異端のAV監督・ゴールドマンが放つ待望の新作小説 毎週木曜日更新!
Interview with Love-Storyteller by Goldman [SEX・MINUS・LOVE-MACHINE]
数々の伝説に彩られた異端のAV監督・ゴールドマンによる書き下ろし小説第2弾! 金も地位も名声も手に入れたはずの美人恋愛小説家。しかし彼女には男運だけがなかった。その秘められたる理由とは――。一度ハマッたら二度と抜け出すことができない、対話形式で繰り広げられるエクストリームな愛の語らい!!
いつの時代においても、
女と男のセックスと恋愛に関する悩みは、
永遠に尽きることのない泉のようなものだが、
近代にあっては、
ことさら複雑で、
とても奇妙な味わいに満ちている。
それらは、 決して甘ったるいだけのものではなくて、 ベットリと舌の上にこびりついて離れない、 ひどく後味の悪いマーマレードみたいなものなのだ。
第十三章 実兄の証言「恋愛小説家・出生のひみつ」
それらは、 決して甘ったるいだけのものではなくて、 ベットリと舌の上にこびりついて離れない、 ひどく後味の悪いマーマレードみたいなものなのだ。
いやあ〜っ、お兄さん、本当にお酒、お強いんですね?
「ガハハハハッ! 田舎じゃ他に、することねえから……」
キャパクラでも、モテモテだったじゃないですか?
「ガッハハハッ! あんなムスメっコども、テレビの中でしか見たことねがったから……」
でもお兄さん、若い頃は、かなりおモテになったとか?
「あん? あのバカ、またそんなウソこいてんのけえ?」
えっ? でも妹さんは、お兄さんはモテまくってたと?
「バカこくでねぇ〜っ、このブサイクづらで、モテるわけあんめえさぁ〜!」
そりゃあ、そうですよね?
「だがらぁっ、今だにぃっ、生身の女に指一本、触れだごとねえっす」
えっ? じゃあ、40過ぎて童貞ですか?
「お恥ずかすぃ〜かぎりですぅ〜、穴があったら、今すぐぶちこみてぇっす」
妹さんは、昔からウソつき女だったんですか?
「あ゛あ゛あ゛っ、村じゃ有名なウソつき女だったねぇ〜」
どんなウソを?
「たどえばぁ、家が大金持ちだとか、学校でウソこいで〜……」
えっ? 大金持ちではなかったんですか?
「とんでもあんめぇっ! 木こりの親父が自分で建てた、ホッタテ小屋に家族で住んでだがら……」
ええっ? お父さんは木こりですか?
「そうだとも、それでオラも後を継いで、木こりになったっす」
ほえ〜っ! 妹さんは、他にもウソを?
「中学ぐれぇになると、カレシが10人でぎだどが……」
実際は、いなかったんですか?
「バガ言ってんじゃねぇっ! アイツは、村一番のマンコのくっさい女だっだがら……」
カレシができるわけがないと?
「ハンパねぇくささだよ〜んっ! 隣の村まで、有名だったさっ!!」
具体的には、どんなくささだったんですか?
「アイツが家に近づいてぐると、なんかドブ川みたいなニオイがしでぐるんだ」
げぇっ! 本当ですかっ?
「あ゛あ゛っ、とくに梅雨時なんかには、ニオイがきっづいがら……」
ニオイがきついから?
「食事中は必ず、下半身をサランラップでぐるぐる巻きにしてやったっす」
へぇ〜っ、そんな話きいたことないですね?
「いんやあ゛〜っ、でも我が家では、常識だがら……」
と言いますと?
「お恥ずかすぃ〜話なんですが〜……」
聞かせてもらっていいですか?
「実は……我が家は、バアさんも、カアさんも……」
???
「バアさんも、カアさんも……、くっさいマンコで有名だったっすっ!!」
ええっ! 一家そろって、くっさいマンコ!?
「そうっす、だがらオラも、小さい頃はよくイジメられで……」
イジメですか?
「そうっす、くっさいマンコから生まれたオメエも、絶対チンコがくせえだろっでっ……」
……実際、くさいんですか?
「…………いえっす! ……親父のチンコもくさいっす……」
……。
「……」
なんか、しんみりしちゃいましたね?
「……せっかぐ、東京見物までさせてもらっだのに……申す訳ないっす……」
いえいえ、お兄さんが悪いわけじゃないですから!
「……やさすぃんですねぇ……、さんきゅうっすっ……」
最後に、ひとつだけ質問いいですか?
「あ゛っ、あ゛あ゛っ、なんでもきいてけろっ……」
妹さんは、未だに処女だと思いますか?
「……」
どうですか? お兄さん?
「寝言こいてんじゃねぇぞっ! ゴラァーッ!!」
ひぃぃぃっ!!
「誰が好きこのんで、ヘドロみたいなマンゴにチンボゴ入れるんだぁぁっ!!」
ごっ、ごもっともですぅっ!
「なにが憎ぐでぇっ、クソつぼマンゴにチンボゴ突っごむんだぁぁっ!!」
はっ、はっ、はっ、はっ、はいぃ〜〜っ!
「都会人だど思っでっ、調子コイでんどっ、クソつぼ突き落とすぞぃっ!!」
あ゛っ、あ゛っ、あ゛〜っ、お許しくださいぃっ……!
「もう、こんりんざいっ、妹のクソつぼマンゴの話はするな゛っ!!」
あ゛あ゛っ、はいっ! かしこまりましたっ!!
「……」
よっ……よけいな質問をしてしまって……、申し訳ありませんでした……。
「……」
妹さんを……やはり……愛されるんですよね?
「いんやっ、マンゴと一緒で、今も昔もアイツは最低のクソヤロウだっ!!!」
……お疲れ様でした……。
第十四章 恋愛小説家「半年後・ドバイからの頼り」
ハロー!
ハワユー!
アイム、ファインッ!!
その節は、大変お世話になりました。
現在、私は、
ドバイの最高級リゾートに来ています。
青い海、白い砂浜、
まさに、地上の楽園です。
ちなみにホテルは、
一泊250万円する、
超豪華で、超セレブな、
ロイヤル・スウィートルームに宿泊しております。
えへへっ(ハート)
そして……
まさか、まさかの展開です。
はっきり言って、恋の予感!
現地で知り合ったイケメンくんと、
只今、熱愛? 進行中で〜す!
言葉が全然通じないので、
まだ、Hはしてないけど、
今夜あたり愛するダーリンに、
この私のすべてを捧げてもいいと、
密かに、決心しております。
なんちゃって(ハート)
そのうち、日本に戻ったら、
また、お食事でもいかがですか?
あっ、でもっ、
今はステキなダーリンができちゃったから、
できれば、今度はワリカンでお願いしますね!
えへへへへっ(ハート)
ドバイより愛をこめて……
(続く)
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ゴールドマン 87年にアートビデオより「電撃バイブマン」で監督デビュー。その後、実験的な作品をリリースするなどAV業界に対して常に挑戦的な姿勢を持ち続ける。中でも89年に発表された60分ワンカットの8ミリビデオ作品「なま」は伝説級。近年はハメ撮りでの言わせ系淫語で独自の世界を展開。20年間で約1500人の女とハメ撮りし、300本以上のハメ撮り作品を制作してきたAV業界の巨頭。
12.02.23更新 |
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