴女がステキすぎるから……、
貴女に才能の泉が、あふれすぎてるから……、
だから、
他人は悪く言うかもしれないけど……、
でも、僕の心は、
いつだって……、
貴女とひとつに、とけてしまっているのです。
心から、
愛してます。
それでは、
また、お逢いできる日を楽しみにしております。
with LOVE
第十二章 恋愛小説家「求愛・エレガンスは永遠に……」
お忙しいところを、申し訳ありません。
「いえいえ、私のほうこそ、バタバタしてしまっていて……」
新作のほうは、無事完成されて?
「はい、おかげ様で、来年末に発売できる運びとなりました」
それはまた、反響が楽しみですね?
「そうですね。自分でも、ワクワクしております」
ちなみに、本のタイトルは?
「はい、『私の愛は永遠にエレガンス』です」
ステキなタイトルですね!
「ありがとうございます。この言葉は、私の人生の最大のテーマなんです」
全女性の憧れですね!
「やはり、女性の生き方というのは、究極的には、愛とエレガンスに満ちていてほしいと思うんです」
その通りですね!
「そして、そのマインドを、永遠に持ち続けて欲しいと……」
そのためには、どうすればいいんですか?
「フッフッフッ、それは、本を買って読んでいただければわかります」
はははっ! そりゃあ、そうですよね?
「ぜひとも、お金を払って買ってやってください」
また、ベストセラーになっちゃいそうですね?
「フフフッ、そうだとしたら最高なんですが……」
ちなみに、また莫大な印税が入ったら、何に使いますか?
「そうですね、最近ちゃんと恋をしてないから……」
恋してないから?
「買えるものなら、“恋愛”を買ってみたいですね、フフフッ」
お金で買えちゃえばいいんですけどね?
「フフフッ、それも究極の“真実の愛”であれば、いくらでもお金は払いますけど……」
……。
「あらっ、どうなさったんですか?」
……。
「ご気分でも悪くって?」
ぼっ……僕じゃ、ダメですか?
「はあ? なっ、なにをですか?」
貴女の……貴女の、究極の……恋人です……。
「……」
僕はっ……貴女の、究極の恋人に……なりたいんです!!
「……うれしいですけど……」
うれしいですけど……?
「どうなんですか?」
どっ、どうって?
「アッチのほうは?」
アッ、アッチって、どっちですか?
「アッチって言ったら、チンボコしかないでしょう?」
チッ、チンボコですかぁ?
「実際問題、ムケてるの? ムケてないの?」
あっ……かっ……仮性包茎です……。
「大きさは?」
へっ……平均より……、ちょっぴり小さめです……。
「持続力は?」
なっ……なまでハメると……、すぐイッちゃいます……。
「……」
こっ……こんな僕でも……貴女の恋人に……なれますか?
「問題外!!」
……。
「なめてんじゃねぇよ! このちんかす野郎っ!!」
ひぃぃっ!!
「テメエみてえなちんかす野郎とつきあうために、生まれてきたんじゃねえんだっ!」
そっ……、そんなにちんかすだらけでは……。
「ウルセーッ! ちんかすなんて全部一緒だ! 言い訳すんなっ!!」
ごっ……ごめんなさいっ!!
「ちんかす野郎は、家でしこしこコイてりゃいいんだ、このボケがっ!!」
はっ、はいぃっ!!
「わかったら、サッサと帰ってコキやがれっ!!」
あっ、はいっ、コッ、コカせていただきます!
「なにをオカズにコク気だ、ちんかすっ!!」
あっ、はいっ、貴女のくっさいマンコですっ!
「なぬ〜っ!! もう一度、言ってみやがれっ、ちんかすっ!!」
あっ、貴女のくさすぎるバキューム・マンコですっ!
「テメ〜〜ッ!! 死にてぇのかっ、ちんかすぅっ!!」
ごっ、ごめんなさいっ! でも、僕、くっさいマンコが好きなんですっ!!
「なんだと〜〜〜っ、もう一回、言ってみろっ!!」
僕は……、くさすぎるマンコ大好き人間なんですっ!!
「……」
きっ……、嫌いになっちゃいましたよね?
「……ううん……」
くさすぎるマンコが大好きだなんて……、最低の人間ですよね……。
「いいえ……、あなたは男として、立派すぎます……」
ほっ、本当ですかっ?
「ええっ……、私もいろんな男性を見てきましたけど、立派だと思います……」
じゃあ……、恋人に……してくれますか?
「私のマンコ、なめてくれるの?」
……。
「私のマンコでよければ……、あなたになめなめして欲しいな……」
……。
「お願いします……」
……。
「ダメですか?」
……。
「……」
くっさいマンコなめて、病気になったら困るから、今日はもう帰ります。
「えっ? もう帰っちゃうの?」
はい、帰りにエロ本屋に寄って、オカズを仕入れて家でオナニーして寝ます。
「……淋しいな……」
やはり、くさすぎるマンコは、命取りです。
「……………切なすぎます…………」
(続く)
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ゴールドマン 87年にアートビデオより「電撃バイブマン」で監督デビュー。その後、実験的な作品をリリースするなどAV業界に対して常に挑戦的な姿勢を持ち続ける。中でも89年に発表された60分ワンカットの8ミリビデオ作品「なま」は伝説級。近年はハメ撮りでの言わせ系淫語で独自の世界を展開。20年間で約1500人の女とハメ撮りし、300本以上のハメ撮り作品を制作してきたAV業界の巨頭。
12.02.16更新 |
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